いくらなんでも店の名前を間違うのはアカンやろ…。
見直し、大事!作者はテストとかは見直しなぞ一切しませんでしたがね。
そんな失敗談は墓地に置いて、第7話スタートです
入学式前に特待生だけは理事長に話がある為、俺は今から羽丘学園の理事長室に向かっていた。
羽丘学園の見取り図を見ながら行ったが、一階のしかも職員室の一つ奥に理事長があったからすぐに着いた。
で、俺は今理事長室前にいる。
「入ってもいいのだろうか?」
などと独り言を言っていたら、理事長室のドアが開いた。
「あら、あなたが特待生の神子君?」
随分若そうな女性が出てきて、そう尋ねてきた。
「はい、そうですが…理事長に話があると書類に書いてありましたので」
この人はここの教師だろうか、話を通してくれるといいのだけどな。
「そうね、説明するから中に入ってそこに座ってくれる?」
そう言って、その人は部屋に俺を招き入れた、ん?
まさかこの人が理事長!?
俺は応接椅子に座り、理事長机の椅子にその人は座った。
「まずは私の自己紹介からね」
そう言って、自己紹介を始めた。
なんでも俺の親とは親交があったらしい。
そんでもって
どうやら羽丘の特待生というのは俺をこっちにやる為にでっちあげた嘘だという事がわかった。
「つまり、俺は完全に厄介払いされた、と言う訳ですので?」
「まあ、そう捉えても仕方がないわ…全く、あの人の考える事よね」
叔父とも知り合いだったのか、しかもよく知ってるんだな。
「でも表向きは特待生って事になってるからね、そんな訳で特待生はあなた一人よ」
そうなるよな、裏では裏口入学みたいなもんだな、誰がうまいこと言えと。
「関西からはあなた一人だけど男子生徒はちゃんといるから安心して、でもあなたを入れて10人しかいないけどね」
「少なすぎやしませんか、そんなに男子の募集がなかったのですか?」
もっともな質問をしてみた。
「共学にするって決めたのが遅かったからなのよ、それにここは中高一貫だから外部の、それも男子となるとここに来る物好きはそういなかったみたいなの」
「…………」
「それでも10人は上出来と思ってるわ、来年はどうなるかはまだわからないのだけど」
「もうすぐ時間になりそうね、肝心な話はまた後でね」
そう言って、雅さんは講堂へ向かい、俺も急いで自分のクラスへと向かった。
話には触れなかったが俺は一年A組だった、でも自分しか見てなかったから蘭達はどうなったか後で聞いてみよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
入学式も終わり、HRで自己紹介もやったが男は俺入れて三人しかいない……これは肩身が狭いな。
ちなみに顔見知りは蘭しかいなかった、蘭以外みんな違うクラスとなってしまったよ、なんてこったい。
~~~商店街離れのファミレス~~~
今日は午前中だけだったのでひまりの提案でファミレスにてお昼にする事になった。
窓から巴、ひまり、俺、向かいにはつぐみ、モカ、蘭が座っている。
注文を済ませて待っているとモカがいきなり嘆いた。
「つ~か~れ~た~よ~モカちゃんはお腹が空いたよ~」
「こーら、モカ、授業は明日からなのに半ドンでそんな調子だと先が思いやられるぞ」
「わたしも疲れたよー、自己紹介して終わった後に男子達がこっちずっと見てくるんだもん!」
「あはは、私は少し噛んじゃったけどね……」
モカと巴とひまりとつぐみはB組か、見事に俺と蘭だけ別れちまったな。
「あたしも疲れた」
「俺も疲れた、この肩書きのせいで特にな」
つぐみは知ってたが他のみんなには、俺が特待生って事を知らなかったんだよなぁ。入学式で暴露されたけど、雅さんには後で文句言ってやる!
「特待生って言っても何も変わらないよな?」
「そうだよ、気にする事ないよ!」
「特待生~なにそれ~おいしいの~?」
「志吹は志吹なんだから、それでいいじゃん」
「みんな……ほ、ほらね志吹くん!私だけじゃないでしょ?変わってるのはさ」
そういや忘れていたけど、つぐみに特待生って言った後俺は変わってるとか言ったっけ。
「つぐみ、それはどういう意味?」
「つぐ、ひどーい!」
「アタシらは変わってるとは説明して貰おうか?」
「……うきゅるるる」
「ご、誤解だよぉ!」
モカは腹減ってて何も言ってこないが、蘭や巴がつぐみをいじり始めた、巴は反対側だぞ、身を乗り出すんじゃない、でもな……。
「ありがとう、みんな優しいな」
みんなには聞こえないように俺は言った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ファミレスで昼飯にした後、蘭たちは夕方にバンドの練習があるからそこで解散になった、なので俺も自宅に帰った。
夕方四時になろうかと時間にインターホンが鳴った。
「誰だろ?蘭達は練習だし」
玄関を開けてみると。
「神子君、話の続きをしに来たわよ」
羽丘学園の理事長こと雅さんがいた。
「そうですね、立ち話はなんですから中にどうぞ」
~~~自宅リビング~~~
俺と雅さんはリビングのソファーに座り、雅さんは話をし始めた。
「どこから話そうかしらね、まずはウチに来た理由から話すべきね」
雅さんは話し始めた。
「ここの近くに神社があるでしょう?そこには他にはない神道の力があるらしいの」
そんなのどこだってよくある話だ、和歌山の熊○神社だってそうだったけどね。実際はそうでもなかったがな。
「よくある話って思ってるでしょうけど、紀州の総本山が○野神社でしょうが、東京だと羽丘神社なの」
胡散臭いな、だけどあそこは本堂には入れないんだよなぁ。こっちじゃ俺の事情も知ってる訳ないから、おいそれと話すわけにもいかないし。
「だからここの神主さんに紹介状を書いといたから渡しておくわね」
そう言って、ケースの中から紹介状を出して俺に渡してきた。
「ありがとうございます、でも本当に大丈夫なんですか?俺の呪いの事、向こうは何も知らないのでしょうに」
「それについてもその文に書いてあるわよ、大分はしょっててあるけどね」
「不安ですが、まあ明日にでも行ってみますよ」
不安と緊張しかないわ!
「頑張ってきてね、今私が協力出来るのはここまでだから。でも相談とか悩み事とかならいつでも大丈夫よ」
「まぁ、なんと言いますか…色々ありがとうございます」
「あと、これは私個人じゃないのだけど……
「いえ、でもどうして雅さんが彼奴の事知ってるのですか?」
「私の姪だもの、お昼に連絡来たわ「志吹はお姉ちゃんの高校に入学したんでしょ?」ってね」
「ど、どう答えたんですか?」
「入学したって答えたわよ、嘘つくのも面倒くさいから」
「マジですか、面倒な事にならないといいんですが……」
彼奴の行動力は凄いからな、一度決めたら我が道を行くタイプだからな……舞衣ともLI○Eをブロックしたのは失敗だったかな。
「話す事も伝えたし、私はもう帰るわね」
そう言って雅さんは帰っていった。
「舞衣……ブロックはあいつだけ解除するか」
LI○Eの友だちリストに舞衣のブロックを解除した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「へぇ、花咲川も同じ日に入学式だったんだ」
夜飯食べて夜九時頃、りみからLI○Eが来たので雑談していた。ちなみに今は無料通話中だ。
「うん!自己紹介で変わった人がいたの、戸山さんって人がね、外部入学だったから友達いなかったんだけど、すぐにクラスのみんなと打ち解けて友達になっちゃったんだ」
「あと私達が会ったお店の店員さん、山吹沙綾ちゃんっていうんだけど、その人も同じクラスだったんよ」
「えっ、あの店員さん同い年だったんだな」
てか、りみと同じ花咲川だったんか。
「わたしは自己紹介上手く出来なかったから、わたしも高校で変わらないといけないのに……」
りみの声のトーンが低くなってきた。
「焦る必要はないよ、ってのは月並みな言葉だけどさ、そのさ…戸山さんだっけ?その人とお昼一緒に食べるとかさ、行動すればりみも変われるんじゃないかな?」
「志吹君…うん、わかった…ウチ、やったるで!」
あ、関西弁出てる…。
「あ…関西弁…出ちゃってる…」
関西弁でいけば大丈夫そうなんだがな、まあ俺も人の事言えないか。
「ともかくさ、明日から戸山さんと一緒についていけば何か変わるかもね、頑張れよ!りみ!」
「おおきに、志吹君…あっ!~~~~~っ、も、もう寝るね!おやすみ、志吹君」
「あ、ああ……おやすみ、りみ」
りみは恥ずかしそうな声で俺との通話を切った。
▼▼▼▼▼▼▼
志吹君との通話が終わった後、りみは枕に顔を埋めていた。
「ぅぅ~~~~関西弁がつい出ちゃって……しかも志吹君に、恥ずかしいよぉ~~~」
「りみ、昨日の昼といい、今といいどうしたの?」
「お、お姉ちゃん!!何でもないよぉ……」
「本当にどうしたのかしら?」
今日も首を傾げるゆりであった。
こうして、また長い一日が終わりましたとさ。
暑くなりまして少しペースが少し悪くなって来ましたが申し訳ございません、今後もこうなるかもしれませんのでどうかご容赦を。
ここで新キャラが二人も!?
果たしてこの先どうなりますのやら。
感想でも指摘でもなんでもごされですので、どうぞ。