笛吹き少年は少女と共に運命に抗う   作:ジャムカ

4 / 38
前回告知しました通り主人公のプロフィールです。

身長    170センチ
体重    52キロ

好きなもの たこ焼き ラーメン(薄味が好み)
茄子 羽沢珈琲店のブレンドコーヒー

嫌い(苦手)なもの くも(昆虫) 犬 きゅうり 高い所 

特技 料理 曲作り 勉強 弓術

容姿 驚くほど中性的な顔立ち、女物の服を着せても問題ない程に 
髪型は後ろ髪が肩まで伸ばしている黒髪
(イメージはドラ○エ8のク○ールと思って下さい) 

割とどうでもよかったプロフィールでしたね。

では、いよいよ第4話スタートです。


笛吹き少年はいつも通りの少女達と出会う(中編)

俺は走っていた……かのサ○ーブラ○アンの如く速く。

 

 

寝坊したせいで、待ち合わせの10時まであと10分しかないという事を。

 

 

着替えと家の鍵閉めで貴重な時間を3分も使ってしまった。

 

 

 

「急げ……急がないと!」

 

 

つぐみが街案内してくれるって誘ってくれたんだから、遅れたら申し訳がない!!

 

 

「間に合って…くれ!」

 

 

 

俺は羽沢珈琲店まで昨日通っていった最短ルートで向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼▼

 

「それじゃお父さん、行ってくるね!」

 

 

今日は家の手伝いがない日なので一昨日この街に来たばっかりで、来週から同じ学校に通う男の子を街案内しようと私は誘いました……そしたら彼は喜んで承諾してくれました。

 

待ち合わせの時間まであと10分……志吹君はまだ来てないかな?

 

 

お父さんはどういう訳か上機嫌で手を振っていたけど、なんであんなにニコニコしていたのかわからないなぁ…。

 

 

 

でも私も何だかフワフワしている気分になってるからこれってなんだろうか……?

 

 

そんな事思ってたら約束の時間になっちゃってました、だけど志吹くんはまだ来ません。

 

「何かあったのかな?」

 

そう思い、ポーチからスマホを取り出して連絡が来てないか見てみたが……何も来ていませんでした。

 

 

 

スマホをポーチに入れた時、商店街の奥のほうから走っている人が見えました。

 

その人は凄い勢いで走って来て私の目の前で止まってくれました。

 

「志吹くん?」

 

 

「ぜぇ……はぁ…ご、ごめん…つぐみ……遅れ、て……ゴメン……よ」

 

 

寒さが残る春なのに汗だくになってその場で倒れこむ志吹くん、どれだけ走ったのでしょうか。

 

 

「ううん、大丈夫だよ……それよりもどうしてそんなになるまで走って来たの?」

 

 

何となく想像付くけど敢えて聞いてみます。

 

「実はスマホの、アラーム…をね……」

 

 

 

志吹くんは息を整えないままこれまでのいきさつを

途切れ途切れで話してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽▽▽▽▽

 

 

「と、言う訳なんだ…」

 

ようやく息が整え始めた頃に俺はつぐみに頭を下げて遅れた事を謝った。

 

「さっきも言ったけど大丈夫だって…私も考え事しててぼーっとしてたから」

 

「だったらいいんだけど…」

 

そう言えば今日のつぐみの格好は青色のチュニックに

黄色のデニムスカートという、なんか店での制服でしかつぐみの姿は見た事ないからなんか新鮮でいいな。

 

 

 

「志吹くん、もう大丈夫?」

 

 

つぐみがそう聞いてきた、時刻を見ればもう10時10分だ(5分は俺が遅れたけど)

 

 

「あ、うん…じゃあ街案内お願いして貰おうかな」

 

 

そう言うとつぐみは上機嫌で。

 

 

「任せて!まずはこの商店街から案内するね!」

 

つぐみは両手を自分の前に出してガッツポーズをした

所謂ぞいポーズってやつ?

 

 

 

「じゃあまずは向かいにある北沢精肉店から……」

 

 

こうして、俺とつぐみの街案内が始まった。

 

 

 

 

今日も一日がんばるぞい!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「で…ここがやまぶきベーカリー、ここのパン全部おいしいってモカちゃんが言ってたの」

 

「モカちゃん?」

 

つぐみの友達だろうか?

 

「うん!モカちゃんとは幼馴染なんだよ……あっ!志吹くんの事みんなに紹介するけど、いい?」

 

 

「みんな?」

 

モカちゃんって人以外にも幼馴染がいるのかな?

 

 

「そう。私達は小さい頃から五人ずっと一緒だったの」

 

五人、か……羨ましいな、そんな関係は俺も一人だけいたけど東京に行かされるって伝えなかったしLI○Eもブロックしちゃったからね……。

 

 

 

そういえば中学2年の時に東京の学校に転校したちょっと仲がよかった友達がいたな……まぁ、会う訳ないか。

 

 

 

「紹介してもいいかな?志吹くんのこと、みんなに」

 

 

 

 

つぐみが心配そうに俺に訪ねてきた。

 

 

 

「つぐみがいいなら俺が嫌な理由はないよ……というか、みんな同じ学年で同じ学校に入学するんだよね?」

 

 

 

「そうだよ、みんな同じ一年で同じ学校だよ!」

 

 

 

「もう入学式まで一週間もないけど、いつ紹介してくれるか楽しみだよ」

 

 

 

 

その話をしていたらお昼の時刻を知らせる放送が鳴り響いた。もう正午になろうとしていたんだ。

 

 

 

 

 

「あはは……志吹くんまだ商店街だけの案内だけでお昼になっちゃったね」

 

そうつぐみは言ったが案内するのは商店街だけではないのだ。

 

 

「商店街だけでこんなに広いとは思わなかったよ」

 

 

 

マジやべぇ、観光地としてもいけるんじゃね?

 

 

 

「とりあえず、お昼にしよっか!すぐそこのファミレスでいい?」

 

 

「いいよ、行こっか」

 

 

 

 

そう言って俺とつぐみはファミレスに入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ファミレスでの食事を終えた俺とつぐみは

今度は商店街から羽丘学園に向かっていった。

 

 

おっと、ファミレスでのつぐみが頼んだハンバーグセット(サラダ付き)は俺が払ってあげた、街案内して貰ってるのだからこれくらいはしないとね。

……つぐみは悪いよと言ってたけどこちらにも誠意ってのを感じ取ってくれたのかすぐに引き下がってくれた。

 

 

「羽丘学園は……知ってると思うけど回り周辺はまだ知らないでしょう?だからまずはそこに向かうね」

 

 

 

確かにつぐみの言う通り羽丘周辺も知らない。

 

 

…………何か後ろから数人の気配が感じるけど放っておいておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

「ありがとうございましたー」

 

やまぶきベーカリーで昼用のパンを買って店を出た

あたし、モカちゃんはそこで意外な人がファミレスに入るのを見かけた。

 

「おや、あれはつぐではありませんか~?でもあの隣にいた男の人は誰なんだろうね~?」

 

 

 

 

青葉モカことモカちゃんはすぐにスマホを取り出し

LI○Eグループチャットじゃなく 蘭、ひーちゃん、ともちん 三人別々にメッセージを送っていった。

 

「大変たいへん~、つぐが知らない男の人とデートしてる~」

 

三人に一語一句同じ文章を送った。

 

「嘘っ!?つぐがデートぉ!!」

 

ひーちゃんが一番早く返ってきた。

 

「嘘じゃないよ~今商店街の離れのファミレスでお昼食べにいってるし~ちなみにあたしは店の外でパン食べてる~」

 

「つぐの予定ってデートだったんだね……面白そうだからわたしもファミレスまですぐ来るね!まだ出てきてないよね?」

 

入ったばっかりだから出てくるわけないよ。

 

 

「わかった~ひーちゃんも一緒にいこ~」

 

ひーちゃんノリノリだったね~

蘭とともちん返事遅いな~などと思ってたら。

 

「何だって!つぐが男とデートだと!?」

「つぐみが知らない人と、何?」

 

うわっ、二人同時に来ちゃったよ……めんどいなー

 

「え~とね~商店街の離れにあるファミレスでつぐが男の人と一緒に入って行くのを見たんだよね~」

 

 

 

めんどいから二人には同じメッセージでいいや~。

 

 

「モカ、アタシはつぐが心配だからそのファミレスまで来るよまだ出てきてないよな?」

「つぐみが心配だからさ、あたし今からファミレスに向かうよモカ、しっかり見張っといてね!」

 

二人ともつぐが心配なのかファミレスに向かうと言い出したよ~やることみんな同じだね~。

 

「りょ~かい~モカちゃんはファミレスの前でパン食べてるからね~」

 

 

そう言って会話が途切れた、みんな向かい始めてるね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽▽▽▽▽

 

 

 

 

 

羽丘学園に向かう途中でライブハウスがあった。

 

「あっ、ここはCIRCIEっていうライブハウスなんだよ」

 

 

ライブハウスか……ふーん。

 

 

「えっとね…私バンドやっててここのライブハウスで練習してるんだ」

 

 

「へぇーつぐみはバンドやるんだ?何て言うバンド?楽器とかは?」

 

つぐみがバンドやってる事に驚いたから色々と聞いてみようとした。

 

 

「バンド名は『Afterglow』って言うの、メンバーはさっき言った幼馴染の五人、私達みんなでやってるの。私はキーボード担当だよ」

 

 

 

「聞いた事あるゾ……今、流行りのガールズバンドってヤツなんだね結成してどれくらい経つの?」

 

 

「実は……その……まだ結成したばっかりなんだよね、でもね凄く楽しいんだよ!」

 

 

そう言うとつぐみはとてもいい笑顔になっていた。

 

 

 

「「「「…………つぐ(み)」」」」

 

 

 

 

その時、四人の声が、聞こえたのを俺は聞き逃さなかった!!

 

 

「つぐみ、悪いんだけどさ……後ろにいる四人さ……知ってる人かな?」

 

 

「えっ!?」

 

 

そう言って俺とつぐみは後ろを振り向いたら

物陰に隠れそうにしたけど間に合わなかった四人の姿があった。

 

 

 

「ら、蘭ちゃん!モカちゃん!ひまりちゃん!巴ちゃん!いつからそこに!?」

 

つぐみの問いかけに観念したのか四人は俺とつぐみの前に姿を現した……。

 

 

 

 

黒のボブカットに赤いメッシュを入れた女の子に。

 

 

 

銀色のショートでパーカーを着ている女の子に。

 

 

 

ピンク色なおさげの髪型をした女の子に。

 

 

 

ロングの赤い髪をした俺と同じ位な身長の女の子が。

 

 

 

俺とつぐみの前に立っていた。

 

 

 

 

これが、俺とAfterglow全員との初顔合わせであった。

 

 

 

 

 

 




はい、最後にAfterglow出ましたねー
バンド結成と蘭のメッシュは少しフライングさせておりますので。
何?まだ出てない人がいる?
それはその内に……学校違うし、ご勘弁を!


☆9の評価をくださった 美味しいご飯さん
感想と指摘までありがとうございます!!


感想でも指摘でもなんでもござれですので、どうぞ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。