笛吹き少年は少女と共に運命に抗う   作:ジャムカ

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皆さん、こんにちは(こんばんはとも言うかな?)

この度私、ジャムカは読み専門でしたが
小説を書きたいな~と思いましてここに至りました。


ちなみに作者は原作ゲームは未プレイです。

アニメや小説などの知識ですので間違った所とか
あるかもしれませんが、それでも読んでくれますと
私的には嬉しいです!

では、記念すべき第一話の始まりです!


笛吹き少年は東京に立つ

3月下旬 関西の中学を卒業し叔父から半ば追放される形で

慣れ親しんだ関西から関東、東京の高校にいかされる羽目になった。

 

 

 

俺、神子志吹(かみこ しぶき)はその高校からは少し離れた一軒家に住む事になり、わざわざ用意されたのかと思うと

随分前からこうするつもりだったらしい。

 

勿論一人暮らしだ、両親は数年前に他界していて

叔父のとこで暮らしていたがその叔父とは仲が悪く、いや、親族全員と悪いと言うかある事件のせいでこうなってしまったのだ。

 

 

そして今、その自宅に俺はいる。

 

 

 

「そうだ!これから通うんだから高校周辺の下見もしていこう 通学路とか覚えていかないといけないしな」

 

初めての通学路は覚えないとな、まずこれから通う羽丘学園は元々女子高だったらしいのだが少子化に伴い今年から共学となったらしい。

 

そのついでに関西からも数人男子特待生としても欲しいと

理事長から希望があったそうなんだ。

 

 

都合がよかったのか、叔父は俺に何の相談もなく勝手に

受けていたんだとさ 酷い話だが今の俺のこの状態では

仕方ない事なのかもしれない。

 

 

   

そう…今は"まだ"大丈夫だからいい。

 

 

俺が今日から住む一軒家には一通りの家具やらが揃っているそこまでしてくれるのはせめてもの手向けなんだろか?

 

着替えとかは向こうから持ってきているし。

 

「よし、行くか!」

 

 

 

 

こうして俺、神子志吹はまず羽丘学園に向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーー羽丘学園前ーーーー

 

 

 

 

「ここが羽丘学園か……」

 

 

自宅から歩いて30分で着いた、勿論スマホでの地図アプリを使ってな、帰りは使う気はないゾ!体で覚えるものだからな……!

 

 

 

「少し、周辺を歩いて行こう」

 

 

 

 

 

 

羽丘学園から10分くらい適当に歩いていたら商店街が見えてきた。

 

そこには精肉屋、団子屋、パン屋、珈琲店、八百屋、なんでもござれか……飯に困ることなさそうだな。

 

時刻はもう夕方を過ぎ夜に差し掛かる時間であるから腹も減ってきたしどこかに寄るかな?

 

 

「よし、ラーメンにするか」

 

そう言って向かいにあったラーメン店に入っていった。

 

 

 

 

引き戸を開けて中に入るともういい時間であるからかテーブル席は埋まっており、カウンター席が一人分しか空いていなかったので、まず食券を買おうと回りを見たけど、どうやらここは食券販売機はないらしい。

 

まあ しかし販売機は物凄く高いってラーメン大好き女子高生も言ってたし俺は実家のほうでもよくあったし気にしたらオシマイだな。

 

 

とりあえず一人分しか空いてない席に座ってカウンターから水を貰ってから店の壁に書いてあるメニューを見てどれにしようかと思ってたら、隣の長い赤い髪をした女の子が豚骨ラーメンを食べようとした瞬間だったらしくいい豚骨スープの匂いがしたので同じものを頼むことにした。

 

 

………やたら「うめー!」とか言ってるからそんなに旨いものかと期待に膨らんだ…が数分たってこちらにも豚骨ラーメンが来たので食べることにした。

 

 

見た目はありふれた豚骨スープにチャーシュー、玉子、シナチク(メンマ)そして細かく切ったネギか……よし!まずは

スープから!

 

 

 

こうして東京に来て初のラーメンは豚骨となったが…この濃い味付けは俺にはちょっとキツいかな。

 

関東の人と関西の人での概ねの味覚の好みって大きく隔てりがあるんだなーって迷信じゃないって思ってしまったよ。

 

 

 

 

俺がラーメン食い終わった頃には、隣にいた女の子はもういなくなっていた……あんなにラーメン好きそうに食べてるからここらへんのラーメン店巡りすればまた会えるかな?

…ってなに考えてるんだ俺は……。

 

 

さ、腹もふくれたしさっき来た道を戻って帰るか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忘れていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

夜は随分景色が変わる事を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ましてや今日初めて来たばっかりでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに気づくのは商店街を後にして10分くらいしてからだった。

 

 

「なぜ河川敷に出るんだよ……」

 

 

 

 

そう 道に迷ってしまったのだ!

 

 

「ここ、どこだよ……初めての地だから右も左もわかんねーんだった。仕方ないスマホ使うか!」

 

 

 

 

 

そう言って志吹はスマホを取り出した、そしてスリープ状態を解除したら残りの充電が2%しかなかった……!!

 

「やばい!充電無くなっちまう!どどどどどうしよう!」

 

 

 

 

 

 

 

よし!

 

 

 

 

 

「残り2%だけでも地図を見るしかねえ!」

 

 

 

そう決めたが無情にも充電はすぐ1%……そしてついに充電切れになってしまった。

 

 

 

「終わった……道……もうわかんねえや……」

 

その場でガックリと項垂れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「情けねぇ……東京に来て一日目でもう迷子を経験するのかよ…とにかく一度商店街に戻るかな……」

 

 

 

 

さっきまでいた河川敷を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

時刻は夜八時前(時計を見て)まだ商店街全体が閉まっていない、がところどころ店がシャッターを閉めようとしてしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐに目が付いたのは[羽沢珈琲店]の看板が見えたからまだ閉店時間ではないから。

 

少し休憩がてら寄っていくかと思い向かっていった。

 

 

 

 

(カランカラン)

 

 

 

ドアベルがついていたので扉を開けると同時に鐘の音がした。

 

「いらっしゃいませ~」

 

 

 

 

茶髪のショートの女の子が出てきてカウンター席に案内された。

 

「メニューはこちらになります、どうぞ」

 

 

「では、ブレンドコーヒーとショートケーキでお願いします」

 

「かしこまりました、少しお待ちください」

 

 

 

 

 

注文を受け取った女の子はそそくさと奥へ行った

見た感じ、同い年くらいにかなーと思ったが

そんな事より今この状況下をなんとかしないと!

 

 

 

「はぁ~~~どうしよ……」

 

 

 

 

ごくありふれた喫茶店であり珈琲店だったし

閉店まで一時間もなかったせいか客は俺以外いなかった。

 

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、お父さんあのお客さんここに来るのは初めてだよね?それに私とそう年は変わらなさそうだし」

 

 

 

羽沢珈琲店の娘、つぐみはそう言った。

 

 

「それに何か疲れたように下向いてため息までしてるから、どうしたのかなって」

 

そこで羽沢珈琲店のマスターは。

 

「ああ、しかもこの時間帯で注文もケーキとコーヒーだけだなんてね、ちょっと訳有りかもしれないね」

 

 

 

「わたし、ちょっと聞いてくるね!   ……頑張る!」

 

つぐってる瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

「はぁ~~~………これからどうしよ」

 

 

取りあえずコーヒー飲んで落ち着かせてから

これからの事考えよう。

 

「あの……どうかなされたのですか?」

 

 

「えっ!」

 

突然、先程のショートの女の子から声をかけられた。

 

「席に座ってた時から、ずっと項垂れておりましたので

ご迷惑でなければですけど……」

 

 

「えっとですね……実はこの商店街に来るのは今日が初めてでしてちょっと回りを歩いていましたら……情けない話なんですけど迷ってしまいまして、スマホの充電まで無くなってしまいまして道がわからなくなってしまったのです……」

 

「(うぅ……恥ずかしい初対面の人しかも店員さんだぞ)」

 

少し顔を赤くしてそれまでの経緯を話した。

 

 

「えっ、そうだったのですか!!それでしたら

充電機貸してあげますのでここで充電して下さい」

 

 

なんと、渡りに船だ。

 

「いいのですか!?ありがとうございます!!」

 

そう言って女の子の手を無意識に握ってしまった。

 

「えっと……その……」

 

 

みるみるうちに女の子の顔が赤くなっていた。

 

 

「あっ…」

 

慌てて握った手を離した。

 

「じゅ、充電機持ってきますので待っててくださいね…!」

 

 

そう言うと女の子は大慌てで奥の方へ走っていった。

 

 

 

入れ違いにこの店のマスター(?)らしき人がやってきて

注文したブレンドコーヒーとショートケーキを持ってきてくれていた。

 

 

暫くして、女の子は充電機を持ってきてくれてスマホを充電させてくれた。

 

「あの、本当にありがとうございます!見ず知らずの人に

充電機を貸してくださって…」

 

こればっかりは本当に感謝の言葉しか出ないや。

 

「いえ、気にしないでください、お客さんがお困りでしたので…それに……」

 

「それに?」

 

 

「いっ、いえ……何でもないです////」

 

女の子はまた顔を赤くなってしまっていた。

 

「あっ、すみません…自己紹介がまだでしたね

わたしは羽沢つぐみと言います!

もし宜しければですけど…連絡先、交換しませんか?」

 

突然自己紹介し始めたのは驚きだけど

取りあえずこちらも自己紹介しますかな。

 

 

「あー、俺は神子志吹 この春から羽丘学園に入学します

関西から来た特待生…です」

 

特待生と聞いていい感じは本当にしないな…でも嘘は言えないし

 

「あっ、じゃあ同じ学校なんですね!わたしも羽丘学園に入学するの…だからお互いに敬語とかいらないよね?」

 

同い年だと知ると言葉を崩してきたがまあ、こっちもいいか。

 

「うん、よろしくね羽沢さん!」

 

「つぐみでいいよ、志吹くん!」

 

「わかったよ、つぐみ!」

 

 

 

こうして俺のの高校生活は始まりを迎えるのだった。

 

 

 

 

 

だけど…本来の目的を忘れるなよ?

 

 

 

 

 




いやー初めて書きますから
なんと言いますか、緊張しますね(笑)

好評になってくれますと
嬉しいかな……?


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