フィ○ランドに避暑しに行きたい……。
行ける余裕ないのはわかってても、どうしても言いたくなってしまうのが人間の性ですな。
暑くてとても嫌ですが、12話を始めませんといけませんね。それでは、12話をスタートです!
「志吹、もう一度あの猫達を集める事は出来…
いいえ、やって貰えるかしら」
日曜日の夕方、羽丘神社で自己紹介を終えた三人であったが、この先輩は何だ!?猫の事になると暴走すんのかな?
「あー…友希那先輩…猫笛ってのはですね、この音色…もとい旋律を聞いちゃいますとですね、今日一日は警戒してしまって猫は近寄ってはこないのですよ。
さっき演奏止めた時に人間が近くにいましたら逃げていきましたし」
それにこの旋律は難しくて異様に神経使うから、もう無理。
「そう……残念ね。では日を改めてお願いするわね。リサ、帰るわよ、また会いましょう志吹」
「えっ、ちょっと待ってよ友希那ー……それじゃ志吹またね~☆」
リサ先輩はウインクしながら手を振って、階段降りていった。またね、か…もう一度やるの前提ですかい。
「はぁ、俺も帰るかな…今何時だろう?」
とスマホに電源入れてみたら、りみからの返信が沢山あった。全部チョココロネ関連だったけどね。でもその中でひとつだけじっと見てしまった。
『私達のチョココロネ同盟は継続中だね』
「りみ……」
その一文が少し心に刺さった。
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翌日の月曜日の朝、今日からまた学校なので
弁当と教科書を鞄の中に入れて、そして笛は首に掛けて登校する準備も済まして朝食を食べていたが、ふとスマホを見ると。
「通知が来てる、誰からだろう?」
左手でスマホを操作し、メールを見てみたら。
『東北サミット中に事件があったみたい。色々調べてくるから暫くは帰ってこれないかも。それとごめんね、急に出掛けちゃって』
事件があったのか、だから神主さんは帰ってこれないのね。しかし遥さんもいい人やな、あの人こそ
巫女の鏡なのかもしれない。
朝食も食べて、食器も洗い終わったので
少し早めに登校しようと玄関を出たら……。
「あら、志吹じゃない、おはよう」
「おっはよー志吹」
「……おはようございます、友希那先輩、リサ先輩」
通学途中の友希那先輩とリサ先輩が、家の目の前を通った時に俺が出てきたようだった。
「へー、志吹の家って学校から近いんだね」
俺は友希那先輩とリサ先輩、一緒に学校まで行く事になった。リサ先輩の提案だそうだ。
「偶然っすよ、元々は親戚が住んでたのですけどね。亡くなって誰もいなくなったので、俺がこっちに
住む事になっただけですので」
「へぇ~、じゃあ今は一人暮らしなんだ?」
「そうっすよ?」
リサ先輩は何か考えた顔をしていた、一体何なんだろうか。前に蘭も同じような顔をしていたが……
「志吹、あなた今日もあの神社に行くのかしら?」
「今日は行かないですね、まだ猫は警戒してると思いますので」
多分警戒はしてない、だけど俺の神経が持たん。
「わかったわ、でもにゃ…猫さんを呼ぶ時は
「わかりましたよ…」
何でそんなに必死な声色で。
「あはは……友希那ったら、猫の事になると豹変するんだもの、志吹もわかってあげてね☆」
「違うわよリサ、志吹」
「友希那先輩……はぁ、」
「先輩ってのはいらないわよ。それと敬語も」
「えー……上級生ですからそれは」
「もう!志吹は少し固いよ。アタシ達だけの時でもいいからさ、ね?」
友希那先輩も頷く。
「はぁ~~…、わかりま……わかったよ、友希那、リサ」
「うん、よく出来ました♪」
リサも友希那も満足そうな笑みをしていた
……上級生をタメ口だなんて抵抗は少しある、かな?
ちなみに二人に連絡先を交換された。
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「「えっ!?」」
三人で登校してる所をAfterglow全員に見られた上に、他の生徒からも注目を浴びてしまった。ひまりと巴は高笑いしていたが、モカとつぐみは驚いた顔をされ、そして蘭の反応は……。
ガン無視して昇降口に向かっていた。
「こりゃ後で根掘り葉掘りされそうだな…」
昇降口で友希那とリサとは別れたので、さっさと一年の教室に向かおうとしたら。
「あの噂の新入生君、二人とどんな関係なのかしら?」
「もしかして……」
上級生(ネクタイの色からして二年生)の女子生徒がヒソヒソと話しているのが聞こえた。俺は耳がいいから聞こえるんだよね。もしかして、って何だろ?
教室に着くなり先に着いていた蘭から聞かれた。
「ねえ志吹はなんでRoseliaの二人と一緒に登校してたの?」
「ロゼ…リ、ア?何それ、ポ○モンか?」
「違う!バンド名の事!あたし達と同じガールズバンドだよ。知名度も学園内で高いんだってさ」
えっ、あの二人ってそうだったの!?
「蘭は知ってたんだ」
「まあね、同じCIRCLEで練習してるし、先輩だったからね。あたし達にとってはあの人達はライバルだから」
ライバル…いい響きじゃん!
「で、何で志吹はあの二人と知り合いだったの?」
「それはだな……」
俺は蘭に昨日の出来事を話した。猫の事は言わなかったがな。勿論さっきまで一緒にいたのもね。
「何であの時ガン無視したんだ?」
「後で聞こうと思ったから」
「そうすか……」
お昼に屋上でモカとつぐみに散々質問攻めにあった、主に今朝の事でな、ひまりと巴は笑ってないで助けろよ!
そして放課後、俺は今屋上にいる。
皆、ひまり、巴、つぐみは部活やら何やらで蘭とモカは二人で先に帰ってしまったので残された俺は、屋上で笛の練習をしようと思った訳だった。
「理事長の雅さんには許可貰ったし、さて始めるかな」
♪~~~~♪♪♪~~~
演奏する事、数分…
「どーーーん!」
「うわぁ!?な、な、な、な、な、な、何!?」
突然後ろからどつかれて俺は笛を落としてしまった!頑丈な紐で括ってあるから地面には落ちなかったが。
「あっははは!」
後ろを見てみたら、青緑色のショートの女の人がお腹をかかえて笑っていた。ネクタイの色で二年生ってのはわかったけど。
「….……!」
俺は先輩を睨み付けた!
「あははっ!ごめんねぇー、なんか笛の音が屋上から聞こえてきたから、とてもるんっ!として見に行ったら、キミがいたから」
「…………」
何だ、るんっ、てのは?
「それで、あたしが近づいても全然気づかないからさ驚かせようとした、の……」
「………………」
「えっと、その……もしかして怒ってる?」
「当たり前です!人が演奏しておりますのにそれを邪魔されましたら誰だって怒るでしょう?」
「もう、冗談が通じないなぁブッキーは」
「時と場合を考えてください、あとブッキーって何ですか?」
「キミの名前、神子志吹君でしょ?さっきリサちーに聞いたんだ」
「リサちー?、ああリサね……。で、先輩は誰なんです?」
「あっ、ゴメンね。あたしは
「はぁ……日菜先輩は「先輩はいらないよ!」……日菜は俺を驚かせようとしに来たんですか?」
「最初はそうだったけどね、ねえブッキーその笛よく見せてくれる?」
俺は紐を首にかけていた笛を日菜に渡した。
「ふ~~ん、変わった形してるね、これって横笛なんだよね?」
「そうですけど、フルートみたいに……っ!!」
「♪♪~~~♪」
日菜はさっきまで俺が吹いていた笛を演奏し始めた。
(間接キスしちゃってるよこの人は……)
などと思っていたが、この音色は…さっきまで俺がやってたのと同じ…まさかもう吹けるのか!?
そんな馬鹿な!俺はこれの音を出すのに丸一ヶ月はかかったんだゾ……!!
それなのに今日初めて笛をも触る人にいきなりこの音を出されるとは。
♪♪~~~……
「ふぅ、ブッキーこれってとても吹きやすいね、るるるんっ!ってなっちゃった!」
日菜は笛を俺に返してきた。
「日菜って以前に笛を触った事はあるの?」
「ないよ、リコーダーならあるけど」
笛とリコーダーはベクトルが違いすぎる!なのにこの人は……。
「驚いたよ、この笛はまともな音を出すのは凄く難しいんだけどね」
「そうなの?結構簡単だったけど」
これが天才肌ってヤツか、まさか本当に実在するとはね。舞衣が聞いたら発狂するんじゃないか?
「ねえ、連絡先交換しない?ブッキー、なんかるんっ!ってくるから」
「だからその、るんっ!ってなんなのよ…?」
「えー、るんっ!ってのはさあ、るんっ!だよ」
「意味わからん、まあ…はい、これ」
俺は自分のLI○EのQRコードを見せた。
この日も大慌てでハチャメチャな日だったとさ。
またまた間隔が空いてしまい申し訳ございません。
タグに友希那と日菜を追加しました。
暑いのが全ていけないのです!
感想でも指摘でもメッセージにて送ってもらっても
構いませんので、なんでもござれですので、どうぞ