^^) _旦~~ㇲッ
さて、これからどうするか。
そう考えたところで特にやることがないことに気づく。
波で消費したものは無かったし、これ以上貯めこんだところで腐らすだけだ。
……帰って少し寝るか
……声が聞こえる
……誰かの……誰かの声が聞こえる
「……!………⁉」
……鬱陶しい、放っておいてくれ
「……様‼フ……ス様‼」
……もう、疲れた……
「ナオフミ様‼」
「んぁ?」
ラフタリアの声で夢から覚める。
……めっちゃ嫌な夢見た。
「ナオフミ様、いつまで寝てるんですか?もう日が暮れてしまいますよ!」
「ああ、悪い」
ご飯ご飯!と急ぐラフタリアを追いながらベッドから出て、キッチンで料理を始める。
異次元冷蔵庫から卵、玉ねぎ、人参とジャガイモ、各種スパイス(なぜか入る)を取り出し、野菜を先に刻む。
野菜を刻んでる間ラフタリアに卵をかき混ぜてもらいながら、盾に各種スパイスを放り込みカレールーに調合する。
玉ねぎを細かく、人参は一口サイズに、そしてジャガイモは少し大きめに切ったら、あらかじめ用意していた鍋に熱湯を注ぎ、野菜を適当なタイミングで放る。
ある程度煮たら別で用意していたカレーをこれまた用意していたご飯に装ってラフタリアがいつの間にか焼いていた卵焼きを被せる。
「はい、完成」
「とてもおいしそうですね!」
「すごく美味いぞ、なぜなら俺の得意料理だからだ。」
一口食べて飲み込むとふわぁああああと喜ぶ(かわいい)ラフタリアを横に俺は黙々と食べる、うん美味しい。
暫くして食事を終え、食器を洗っていると、ふと思った。
「そうだ、リュート村どうなったんだろう」
「?」
あの村今復興でもしてるんだろうか。
暫く歩いていると遠くに綺麗に整地された世界に沢山の人たちが集まり、何かしている様子が見えた。
「よう、困ってるみたいだな」
「貴方は、盾の勇者様……」
人だかりの中に村長と思わしき人物がいたので話しかける。
「盾の勇者様……」
「ん?」
「我々は……これからどうすればいいのでしょうか……」
「これから……か」
「はい、家も畑も井戸も食料も何もかもが無くなってしまいました……我々は、もはや生きる術がありません……」
「ふむ……一応、手はある」
生きる希望すら失っている村長に、希望があると伝えると、その目を見開き、先ほどより高揚した声で詰め寄ってきた。
近い近いすっごい近いつかこの人めっちゃつぶらな瞳してんな、どうなってんだ。
「本当ですか⁉こんな、こんな場所に、何もなくなってしまったこんな場所にまだ希望はあると⁉」
「ああ、一応だが、ある」
「おお……どうか、どうかお教え願えませんか!」
「この世で最もシンプルで、何よりも信頼できる方法だ、それは……」
「それは……?」
少し溜めてると村長は期待に満ちた声と目で訴えてくる。
まぁかなり危機的状況の村だ、なんにでも縋りたいんだろう。
「強くなることだ」
「強く……ですか?」
そう強くなる、一見簡単そうだが
実はめっちゃ難しい、この世界はレベルが全てだ、だからモンスターを倒して、レベルを上げればそれだけで強くなる、ただし、レベルに合った装備と技量を持たなければ命を落とす可能性が高い。
ここで、俺の出番だ、勇者のパーティに入れば経験値にボーナスが入る、実際ラフタリアのレベルは既に100を超えた、獣人種特有のレベルが急激に上がると見た目が変わるという設定(?)が息をしていないがまあいい。
「自分でいうのもなんだが俺は勇者だ、そして勇者にはパーティにはいっているメンバーに取得経験値の増加が付与されるんだ」
「おお、つまり我々の幾人かが盾の勇者様のパーティとなって残った我々は復興へと行けば……‼」
「話が早いな、そうだ、だが今すぐとはいかない、今は生活の基盤を整えるのが先だ、幸い地形と地盤は戦闘の激化の影響で建築をする分には問題がない、そして若い連中に建築や農業の技術を教えてやれ、知識ある奴等がレベリングでいなくなっただけで何もできなくなるのは致命的だからな」
「わかりました、この際一子相伝などとは言ってられませんので、幸い村民に欠損はありません、あらゆる知識を継がせましょう」
「よし、じゃあ、早速建築からやっていくか」
作者の知能が試される次回
暫く戦闘描写なければいいなー