そして六月末にはアニメの1クールが終わり
七月からはまた新しいアニメの1クールが始まります!
益々寝不足になりますがね。
眠いですが、第6話スタートしませう。
つぐみ達Afterglowとの出会いから数日が過ぎ、いよいよ明日は羽丘学園の入学式だ、既に制服も鞄も準備してあるからね。
ん?その間に何やってたかって?
まずあの日の夜に蘭、モカ、ひまり、巴からLI○Eの登録を済ませられ(グループチャットにも招待された)そして翌日にいつもの笛の演奏をしてから寝て
その日の朝に家の整理とかまだ自分の部屋とかしか手を付けてないから、まずはリビングとキッチン用具の購入と冷蔵庫に色々な食材……調味料は塩と砂糖しかなかった。
醤油とかマヨネーズとかは勿論購入した。
そしてパソコンにネットを繋げ……既にやってあったよ。
ネット回線の契約とか大丈夫か?いつ切れるか不安だわ……。
二階は掃除してあったのか綺麗だったが家具とかは何もないし、ここは使わないままでいいかな?
「一人で暮らすにはホント広すぎるなぁ……」
そう思ったのだった。
朝食を済ませ朝9時、外に出て郵便受けに何か入ってたので見てみたら羽丘学園からの書類だった。
取りあえず中に戻って書類の中身を見てみることにした。
「なになに……?」
中身を見てみたら、どうやら明日の入学式をやる前に理事長に会うとの事だった。
特待生だからか
皆集めて何か話す事でもあるのだろうか?
……俺の理由は何だろうな。
他の書類のは普通に学園案内書やら説明とかだった。
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書類を一通り見てから俺は家を出ていた、今から
昼飯を買う為にやまぶきベーカリーがある商店街に向かっていった。
なぜ昼にパンだって?それは昨日モカがLI○Eで
『やまぶきベーカリーのパンは最高だよ~しーくんも一度でもあのパンを食べたら病みつきになるから、是非いってくれたまえ~』ってきた、まあ俺はメロンパンとチョココロネが好きだからな。ここはモカのいうやまぶきベーカリーに向かう事とした。
たしかつぐみと案内した日に行ったファミレスの近くだったな、そう言えばそこでモカの話もあったな。
ーーーやまぶきベーカリー前ーーー
「ここか」
家から歩いて数十分の距離であったが、迷う事なくやまぶきベーカリーの前に着くことが出来た。
「つぐみに感謝だな、街案内してくれなきゃまた迷うところだったからな」
外から見える大きな窓にパンがすらりと並んでいる
何種類あるかはわからないが、店の奥にまであるとするとかなりの数があるのだろう……これは期待が持てるな!
「入るか、俺の昼飯がパンに決まって嬉しいな~♪」
(カラリン)
店の扉を開けるとドアベルの音が鳴る、つぐみの店とはまた違うタイプのようだ、若干音が低い。
「いらっしゃいませー」
声のした人はレジにいた、茶色の髪でその髪をリボンで結んだポニーテールをした女の人、見た感じ俺とそう変わらない年齢に見える。
っと、それよりもパン何があるか見なければ。
そう思いトレイを持って店の中を歩き始めた…。
クリームパン…メロンパン…カレーパン…フランスパン…チョココロネ…クロワッサン…ジャムパン…あんパン…コッペパン…オニオンブレッド…揚げパン…コロッケパン…あとラスクまであるのか!?こりゃ本当に種類が多いなぁ~。
「ま、選ぶのはこれしかないのだがな」
まずメロンパンを二つとラスクを一つをトレイに乗せてあとはチョココロネ取りに向かっていった。
そしてトングでチョココロネを取ろうとした時、別の方向からトングが出てきてトング同士が当たってしまった。
その方向を見た先にはーー。
「えっ、君は…?」
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私は今、やまぶきベーカリーに向かっています、だって大好きなチョココロネがそこにあるから。
そこで作るチョココロネは他のところよりも美味しくてもう完全にやみつきになっておるんよ…あっ!いけない、いけない、関西弁が思わず出ちゃうのを早く治さないといけないね。
「ぅぅ…高校生になったら今の私を変わらなきゃいけないのだから、頑張らないとね」
明日は入学式だから今日はチョココロネ買ってお姉ちゃんとお昼を一緒に食べよう。
やまぶきベーカリーに着いた私はドアを開けて「いらっしゃいませー」って山吹さんの声が聞こえた。
チョココロネ、チョココロネ!
トレイを持って早足でチョココロネまで真っ直ぐ向かう、急いでたので先に店にいた人がチョココロネを取るのを気付かないでトングを伸ばしてしまった。
(ガチン!)
トングが当たってしまった。
「ごめんなさい!わ、私慌てていて…」
「えっ、君は…?」
恐る恐るその人を見る…黒髪をオールバックにして後ろの髪を結ってる男の人、あれ?この中性的な顔って……。
「志吹君…?」
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「志吹君…?」
黒い髪をしたショートの子は俺の名前を言った…。
「りみ、なのか?」
その子は驚いた顔からパアッと笑顔になって。
「そうだよ、久しぶりだよ志吹君!」
「ああ!久しぶりだな、2年振りかな?」
「うん!中学二年になった時にこっちに来たからね」
まさか再会するだなんてな!ついこの前、会うわけないって思ってたのに、これがフラグってのか?
「志吹君もこっちに引っ越して来たの?いつから?」
「そうだよ、こっちに引っ越したんだよ先週からな」
「凄い偶然だよね!お互いに引っ越してもまた会えるだなんて!」
りみは本当に嬉しそうに話していたが、お客さんも来はじめてきたしそろそろチョココロネ取らないとな。
「それでりみ、このチョココロネどうする?あと二つしかないからさ」
そう、チョココロネは一番人気あるのかあと二つしかなかった、レジにいる店員さんに補充をお願いしたけど今から作るらしく、今すぐには出来ないって言われた。
「じゃあさ、りみが二つ取っていいよ」
「えっ、でも志吹君ってチョココロネ好物だったよね?
中学1年の時によくお昼に食べてたし」
同じクラスだったからな、けどよく見てるな。
「俺は別にメロンパンがあるからいいよ、これも大好きだしな!ついでに後はクリームパンにするかな」
「ありがとう、志吹君……」
りみは少し顔を赤くしていた、なんだろうか?
「ありがとうございましたー」
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俺とりみはやまぶきベーカリーを出るとりみはお姉ちゃんと昼を一緒に食べるらしくそこで別れた。
勿論連絡先も交換したさ、どうやらりみは中高一貫の花咲川女子学園だったみたいだ、中学二年時に転校先はそこだったからだとさ。
そういや羽丘も中高一貫だったよな、でも共学はこっちだけか。
疑問に思いながら自宅へと帰っていった。
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「(志吹君、やっぱりカッコよかったなぁ……それに相変わらず優しいし)」
「りみ、顔を赤くしてどうしたの?」
「な、何でもないよ、お姉ちゃん!」
りみはチョココロネを手に持ったまま顔を赤くしていた。
「(学校違うのは残念だけど、また会えるよね?)」
「どうしたのかしら、りみは…」
牛込ゆりは首を傾げていた。
▽▽▽▽▽▽▽
モカにはパン旨かったって送っておいた、すぐに返信がきて「ふっふ~、しーくんもやまぶきベーカリーの虜になる日は近いかもね~」なんて言いやがった。
怖い事言うなよ、てかモカはお金とか大丈夫なのか?
俺は向こうでの宮司の仕事と、かつてY○○T○beでの曲作りでの動画配信してたらスゴい再生回数で広告収入もあったしな。
一年は困らないぐらいもっているよ。
……実家からの仕送りなんかあるわけないしな!
でもいつかはバイトするか、曲作りを再開するかだな。
蘭達Afterglowの連中は今日はバンドの練習とか言ってたけどモカがすぐに返信来たって事はもう終わってるのかな?
あれから羽丘神社には行ってない……
京都、奈良、和歌山とほぼ全ての神社に行っても効果なかったからな。
この苦しみの呪いを抑えるのがこの笛だからな…。
なんの装飾もないこの龍笛が俺の全てともいえる。
「まだ時間あるけど練習でもしているか、気を紛らしたいしな……」
日付が変わるまで練習をして、また一日の演奏をして眠りについた。
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朝6時半、アラームが鳴り起きる。
「ふぁぁ…最近は夢は見ないな」
最初の1日目以外は夢は見ていない、あれは悪夢だが。
「さて、朝食の準備をして着替えて入学式の準備をしますか」
朝7時10分
朝食を済ませ、制服に着替え、緑のネクタイをして
鞄を持って羽丘学園まで歩いていった。
蘭達みんなには俺は理事長に話があるって伝えた、ひまりは皆一緒に行こうって言ってたけどこればっかりは仕方ないよな。
20分程歩いて羽丘学園が見えてきた、途中俺と同じ制服を着た人がいたが全員女子だった。つまり上級生達だ。
しかも皆揃って、俺に目線を向けてくる。
「上級生はみんなこっち見てるけど、やっぱり男子生徒は一年しかいないから珍しいように見てくるんだな」
物珍しそうに見てくるのはなんか嫌だな…蘭や巴とかは気にしなさそうだけど。
こうして、俺は羽丘学園に入り書類に書いてあった理事長室までの案内図があったから、それを鞄から取り出して理事長に向かっていった。
ようやくりみりん登場ーー!!
これでタグに嘘付かなくてすみまする。
ギリギリ入学式に間に合っ……た?
二回も寝落ちは笑えませんな、そのお陰で遅れてしまったので。
次回も寝落ちしませんように頑張ります!
感想でも指摘でもなんでもござれですので、どうぞ。