遊戯王BELIEVER ~遊戯王の新作シリーズをフラゲしてきた(笑)~   作:ミスタータイムマン

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お待たせました。

名もなきA・弐さん、感想ありがとうございます。

今回は制作風景風のキャラ設定回です。

12/20 あとがきにおまけのデッキ紹介を追加




遊戯王BELIEVER アニメ製作現場の一幕(世界観+登場人物設定 6話までのネタバレあり) +おまけ

アニメ製作現場ではK●NAMIから新シリーズの新システムが送られてきてたため、会議が開かれていた。

 

「さて、新システムの概要を受け取って1週間。遊戯王新シリーズの世界観をどう考えてきた?」

 

出版社や放送局などとの企画会議前に、制作進行(制作マネージャー)はまず、スタッフとアイディアを出しあう事から始めた。より良い作品を作るには予め話し合い、方向性を皆が納得した上で絞ることが有効だと思ったからだ。そうこうする内にアイディアが出揃ったようだ。

 

異世界ファンタジー、現代ファンタジー、近未来、伝奇物、スポーツ物、特撮、SF、学園物・・・。

 

「いい感じに集まったな」

 

「はい。できれば今までと全く異なる新しい概念であるプレイヤーカードを活かしたいものにしたいですね」

 

若手スタッフの発言は一同も同意する。今回はデュエリスト自身が直接戦闘するため、如何に見せるかジャンルにするかが最初のポイントだ。

 

「そうなると異世界ファンタジー、現代ファンタジー、スポーツ物、特撮が表現しやすそうですね」

 

「そうだな。今の4つを挙げた者は何故そのジャンルか、もっと説明してもらおうか」

 

4人から話を聞く中でスポーツ物と特撮が個性的かつ、新規視聴者の開拓に向いてそうだった。

更にこの2つのどちらが相応しいか、2つの陣営に分かれて議論してもらうことにした。更に意見を挙げてもらった2人には心苦しいが、自分が挙げたのと逆の陣営についてもらった。そうする事でより客観的な意見を、伝えられ活発な議論が生まれるだろう。

 

意見をまとめるとこのようになった。

スポーツは昨今のeスポーツブームやスポーツアニメの根強い人気から新規層の獲得ができる事がメリットとして挙がり、派手なエフェクトや非日常な展開がしづらいデメリットが挙げられた。

特撮は元々、特撮を視聴していた層を取り込め、小中学生に馴染みやすい事とM●RVELの映画が大人にも受けいるられている事、派手なエフェクトや展開をふんだんに取り入れられる事がメリット。デメリットは日常的な展開のしづらさと様々な世代への受けいれやすさがスポーツ物に負けてしまうことが挙げられた。

悩ましいところだった。

 

そんな時、1つの考えが制作進行の頭に浮かんだ。

 

「つまり理想は特撮のように非日常の敵と戦闘をしつつも、主人公達の日常にスポーツ物の要素を入れれば互いのデメリットが消えるのではないだろうか?」

 

一同は目から鱗だというように、目を丸くし、この方向性で行くことになった。

 

そうして後日、できた世界観はこのようになった。

 

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決闘(デュエル)指定都市、”在府(ざいふ)市”。決闘者達は日夜、モンスターと肩を並べてデュエルを繰り広げていた。

最近、在府市に引っ越してきた主人公はある日、”テラー”と呼ばれる怪物に遭遇してしまう・・・。

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つまり、都市の世界観としてはスポーツのようにデュエルが発達して、老若男女問わず、デュエルチームが存在するスポーツ物という日常。更にヒーローが裏で街を守っている非日常。この二重構造が肝要であるのだ。

 

「特撮といっても、どういう形式にしますか?例えばヒーローは世間から認知されているのか、そうでないのか。それだけでも変わりますよ」

 

その意見は最もだ。特撮としての非日常をどうするか。

 

「ヒーローということは特別なプレイヤーカードに変身する訳ですから、主人公だけなれてしまうと今までのライバルとは対等じゃなくなってしまいますよ」

 

「怪人をライバルにするとかヒーローは2人だけとかではどうでしょう」

 

「怪人がライバルはなんかなー。ヒーロー側の数が何人か出せる設定の方がカードデザインの制約は少なくなりそうじゃないですかね」

 

「つまり、ヒーローを統括する秘密の組織が裏で怪人達と戦っていたというのはどうでしょう」

 

それならば何とかなりそうだ、となり、ヒーロー組織"ユニティガーディアン"をつくりあげた。

更に、ヒーローのプレイヤーカード"アームドナイト"と怪人"テラー"を作り上げた。

 

 

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世界観設定*1

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「では次は登場人物の設定だな」

 

如何に納得させるキャラクター像をつくるか、世界観と上手くマッチさせることが難しいところだ

 

「まずは主人公のは組織の所属するかどうかですね」

 

様々な意見が出る中で2つの意見が議論を決定づけた。

 

「主人公には物語の軸として活躍してほしいですから私は主人公は組織には所属させたくないですね。少なくとも序盤は」

 

「確かに、組織に最初から入っていると物語を進ませる要因が外的要因になってしまって受け身的な状況に流される主人公になってしまいますね。私も前の意見に賛成です」

 

そこから話は膨らみ、

 

「転校生とか、街に来たばかりの設定にしないと、使用カードの傾向から、すぐに組織に正体がばれそうですね」

 

「デュエルの腕は強いけど、特別な事情からあまりデュエルをしないから余計に正体がバレにくいとか?」

 

「それもありですね。どんな事情にしましょうか」

 

「主人公に縁がある敵キャラとかも出してみます?」

 

そんな感じで主人公の設定は決まっていき、次はライバルとなった。遊戯王におけるライバルは個性的なキャラクターが多く、作成は難航しやすい。

 

「とにかく、組織のエースの凄腕で王子様キャラって感じまでは良いと思うが、まだパンチが弱いなぁ」

 

「主人公との接点も薄そうですね」

 

「それは主人公と■■■■の人にしたら良いんじゃないか」

 

「確かに。主人公は組織に所属してないからライバルに隠れてヒーローをやるのはおもしろそうですけど」

 

「でもそのままやったら、ライバルの■■での立ち位置がおかしくなると思いますよ」

 

「だったら、ライバルは組織では男装してるって事にすれば■■で正体隠せるし、『ちょっと体調、悪いから保健室に』のネタもできますよ」

 

「それだ!ついでにヒロインにもしちゃおう。カードのパックに入れるヒロイン分の枠が浮く」

 

最後は他のメインキャラクター。エースの攻撃力が2400とか2800の枠。これは音速で決まった。

 

「後は、主人公と組織を繋ぐトリックスターも欲しいな。」

 

「忍者にしようぜ。主人公の友達のお兄さんで」

 

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登場人物設定*2

 

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以下、設定まとめ

*1

世界観設定

ユニティガーディアン:テラー撲滅のために結成された組織。テラーとの戦闘や在布市の治安維持だけでなく、デュエルイベントにも参加するするといったPR活動も行っている。

 

アームドナイト:人類に味方するカードの精霊によって変化したプレイヤーカード。プレイヤーカードをデュエルディスクにセットすることで全身にプロテクターを纏った機械戦士のような姿に変身する。

 

テラー:プレイヤーカードにカードの精霊が融合して暴走している怪物。大半は事故によって起きているが、中には悪意ある精霊によって宿主を乗っ取っている者もいる。

 

在府市

デュエル指定都市の1つ。この街のデュエルはプレイヤー自身も戦闘に参加することが特徴。企業やサークルなど数多くのデュエルチームがあり、チームごとのランキングを競い、1部リーグの昇格を目指している。1部リーグはプロリーグの1つとして扱われている。ユニティガーディアンも1部リーグに所属している。

 

在府リーグ

5つのランクに分かれている。3~5部リーグまではアマチュアクラスで殆どの住人が在籍している。1チームのメンバーは最低3人。2部リーグはセミプロリーグ。1チーム当たりのメンバーは最低5人。

 

ユナイトモンスター&プレイヤーカード

在府市で開発されたカードタイプの1つ。

ユナイトモンスターはプレイヤーが闘うための剣として開発され、よりスリリングなデュエルを可能にした。

プレイヤーカードはプレイヤーをカードの枠にはめる事でより■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■■■。

*2
登場人物設定

奥田(おくだ)遊士(ゆうし):主人公。最近、在府市に引っ越してきた高校生。地元では数多くの■■デュエル大会で上位入賞を経験するほどの腕の持ち主だったが、現在はデュエリストを半ば引退している。プレイヤーがモンスターと戦う在布市のデュエルに衝撃を受けており、リーグの実況を熱心に観戦するようになった。デッキはあるものの積極的に対戦することはない。彼の人生はテラー、そして《ザンブレイド・ドラゴン》と出会うことで大きく変わり、〔アームドナイト ビリーバー〕となって戦いに身を投じることとなる。現在の使用デッキは【空牙団】。

 

ハクア(白砂(しらすな)アイナ):ライバル兼ヒロイン。銀髪碧眼のショートカット。公的な場では男性と言うことで通している。〔アームドナイト ハクア〕の適合者。ユニティガーディアンのエース兼広告塔。使用デッキは【光属性戦士族】(テラナイトなど)。エースカードは《タイタニック・チャンピオン》

 

ジン(仲町(なかまち)(ひとし)):遊士の友人、(さとる)の兄。物語のトリックスター的な立ち位置で色んなところにパイプがある。ユニティガーディアンの古参メンバーの1人。忍者の格好をしているが、理由は不明。〔アームドナイト シジュ〕の適合者。使用デッキは【忍者軸チェーンビート】。エースカードは《グレーテスト・レイヴン Limited》

 

仲町(なかまち)(さとる):遊士の友人。デュエルチーム、A. ギートのリーダー。現在3部リーグの7位。かつて、遊士に負けてから、遊士をチームに誘おうとしている。




オマケ

スターターデッキ(202X)
 202X年3月2X日発売。
 略号は「ST2X」(STARTER DECK 202X)。

 新ルールである新マスタールールXに対応する最初の商品。
 新たなモンスター種別であるユナイトモンスターと新たな種別のプレイヤーカードを収録。
 また、紙製のユナイトカウンターが5個付属している。

 デッキ内容は【空牙団】。スターターデッキでカテゴリデッキとなるのは今回が初。
奥田遊士/アームドナイト ビリーバーが使用した優良カードを厳選して収録している。

キャッチコピーは「決闘者(デュエリスト)よ、剣を取り、共に進め!ユナイト召喚/ユナイトイクイップ!!」

収録カードリスト
※レアリティ無表記のカードはNormal

ST2X-JP000 《スタンダード・デュエリスト》Super 1
ST2X-JP001 《空牙団の撃手 ドンパ》 1
ST2X-JP002 《空牙団の飛哨 リコン》 1
ST2X-JP003 《空牙団の舵手 ヘルマー》 1
ST2X-JP004 《空牙団の剣士 ビート》N-Parallel 1
ST2X-JP005 《空牙団の参謀 シール》 1
ST2X-JP006 《空牙団の闘士 ブラーヴォ》 1
ST2X-JP007    《空牙団の伝令 フィロ》 1
ST2X-JP008 《空牙団の孤高 サジータ》 1
ST2X-JP009 《空牙団の豪傑 ダイナ》  1
ST2X-JP010 《空牙団の叡智 ウィズ》 1
ST2X-JP011 《空牙団の英雄 ラファール》 N-Parallel 1
ST2X-JP012 《ダイナレスラー パンクラトプス》 1
ST2X-JP013 《風帝ライザー》 1
ST2X-JP014 《シャドール・ドラゴン》 1
ST2X-JP015 《ファイヤーハンド》 1
ST2X-JP016 《アイスハンド》 1
ST2X-JP017 《召喚僧サモン・プリースト》 1
ST2X-JP018 《クリッター》 1
ST2X-JP019 《増殖するG》 1
ST2X-JP020 《エフェクト・ヴェーラー》 1
ST2X-JP021 《ユナイト・リバイブ》 1
ST2X-JP022 《飛竜艇-ファンドラ》 1
ST2X-JP023 《烈風の空牙団》 1
ST2X-JP024 《死者蘇生》 N-Parallel1
ST2X-JP025 《ブラック・ホール》 1
ST2X-JP026 《サイクロン》 1
ST2X-JP027 《聖遺物をめぐる戦い》 1
ST2X-JP028 《禁じられた聖杯》 1
ST2X-JP029 《ガーディアンの力》 1
ST2X-JP030 《ご隠居の猛毒薬》 1
ST2X-JP031 《補給部隊》 1
ST2X-JP032 《ユナイト・ウォール》 1
ST2X-JP033 《ユナイト・バリア》 1
ST2X-JP034 《空牙団の修練》  1
ST2X-JP035 《リビングデッドの呼び声》 1
ST2X-JP036 《聖なるバリア -ミラーフォース-》 1
ST2X-JP037 《和睦の使者》 1
ST2X-JP038 《強制脱出装置》 1
ST2X-JP039 《空中補給》 1
ST2X-JP040 《魔球の賄賂》 1
ST2X-JP041 《ザンブレイド・ドラゴン》 Ultra 1
ST2X-JP042 《テクノロギア・バスタード》 Super 1
ST2X-JP043 《ガトリング・ウルフ》 Super 1
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