遊戯王BELIEVER ~遊戯王の新作シリーズをフラゲしてきた(笑)~ 作:ミスタータイムマン
カロンガンダムさん、お気に入り登録ありがとうございます。
活動報告の方に、伏線についての雑記を書きました。
よかったら、見てみてください。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=271600&uid=156641
近くのデュエルフィールドに移動した俺達は早速デュエルを始めた。今、相手の最初ターンが終わろうとしていた。
「どうだ!これが2部リーグチームの力だ!」
【Turn end】
手札:1枚
場:《森の聖獣 アルパカリブ》(ATK2700)、伏せカード1枚
プレイヤーカード:《ファイティング・デュエリスト》ATK2900(《ブレード・ヴォルファング》装備)、ユナイトカウンター0個
《ブレード・ヴォルファング》
レベル7地属性獣族・ユナイト・効果ATK2600 DEF2200/装備ATK+2400
獣族モンスター1体+ユナイトカウンター3個
モンスター効果
①:このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、自分の墓地からレベル4以下の獣族モンスター1体を選択して、自分フィールド上に特殊召喚することができる。
ユナイト効果
①:このカードを装備したプレイヤーが攻撃する場合、そのバトル中、互いのプレイヤーの攻撃力は増減しない。
大剣を担ぎ上げた相手は肩を獣の皮で覆われた峰でトントンと叩く。お手並み拝見、とばかり余裕綽々な表情だ。
俺は俺のデュエルをしよう。
「俺のターン、ドロー」
【Draw】
「《空牙団の飛哨 リコン》(レベル2 ATK1000)を召喚し、効果発動!」(奥田遊士 ユナイトカウンター:0→1)
【Effect Summon 1 Monster】
「《空牙団の剣士 ビート》(レベル3 ATK1200)を特殊召喚!《空牙団の飛哨 リコン》の効果でセットカードを破壊する」(遊士 ユナイトカウンター:1→2)
【Effect Select 1 Set Card:Destroy!】
リコンが放ったロープ付きのフックが伏せカードを貫く。
「くっ、ミラーフォースが・・・」
フリーチェーンのカードじゃないか。警戒せずにそのまま行けそうだ。
「ビートの効果で《空牙団の砲手 ドンパ》(レベル2 DEF1000)を特殊召喚!」(奥田遊士 ユナイトカウンター:2→3)
【Effect Summon 1 Monster】
「《空牙団の剣士 ビート》の効果!」(奥田遊士 ユナイトカウンター:3→4)
【Effect Search 1 Monster】
「《空牙団の英雄 ラファール》(レベル8 ATK2800)を手札に加え、ドンパの効果で特殊召喚!」
【Effect Summon 1 Monster】
「くっ!止まらねぇ。なんて展開力だ!」
「展開力だけじゃない。空牙団は味方が増える度に効果が発動するのを忘れたわけじゃないだろう?更なるドンパの効果だ!」
ドンッ!
「バカな。ビーストブレードが!」
ドンパが手にした大砲から白煙が靡く。
砲弾が相手の剣を穿ったのだ。
【Effect Select 1 Card:Destroy!】
「リコンをリリースし、《エネミー・コントローラー》を発動。ターン終了時まで《森の聖獣 アルパカリブ》のコントロールを得る」
【Effect Select 1 Monster:Steal!】
大樹を模した大きな鹿がのそりと反転。主人である相手を見下ろす。
「そ、そんなバカな!ユナイトモンスターもリンクモンスターも使わずにここまで・・・!」
この慌てよう、手札に防御カードはなさそうだな。
「バトル!《森の聖獣 アルパカリブ》でダイレクトアタック!」
【Attack!】
大鹿が枝葉そのものの角を主人に向かって、振り下ろした。
鹿野秀斗LP4000→1300
「うっ!」
アルパカリヴが頭を持ち上げると相手の眼前には竜戦士の姿。
ラファールは剣を天へと掲げた。
「《空牙団の英雄 ラファール》でダイレクトアタック!」
【LAST ATTACK!】
「うわああぁー!」
鹿野秀斗LP1300→0
そんなに手応えはなかったな。悟達の方が強い気がするな
強いて言えば、出会った頃の悟くらいかな?
悟達の方を見渡すと、そちらもデュエルが終わる頃だった。
「これで終わりだ!《マシン・ゴレイム》でダイレクトアタック!」【Iron Impact!】
「《メガロック・ドラゴン》で攻撃!」【Mega Rock Overrun!】
「これで決める!《烈風の覇者シムルグ》でダイレクトアタック!」【God Hurricane!】
予想以上に早く決着がついたな。
そうか。みんな、アイナ先輩や俺と闘いまくってパワーレベリングされてるんだな。
「コイツら強ぇ!コレが3部リーグのチームなのか?!」
「彼らは、あのアマツ率いる試験チームに勝利したチームだよ。もはや、2部リーグのチームと言っても過言ではないよ」
イチャモンをつけてきたチームを見下ろすのは審判をかって出た人。そう、さっき解説してくれた人だ。
・・・さっきまで気づかなかったけど、この人って―――――、
「誰に対してって・・・!
「そうで~す。自称、風の魔導師こと、司マコトさんでーす」
チーム アトリビュートはユニティガーディアンに次ぐ1部リーグ、2位のチームだ。
この人はそのメンバーだ。俺ですら知っている人だ。そんな人がいたのに何で気づかなかったんだ?!
「デュエルの結果に則り、チーム A.ギートは実力を示してみせた。奥田遊士君に至ってはユナイトモンスターにもリンクモンスターにも頼らずに示してみせた。チーム獣道の面々はその結果を真摯に受け止める事だね」
「うっ・・・」
一流デュエリストの判決に苦虫を噛みしめるチーム獣道。
彼らを見る司さんの視線はさらに冷ややかになる。
「まぁ、ワタシが一番、気になったのはこの街に存在しないモンスターを使う事を卑怯と言った事さ。ワタシの【マジェスペクター】達、ペンデュラムモンスターにもケンカを売っているという事で良いのかな?そもそも外からの召喚法を受け入れるように市長に掛け合ったのはワタシなんだからね。単行本3巻分位の物語があったんだよ」
俺と似た立場の人だとは思っていたけど、まさか司さんの尽力のおかげで、他の召喚法の使用の許可が降りたのか。後でお礼を言っておかないと。
「「す、すみませんでした!」」
「謝罪はワタシにだけかな?」
無表情にコテンと首を傾ける司さん。
非常に怖いと思います。
「「皆様にご迷惑おかけしました~!!」」
面々は逃げるように去っていった。
―――――――――――――
あの後、俺達は司さんと話をする事になった。
「司さん、先程はありがとうございました。助かりました」
「気にしないでよ。ワタシはキミ達のファンだからさ」
「ファン?」
「そう、ファンなんだ。キミ達の戦い方が気に入っているんだ。昇格デュエルでのチームワーク、戦略、個々の実力。いやー、これは応援したくなるチームだよ」
「ありがとうございます。それに他の都市の召喚法を入れるように働きかけて下さったってはじめまして知りました。とても助かりました」
「元々はワタシ自身のためだったんだけど、巡りめぐってキミのためになるなんてね。A.ギートの中でも特に奥田遊士君、キミのファンだからね。ワタシと同じで別の街の召喚法を使うのが推しポイントだよね"遊"の字が付く名前のも主人公っぽくて素敵だし」
ファンなのはありがたいけど、なんかついていけない。
悟達も若干、引き気味だ。
「はぁ」
俺達の様子を見ると、司さんはペースダウンし、コホンと咳払い。
「いやはや、ついつい興奮してまくしたてちゃった、ゴメンネ。ともかくキミ達には注目しているってコト。ではココで失礼させてもらおうかな。そろそろチームの試合に間に合わなく・・・」
急に言葉がピタリと止まり、ジッと一点を注視する司さん。段々と顔が青ざめていく。
何処を見ているのかと振り返る。メインステージを写した巨大なソリッドビジョンスクリーンだ。
そこにはでかでかとこう書かれていた。
チーム アトリビュート V.S. チーム RX フラッグデュエル開始!
「・・・終わった」
「司さん?」
「今、行っても控え室でポツンと一人ぼっち。みんなからは絶対怒られる・・・。こうなったら・・・!」
ブツブツとつぶやいたかと思うと、どこからか人数分の椅子を取り出してドカッと座る。
「一緒に見よ?ワタシ、解説するから」
え?と思わず俺達は顔を見合わせる。
バンバンと椅子の背を叩く司さんの姿は、残念感がより一層増して見えた。
「いいんですか?」
「怒られるのは、どう行動したって一緒だし、今を最大限楽しむことにした♪」
うすうす気づいていたけど、この人は相当残念な人だ。
―――――――――――――
30分程前、チーム アトリビュートの控え室――――、
「遅い!もうすぐ出場デュエリストを選定時間は過ぎるっていうのに、アイツは何やってんの!?」
赤毛のショートヘアーの女性ー
「何かトラブルに巻き込まれたんでしょうか」
机を叩く音に涙目になっていた小柄な女性ー
そこへ、それはどうかなー、とキャピキャピしたよく通る声が響く。
「マコマコだからねー。トラブルなら寧ろ自分から突っ込んでいったんじゃない?」
そう茶化したのは
「それもありそうですけど、あの人の事だからもっとしょうもない理由だと思いますけどねー。例えば、野良デュエルに夢中になっていたとか」
丁寧な口調で話すのはチームの参謀、
彼女の作戦は幾度となく、ユニティガーディアンを窮地に追い込んできた。
「だったらもっとムカつくんだけど!マコト抜きで行こう、ナツメ!」
4人の視線はリーダーであるサイドテールの金髪の女性-光導ナツメへと向かう。
「む~、折角マコトちゃんのペンデュラム召喚で盛り上げようと思ったのに~。兄さんと戦った相手はリンク召喚で盛り上がったっていうのに。よしみんな、マコトちゃん抜きでも盛り上げてみせるよ!」
「具体的には?」
マリアの質問にナツメはニヤリと笑うと、こう答えた。
「みんな、おもいっきりブッ飛ばす!マコトちゃんも言い訳によってはブッ飛ばす!」
―――――――――――――
司さんが用意した観戦用のセットは正に完璧だった。
座席は無茶苦茶座り心地が良いし、ボップコーンや炭酸飲料、ウェットティッシュまで完備してある。勿論、大会の映像がより鮮明に見える専用の大型ソリッドビジョンモニターもある。
俺達は至れり尽くせりの状態で試合を見させてもらえているのだ。
『ただ今より、チーム アトリビュート対、チームRXの試合が始まります!両チーム、入場です!』
スタジアムから大きな歓声が響き渡る。チーム アトリビュートからは顔立ちが整った女性達が、チームRXは革ジャンを着こなした男性達が出てきた。
チーム アトリビュートの人達は、いずれも華がある。
服装なんかは戦士風や魔女風とどこかファンタジーの勇者パーティのようだ。それぞれの容姿を引き立てている。
「アトリビュートの人達はみんな美人だよな。でもなんかプレッシャーが画面ごしでも感じるんだけど・・・」
翔太の言うように、凄まじいプレッシャーを感じる。
俺も、テレビでチーム アトリビュートの試合を見る事があるけど、ここまでではなかった。違いがあるとすれば、中心にいる一際、綺麗なモデルみたいなブロンドの女性だ。
『今回は司マコトがいない!しかーし、チームリーダーの光導ナツメがいきなりの登場だー!』
1部リーグでのフラッグデュエルは前半戦と後半戦の2部構成。前半と後半で3名まで交代が可能なのだ。大抵、光導ナツメは後半戦に出てくる事が多い。
ちなみに2部リーグでは3人の敗北で決着が決まっていたが1部リーグでは5人全員が敗北しないと決着にならない。より、フラッグを奪取する事の重要性が高まるのだ。
そう言えば、光導ってやっぱり、あの光導翼の親戚かな?改めて見ると、顔立ちが割と似ている気がする。
「お~。ナツメちゃん、気合い入ってるー!ワタシの代わりにがんばれー」
プレッシャーがいつもよりも強いのは多分、あなたのせいでもあると思います。少数精鋭のアトリビュートはメンバー6人だけですもんね。つまり、このメンバーで続けて2戦行うという事。つまり、メンバー全員に大きな負担がかかる事になってしまう。
『チーム アトリビュート vs チームRX前半戦 フラッグデュエル、スタートォ!』
―――――FLAG DUEL!―――――
ステージは荒野だ。見通しが良く、ステージの端から端までは100m程度。開始わずか10秒でお互いの前衛同士が会敵することになった。
【Duel Stand by!】【【Duel Stand by!】】
ナツメは
『私の相手はキミ達だね、大東兄弟』
『俺達、兄弟のコンビネーションで貴方を倒してみせる!いくぞ、練!』
『ああ、修兄貴!』
デュエル!!
【Set Player card. Accept!You are a FLame Worriar!】
【Set Player card. Accept!You are a Dark Magi!】
【Set Player card. Accept!You are a Fighting Duelist!】
エリカは衣服全体に装飾が追加され、炎をかたどった篭手を両手に装着。マリアはローブに星空の模様が描かれた。
『まずは1人、確実につぶしていくわよ』
『ハッ。俺の鉄壁の防御系恐竜達を甘く見るなよ!寧ろ、リーダーの方を心配した方がいいんじゃないか。大東兄弟はチーム随一の攻撃系恐竜デッキの使い手だ。あいつらのコンビネーションはやべぇからな』
『奇遇ですね。私たちの狙いも同じです。ただ1つ違うのは、ナツメが、とってもやる気という事です』
『何っ!?』
――――――――――――――――――――――
デュエル!
【Set Player card. Accept!You are a Glory Blaver!】
【Set Player card. Accept!You are a Dyna Duelist!】
【Set Player card. Accept!You are a Dyna Duelist!】
《グローリー・ブレイバー》
プレイヤーカード ATK 0
①:このカードにのっているユナイトが4個以下の場合、自分フィールド上にレベル5以上の光属性族モンスターが召喚・特殊召喚される場合、このカードの上にユナイトカウンターを2個のせる。この効果は1ターンに3度まで発動する事ができる。
②:自分フィールド上に特殊召喚されたモンスターは特殊召喚されたターン、攻撃することができない。
③:このカードにレベル5以上の光属性ユナイトモンスターが装備されている場合、攻撃力が500アップし、このカードが相手守備表示モンスターをを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
《ダイナ・デュエリスト》
プレイヤーカード ATK 0
①:このカードにのっているユナイトが3個以下の場合、自分フィールド上に恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚される場合、このカードの上にユナイトカウンターを1個のせる。この効果は1ターンに4度まで発動する事ができる。
②:自分フィールド上の恐竜族以外のモンスターの攻撃力と守備力は300ポイントダウンする。
③:自分フィールド上の恐竜族ユナイトモンスターと恐竜族ユナイトモンスターを装備しているプレイヤーの攻撃力は400アップする。
ナツメと大東兄弟のデュエルの幕が上がる。強力なタッグデュエリスト達。やっぱりフラッグデュエルではタッグデュエルの重要性が勝利の鍵になりそうだ。
『俺のターン、フィールド魔法《ロストワールド》を発動するぜ!』
地面から草木が生い茂り、ジャングルが広がる。
『俺は《レスキュー・ラビット》(レベル4 ATK300)を召喚。リリースし、効果を発動!』
【Summon】
【Effect Summon 2 Monsters!】
ヘルメットを被ったウサギが笛を鳴らすと、2体のトリケラトプスかズシンと大地を踏みしめる。
『《セイバー・ザウルス》(レベル4 ATK1900)2体を特殊召喚!カードを1枚セット!ターンエンド!』(大東修 ユナイトカウンター:0→1→2)
―――
「どういう事だ?このままだと、制約効果で破壊されるぞ!?」
「そんな事はないよ、仲町悟君。フィールド魔法をよく見てみて」
悟の疑問に司さんはフィールド魔法を見るように促す。
―――
『ターン終了時に、《レスキュー・ラビット》で特殊召喚された《セイバー・ザウルス》は破壊されない!《ロストワールド》の効果発動!デッキから2体の《プチラノドン》を代わりに破壊する!』
【Effect】
『更に《プチラノドン》が破壊された事でデッキからレベル5以上の2体の恐竜、レベル7の《ダイナレスラー・パンクラトプス》(ATK2600)、レベル8の《超伝導恐獣》(ATK3200)を特殊召喚!』(大東修 ユナイトカウンター:2→3→4)
【Effect Summon 2 Monsters!】
『どうだ!この布陣でお前を倒す』
【Turn End】
大東修 LP4000
手札:2枚
場:《ダイナレスラー・パンクラトプス》(ATK2600)、《超伝導恐獣》(ATK3200)伏せカード1枚
プレイヤーカード:《ダイナ・デュエリスト》ATK0、ユナイトカウンター4個
―――
「うわ、パンクラトプスとロストワールドで妨害ってヤバいな」
「しかも、攻撃性能がかなり高いぞ。コレはあの光導ナツメもキツイんじゃないか?」
翔太と正志の形勢判断に司さんは不敵に微笑む。
「フフフ、ナツメちゃんはどう出るだろうねぇ?」
―――
『私のターン』
【Draw】
『《ハービィの羽箒》を発動するよ!』
【Effect Destroy!】
「だったら、トラップカード、《ユナイト・イグニション》を発動!ユナイトイクイップを行う!」
【Chain Effect!】
《ユナイト・イグニション》
通常罠
①:ユナイト召喚またはユナイトイクイップを行う。
【Accept 3 Unite counters・・・】
『俺はユナイトカウンター3個と《セイバー・ザウルス》2体でコーリング!』
『ユナイトイクイップ!我が身に来たれ!《ダイナミック・ダイナソー》(装備ATK+2600)!』
大東修ATK0→2600→3000
【UNITE EQUIP! Dynamic Exoskeleton!】
《ダイナミック・ダイナソー》
レベル7地属性恐竜族・ユナイト・効果ATK2800 DEF2500/装備ATK+2600
恐竜族モンスター2体+ユナイトカウンター3個
モンスター効果
①:自分フィールド上の恐竜族モンスターが破壊された場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力の半分、アップする。
ユナイト効果
①:1ターンに1度、自分フィールド上の恐竜族モンスター1体と相手フィールド上のカード1枚を選択して発動する。選択したカードを破壊する。
『私は《聖刻龍―ドラゴンヌート》(レベル4 ATK1800)を召喚』
【Summon】
「ドラゴンヌートをリリースして、《聖刻龍―ネフテドラゴン》(レベル5 ATK2100)を特殊召喚。更にドラゴンヌートの効果で《神龍の聖刻印》(レベル8 DEF0)を特殊召喚するよ」(光導ナツメ ユナイトカウンター:0→2→4)
【Summon】
【Effect Summon】
『攻撃力0の《神龍の聖刻印》が特殊召喚された事で速攻魔法《地獄の暴走召喚》を発動!現れて、2体の《神龍の聖刻印》(レベル8 DEF0)』(光導ナツメ ユナイトカウンター:4→6)
『くっ、《ダイナレスラー・パンクラトプス》は制限カード!俺は2体目の《超伝導恐獣》(レベル8 ATK3200)を特殊召喚!』
【Summon】
ナツメはデュエルディスクへ手を伸ばす。ユナイトカウンターは充分、溜まっている。
『修兄貴!』
『ああ!奴を呼び出させるわけにはいかない!《ダイナレスラー・パンクラトプス》をリリースして《神龍の聖刻印》1体を破壊!』
【Effect Select 1 Card:Destroy!】
『《ユナイト・スペクタル》を発動。《聖刻龍―ネフテドラゴン》をリリースして、墓地から同じ属性のモンスターを守備表示で特殊召喚。現れて!《神龍の聖刻印》(レベル8 DEF0)!更にネフテドラゴンがリリースされて事で《ラビ―ドラゴン》(レベル8 DEF2900→0)を攻守を0にして、特殊召喚』(光導ナツメ ユナイトカウンター:6→7)
《ユナイト・スペクタル》
速攻魔法
このカード名は1ターンに1度しか発動できない。
①:ユナイトカウンターを1個得る。自分フィールド上のモンスターを1体リリースして発動する。リリースしたモンスターと同じ属性のモンスターを墓地から1体選び、守備表示で特殊召喚する。
―――
「レベル8のモンスターが3体にユナイトカウンターが4個、来るぞ!遊士!」
え!?司さん!?
「どういう事ですか!?何で俺に振るですか!?」
「うう、つい癖で・・・。コレ言うの憧れてたんだ。呼び捨てにしてごめんね」
よく分からないけど、今は試合に集中しよう。
―――
『私は《神龍の聖刻印》3体とユナイトカウンター4個でコーリング!』
【Accept 4 Unite counters・・・】
天上からオーロラの光がナツメの下へ放たれた。
「ユナイトイクイップ、古の福音たる輝きよ、天を焦がす威光を私の元に!《天獄龍 アルマゲドン》(装備ATK+3200)!」
【UNITE EQUIP! Raging Canon!】
光導ナツメ(グローリー・ブレイバー)ATK0→3200→3700
《天獄龍 アルマゲドン》
レベル10光属性ドラゴン族・ユナイト・効果ATK3500 DEF2800/装備ATK+3200
レベル8以上の光属性モンスター3体+ユナイトカウンター4個
モンスター効果
①:このカードが墓地に存在する場合、墓地からレベル8以上の光属性モンスター3体をゲームから除外して発動する。墓地のこのカードをプレイヤーカードに装備する。
②:このカードはカードの効果の対象にならない。
ユナイト効果
①:1ターンに1度、自分のデッキからカードを1枚ドローし、ターン終了時まで、プレイヤーの攻撃力は800アップする。
龍の顎を模したキャノン砲がナツメの傍らに浮遊する。
『くそっ!ヤツの召喚を許してしまった!』
大東兄弟達から冷や汗が滲む。あのモンスターはそれほどのカードだというのか。
『《天獄龍 アルマゲドン》の効果を発動。1枚ドローし、ターン終了時まで攻撃力を800アップするよ』
【Effect Draw 1 Card And Attack Plus!】
光導ナツメ(グローリー・ブレイバー)ATK3700→4500 手札1→2
『マジックカード、《死者蘇生》を発動!墓地から《神龍の聖刻印》(レベル8 DEF0)を特殊召喚するよ』
【Effect Summon 1 Monster】
『私は《神龍の聖刻印》、《ラビードラゴン》とユナイトカウンター3個でコーリング!』
【Accept 3 Unite counters・・・】
「ユナイトイクイップ、燦々と大地を照らす輝きよ、その力を私の元に!《陽光龍 ガランテール》(装備ATK+2500)!」
ナツメが右腕を横に広げると飛竜を模した金色の腕輪が納まる。
【UNITE EQUIP! Solar Bracelet!】
光導ナツメ(ホーリー・ブレイバー)ATK4500→7000
『『攻撃力7000だとぉ!』』
俺がこの街で見たプレイヤーカードの最高攻撃力だ。
公開されているカードの情報を見るに光導ナツメはプレイヤーカードの強化に特化したデュエリストだ。それも規格外の。
『バトル!』
ナツメが右手を前に突き出すと、ブレスレットから橙色の光がキャノン砲へと伸びる。
『私の一撃必殺を見せてあげる!』
キャノン砲の龍の顎が大きく開くと黄金の光が大きくなっていく。
『凄まじい攻撃力だが、俺のライフは残る!そうなれば、次の俺達の攻撃であなたを倒す!』
『甘いよ!《陽光龍 ガランテール》のユナイト効果でプレイヤーが攻撃力2000以上のモンスターかプレイヤーとの戦闘で与えるダメージは2倍になるよ!』
『何だとぉおお!』
【LAST PLAYER ATTACK!】
システムの無慈悲な宣告の直後、黄金の光の奔流が放たれた。
大東修LP4000→0(-3600)
『修兄貴ー!』
大東練の悲痛な叫びが響き渡った。
――――
「・・・チーム アトリビュートって、格好的に勇者パーティかと思ったけど、魔王パーティだな」
あの惨劇はヤベーわ。大東兄、死んだかと思ったし。
「気づいてしまったか、遊士」
悟が遠い目をしている。
周知の事実だったか。
「マコトちゃんはただ全力で闘って盛り上がっているだけなんだけど、絵面がね、言い訳できないんだよ。だから、2つ名が”光の魔王”なんだよ・・・」
光の魔王・・・。正にその通りだよ。
――――
『《超再生能力》を発動。カードを3枚ドロー。カードを2枚セットするよ』
【Turn End】
光導ナツメ LP4000
手札:1枚
場:伏せカード2枚
プレイヤーカード:《グローリー・ブレイバー》ATK6200(《天獄龍 アルマゲドン》、《陽光龍 ガランテール》装備)、ユナイトカウンター0個
《陽光龍 ガランテール》
レベル8光属性ドラゴン族・ユナイト・効果ATK3000 DEF2000/装備ATK+2500
レベル8以上の光属性モンスター2体+ユナイトカウンター3個
モンスター効果
①:?
ユナイト効果
①:プレイヤーが攻撃力2000以上のモンスターかプレイヤーとの戦闘で与えるダメージは2倍になる。
②:自分フィールド上の攻撃力2000以上のモンスターの攻撃力は半分になる。
『俺1人でもっ!俺のターン』
【Draw】
『くっ!モンスターを1体セット』
大東練は手札を手にとり、魔法罠ゾーンを見やる―――、
『リバースカードオープン!《おジャマトリオ》!』
その瞬間、伏せカードが発動した。
【Effect Summon 3 Monsters】
大東弟のフィールドに現れたのはキモかわ系の小人達*1。
『相手フィールドにモンスターが特殊召喚された事で、更に永続トラップ《召喚制限-猛突するモンスター》を発動するよ』
【Effect】
おジャマ達がファイティングポーズをとる。おジャマトリオ自身も勝手に動く体に驚きを隠せない様子だ。《召喚制限-猛突するモンスター》の効果は攻撃の強制だ。つまり、攻撃力6000もの相手に挑む自殺へのカウントダウン。
『何だって!今の手札では《おジャマトリオ》を処理できない!』
歯噛みする大東弟。《召喚制限-猛突するモンスター》の効果を受けたモンスターを破壊やリリースで処理できれば攻撃強制はなくなるが、あの様子ではどうにもならなさそうだ。
『うっ・・・、おジャマトークンで直接攻撃』
おジャマブラック*2。は動いた瞬間、光の柱が頭上から全てのおジャマ、そして大東弟に光に飲み込まれた。
大東練LP4000→0(-2300)
―――
光導ナツメが大東兄弟を撃破するとほぼ同時に、火野エリカと望月マリアもデュエルに勝利。
3人は軽口を言い合いながら、敵陣へと歩みを進める。その様子は正に魔王軍の進撃である。
チームRXの残り2人のメンバーがデュエルラインを3人全員に伸ばそうとするも、魔王を守るように前に陣取るエリカとマリアに阻まれる。
フリーとなったナツメは悠々と相手の陣地までたどり着き、フラッグへ手を伸ばした。
【DUEL ENDED!Winner Team Attribute! 】
『決まったー!勝者はチーム アトリビュートだー!』
魔王!魔王!魔王!と会場では魔王コールが響く。
『だから、私は魔王じゃないってばー!』
尚、後半戦も同じように蹂躙して終わった。
――――――――――――――――――――――
一方―――――、
「クッソ!俺達、チーム獣道がなんでこんな目に。あいつ等と俺達、何が違うっていうんだ・・・!」
鹿野秀斗たち、チーム獣道のメンバーは遊士達から逃げた後、路地裏に来ていた。
俺達は正しかったはずだ、何故あそこに司マコトがいたのか、どうすればよかったのか、と思考が堂々巡りに陥る。
「ハッ!負け犬の臭いがプンプンするなぁ!」
秀斗は文句を言おうと後ろを振り向く。
「ヒッ!」
彼らが目にしたのは蛇をヒトガタに固めたような紫色の怪人、マスターテラー四魔侯。蝕毒のヒュドボロス。彼は腰が抜けて動けない、チーム獣道のメンバーを見下ろしながら暗黒のカードを扇のように広げた。
誰も声を上げることができない。恐怖に縛られてしまっているのだ。
「テメェらに朗報だ。力をくれてやる、ありがたく思え」
ヒュドボロスは唇の端を三日月のように吊り上げながらカードを埋め込んだ。
『Aaaaaaaaaaaaaaa!』
「まぁ、俺様の言う事しかわからないシモベになっちまうんだがなー!ハーッハハハハハ!」
真の悪魔の哄笑が路地へと響き渡った。
【悲報】チームRX、再び噛ませと化す【ドンマイ】
あのチーム、今のチームA.ギートじゃ勝てない位、強いんだけどあ。
チーム アトリビュートのメンバーの元ネタは、ナツメが某管理局の悪魔、マコト以外の4人の名前は、自分が1番好きなネット小説からとっています。