遊戯王BELIEVER ~遊戯王の新作シリーズをフラゲしてきた(笑)~ 作:ミスタータイムマン
ビリーバー 残りデッキ23枚
「お気づきになりましたね。カジノデッキのコンセプトはデッキ破壊です。己自身の手で自分の身を破滅させるなんて素敵でしょう」
奴は頬に手を当て恍惚の表情でこちらをを見つめる。
「そういう事かよ。だったら、このターンでケリをつけるまでだ!《テクノロギアン・リユース》*1を発動。墓地の《テクノロギア・マテリアル》は3枚。《テクノロギアマイスター サクナ》、《テクノロギア・ソーディアン》と《テクノロギア・ハウンド》を手札に加える」
【Effect Bounce】
「デッキトップを墓地に送って《テクノロギアン・デベロップメント》の効果を発動。《テクノロギア・オックス》(レベル4 DEF1900)を特殊召喚」(ビリーバー ユナイトカウンター0→1)
【Effect Select 1 Monster:Revive!】
オックスは前のターンのデベロップメントのコストで墓地へ送られていたのは幸運だった。
「デッキトップを墓地に送って、《テクノロギア・オックス》の効果を発動。《テクノロギア・マテリアル》(レベル1 DEF100)を特殊召喚」(ビリーバー ユナイトカウンター1→2)
【Effect Select 1 Monster:Revive!】
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数23→22枚
「《テクノロギア・オックス》をリリースして《テクノロギア・ソーディアン》(レベル5 ATk2000)を特殊召喚」(ビリーバー ユナイトカウンター2→3)
【Summon】
「《テクノロギア・マテリアル》の効果が発動。自分フィールド上のモンスターの攻撃力が100アップ」
【Effect Attack plus】
《テクノロギア・ソーディアン》ATK2100→2200
「《テクノロギア・ソーディアン》の効果が誘発し、デッキから《テクノロギア・ファルコン》(レベル4 DEF1200)を特殊召喚」(ビリーバー ユナイトカウンター3→4)
【Summon】
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数22→21枚
「《テクノロギア・ファルコン》の効果で墓地から《テクノロギア・マテリアル》を手札に加える」
《テクノロギア・ファルコン》
レベル4光属性獣族・効果ATK1500DEF1200
このカード名の①と②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動することができない。
①:このカードがカードの効果の対象になった場合、自分のデッキまたは墓地から《テクノロギア・マテリアル》1体を手札に加えることができる。
②:デッキの1番上のカード1枚を墓地に送って発動する。ターン終了時まで、このカード以外の自分フィールド上のモンスターの攻撃力は200ポイントアップする。
「《テクノロギア・マテリアル》の効果が発動。自分フィールド上のモンスターの攻撃力が100アップ」
【Effect Attack plus】
《テクノロギア・ソーディアン》ATK2200→2300
「《テクノロギア・サーベルタイガー》(レベル4 ATK1800)を召喚し、手札から《テクノロギア・マテリアル》(レベル1 DEF100)を守備表示で特殊召喚」
【Summon】
【Effect Summon】
《テクノロギア・ソーディアン》ATK2300→2500
《テクノロギア・サーベルタイガー》ATK1800→1900
「俺は《テクノロギア・マテリアル》とユナイトカウンター4個でコーリング!」
【Accept 4 Unite counters・・・】
「ユナイトイクイップ!我が手に宿れ!天工機巧の禁断の極地を示せ!テクノロギア・ダークギカント》*2(ATK+2800)!」
黒の巨人か出現すると、ガチャガチャと折り畳まれ、魔方陣が刻まれた黒い幅広の大剣へと姿を変える。
【UNITE EQUIP!RAGNAROK BLADE!】
ステイルの時とだいぶ違うな。
《アームドナイト ビリーバー》ATK2300→5100
「デッキの上からカードを3枚上から裏向きでゲームから除外し、《カジノステージ ルーレットキャッスル》の効果を発動。コイントスを行う」
【Random Effect:Flip Side-Fail!】
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数21→18枚
《カジノキーパー グシオン》DEF4000→3500
「チ、もう1回!」
【Random Effect:Right Side‐Draw!】
「よし、1枚ドロー」
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数18→15→14枚
《カジノキーパー グシオン》DEF3500→3000
「もう1回!」
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数14→11枚
《カジノキーパー グシオン》DEF3000→2500
【Random Effect:Flip Side-Fail!】
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数11→8枚
《カジノキーパー グシオン》DEF2500→2000
【Random Effect:Right Side‐Draw!】
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数8→5→4枚
《カジノキーパー グシオン》DEF2500→2000
「来たか!《ユナイトイベントー勇猛果敢》*3を発動。自分フィールド上のモンスターを全て手札に戻し、ユナイトカウンターを6個得る」
【Effect Get 6 unite counters】
「ほぅ、かなりのユナイトカウンターを貯めましたね。しかし・・・」
確かにユナイトカウンターだけでは意味はない。この状況を乗り越えるには必殺魔法しかない。《ユナイトイベントー勇猛果敢》はデッキに複数枚投入されているため、引くことができた。デッキ破壊されているため、1枚しかない必殺魔法を引くのは不可能だろう。
初手から手札に来ていたんだ《The Silver World》は。
「ユナイトカウンターを6個使用!必殺魔法、《The Silver World》*4超動!」
【BELIEVER Hissatsu Effect!】
斬!ザン!斬!ザン!斬!
空が、世界が、銀に覆われた。
「これで俺は6回の攻撃が可能!更に《テクノロギア・ダークギガント》を装備したプレイヤーは貫通能力を得る!」
攻撃力5100の6連続攻撃。これなら30600ものダメージを削ることができる。
「コレがあなた達の必殺魔法ですか。素晴らしい。これまでに見た中でも強大な力を感じます。流石はあの方に連なる力です」
あの方・・・?今は奴を倒す。
黒の大剣を袈裟向きに振るって巨大な斬撃をフラウロスへ発生させる。
【Player Attack!】
斬!
《カジノキーパー フラウロス》ATK4000→3000
マスターテラー:ティアフィネルLP10800→8700
【Player Attack!】
続けて、白の大剣も斜めに振り下ろす。
銀の一撃がグシオンの装甲を叩き割る。
ザン!
《カジノキーパー グシオン》DEF2000→1000
マスターテラー:ティアフィネルLP8700→4600
射程圏内だ。交差した2色の大剣を解き放った。
【LAST PLAYER ATTACK!】
X型の斬撃はしかし、立ち消える。
ティアフィネルの前にはスーツを着た羊頭の獣人。
「フフ。手札から《カジノ・ベルマン》(レベル3 DEF1000)を特殊召喚しました」
【Summon】
「《カジノ・ベルマン》は相手ターンのバトルフェイズ中に手札から特殊召喚できます。特殊召喚に成功した時、お互いにデッキからカードを1枚、引きます」
【Effect Draw】
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数4→3枚
「だが、カードの効果を発動した事で《The Silver World》の第2の効果。カードをプレイする度に200ポイントのダメージを与える」
ティアフィネルのドレスを小さな斬撃が襲う。
マスターテラー:ティアフィネルLP4600→4400
「もう一度、攻撃しますか?《カジノ・ベルマン》は効果の対象か攻撃対象に選択された場合、このカードの後方のカジノステージを発動しなければなりません。そして、《カジノ・ベルマン》自身は墓地に送られます」
《カジノ・ベルマン》
レベル3水属性獣戦士族・効果ATK800DEF1000
①:自分フィールド上に「カジノステージ」カードが存在するバトルフェイズ中に発動する。手札のこのカードを特殊召喚し、全てのプレイヤーはカードを1枚ドローする。
②:このカードが攻撃対象か効果の対象になった場合、このカードをリリースして発動することができる。相手プレイヤーは自分フィールド上の「カジノステージ」カードを1度、発動する。
後方はドローのカジノステージ、《カジノステージ ルーレット・キャッスル》だ。このカードを発動した時点でデッキは0枚。
もし効果の発動に成功した場合、俺はドローしなければならなくなるため、敗北。どうするべきか。
「いや、どちらにしてもジリ貧。ここは攻撃あるのみ!」
斜め上への斬り上げ!
獣人に斬撃が入る。
【Player Attack!】
「《カジノ・ベルマン》は攻撃対象になったため、墓地へ送られ、相手は私が指定した「カジノステージ」を1枚発動しなければなりません。《カジノステージ ルーレットキャッスル》を発動してください」
「だがその前に200ダメージを受けてもらう」
マスターテラー:ティアフィネルLP4400→4200
「デッキの上からカードを3枚上から裏向きでゲームから除外し、《カジノステージ ルーレットキャッスル》の効果を発動。コイントス!」
アームドナイト ビリーバー(遊士):デッキ枚数3→0枚
【Random Effect】
【Flip Side-Fail!】
「よしっ!」
「なんと・・・」
信じられないものを見るようにティアフィネルは目を見開く。
これで俺の勝ちだ!
【Summon】
恭しく服を着た獣人、《カジノ・ベルマン》が一礼して現れた。
2枚目・・・だと・・・。
「では手札から2枚目の《カジノ・ベルマン》(レベル3 DEF1000)を特殊召喚します。特殊召喚成功時、お互いにデッキからカードを1枚、引かなければなりません」
【LAST EFFECT! DRAW!】
「ぐぅ!」
デュエルディスクからスパークが起き、ガクリと膝から力が抜けて地面に墜ちる。
「最後の最後で勝利から敗北へ転落する。本当に本当に素晴らしいですよ」
グゥワ―――――ン
鉄色の景色が歪み、通常空間へと帰還する。
ポツ・・・ポツポツポツ
首筋を降り始めた雨が打ち付ける。
空間復帰の位置も操ったのか。
「やはり、ライフを0にしなければ物理ダメージを最小限にできますね。中々、貴重な経験でした。このデータがあれば、デュエルでの物理ダメージの調整も行いやすそうですね」
「・・・!」
まさか・・・。いや、やはりか。あのカジノデッキは本気のデッキじゃない。
プレイヤーカードの不使用だけでなく、ココまで手加減されていたとは。
本当に規格外な存在だ、マスターテラーは・・。
「それでも変身の解除はまだしない。やはり予測通り、アナタ達の力は素晴らしいようですね。次に会うときは更なる輝きを期待していますよ」
そう言い放つと、ティアフィネルは靄のように消えていった。
奴が去って気が抜けたのか、変身も解ける。
「完璧な敗北だ」
雨は強くなっていった。
―――――
同時刻―――、
私はチームアトリビュートの皆さんを観客やユニティガーディアンの警邏部隊がいる安全地帯へ送ると、そこで仲町くん達が焦ったように、周囲を見回っていた。
「くそっ、やっぱり遊士がいねぇ。どこに行ったんだ?」
「あの時はトイレの方に行ったから、とっくにこっちに来ているかも、と思ったんだけど」
「今はここを動くのは危険だ。吉報を待とう」
遊士くんが行方不明・・・?
洗面所に行ったと行くことはまだ会場にいるかもしれない。
スタジアムに向かおうとしたとき、タイタニック・チャンピオンがこう言っ放った。
『む、アイナ。空間の歪みを感じるぞ。すぐ近くだ』
タイタニック・チャンピオンは数多くの精霊界を渡り歩いた存在。その予測は恐らく、正しいだろう。
昨日は2体のマスターテラーの出現もあって、再びあってもおかしくはない。
『観客席以外の建物内部にテラーの反応は感じとれないな。どうする、アイナ』
『スタジアムの施設内を闇雲に探すより、目先に迫る脅威の排除が先決』
脳裏に響く闘士の声にそう、念話しながら現場へ急いだ。
タイタニック・チャンピオンが示したのは、スタジアムの脇の林だった。
「!」
若い青の女性の姿、アレはマスターテラー四魔侯の1人、深淵のティアフィネル。
彼女の前には膝をついた銀色の騎士。
「ビリーバー・・・」
ストリアに向かっていたのでは・・・?
ティアフィネルは背を向け、空間に溶けていく。
「・・・次に会うときは更なる輝きを期待していますよ」
そうしてビリーバーの―――――。
―――――変身が解けた。
「!?」
彼が、遊士くんが、ビリーバー!?
Next・・・
ビリーバーの事、みんなに打ち明けるべきなの・・・?
俺は《ザンブレイド・ドラゴン》とユナイトカウンター5個でコーリング!
行くぜ、相棒。
3章 決闘共鳴編
だいぶ進んじまったな。減速させないといけねぇかな。
じゃないと、この状況は看破できなくなる。
更に―――、
チームA.ギート!2部リーグ初デュエルだぜ!
翔太の所の両親って、2部リーグチームの人だったの・・・?
アレが2部リーグ最強クラスチーム、チーム烈火・・・。
3章 決闘共鳴編+2部リーグ挑戦編
通常魔法
このカード名の①効果は1ターンに1度しか発動することができない。
①:自分の墓地の「テクノロギア・マテリアル」の数まで自分の墓地の「テクノロギア」モンスターを選択して発動できる。そのカードを手札に戻す。
レベル8闇属性機械族・ユナイトATK3000DEF3000(装備ATK+2800)
「テクノロギア」モンスター1体+ユナイトカウンター×4
モンスター効果
①:1ターンに1度、墓地の「テクノロギア」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:このカードの攻撃力は装備したモンスターの攻撃力の半分、攻撃力がアップし、そのモンスター効果を得る。
③:このカードが戦闘で破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。
ユナイト効果
①:プレイヤーが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
②:1ターンに1度、このカードがカードの効果で破壊される場合、代わりにユナイトカウンターを1個取り除く。
通常魔法
①:このカードはプレイヤーがユナイトモンスターを装備している場合のみ、発動することができる。自分フィールド上のモンスターを全て手札に戻し、手札に戻したカードの枚数まで自分プレイヤーカードにユナイトカウンターをのせる。
フィールド魔法
このカード名の効果はデュエル中に1度のみ適用できる。このカードはプレイヤーカードが《アームドナイト ビリーバー》でレベルの合計が8以上のユナイトモンスターを装備している場合のみ、ユナイトカウンターを4個以上取り除いて発動する。5個以上、取り除いて発動した場合はこの効果の発動と効果を無効にできず、このターンのバトルフェイズはスキップされない。
①:このカードの発動時の効果処理として、ターン終了時までプレイヤーカードは以下の効果を得る。
●このカードはこのカードの発動時に取り除いたユナイトカウンターの数まで、攻撃できる。
●このカードの攻撃対象になる度、そのモンスターかプレイヤーの攻撃力と守備力はターン終了時まで1000ダウンする。
●プレイヤーカードは相手の効果を受けず、このカードに装備されているユナイトモンスターはフィールドから離れない。
②:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に200ポイントのダメージを与える。
ティアフィネルには完敗、遊士とアイナに不穏な空気が漂う中、ようやく遊戯王BELIEVER2章、完結です。
2章はストリアと決着をつけようと思って書いてみましたが、新キャラがたくさん出たり、《The Silver World》を使ったり、書いている自分がビックリです。
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