では、久しぶりに、どうぞ。
「クリエイト・ウォーター!!」
詠唱と共に水を放ち、ジャイアント・トードを倒した。
アイリスと別れてから3日、俺は八つ当たりでジャイアント・トードを狩り続けていた。
「なんだよ。王族って...!!そうやって俺を欺いて、なんなんだよ!」
俺は元の口調でこんなことを3日間言い続けていた。
「アイリスのバカ。...俺の、バカ...」
薄々分かっている。アイリスは良い子だってことを。王族なのを黙っていたのも、俺とただ遊びたかっただけだってことも。
王族だからって、偉い人だからって悪者って決めつけて。俺はそんな自分が許せなかった。
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日が暮れてきたので、俺は王都へ帰ることにした。ジャイアント・トードを狩り続けているので、レベルも上がり、ジャイアント・トードを余裕で1人で倒せるくらいには強くなっていた。
「はぁぁ。疲れた。そろそろイライラも収まってきたし、パーティとか組みたいな。1人より良いだろうし。」
王都も離れようと思っていた。アイリスと出会うと気まずいし、何より俺みたいな冒険者なりたては、こんなところにいるより、駆け出し冒険者の町、アクセルの方が向いているだろう。てか、そろそろ口調戻さないと。
そんなことを考えながらぼんやり歩いていると、王都が見えてきた。やっと休める!と思ったが...
「キャーーーーーッ!!!」
と、たくさんの悲鳴が聞こえてきた。
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襲撃を受けたのが丸分かりなくらい王都はひどい有り様だった。建物はボロボロなところもあったり、人が倒れていたりしていた。
「大丈夫ですか!?何があったの?」
俺は女口調で倒れているお姉さんに尋ねた。
「...悪魔が、暴れて...街をめちゃくちゃに...」
「悪魔...?」
おいおい、王都には強い冒険者がいっぱいいるって話だろ?何してんだよ。
「私に出きることはないだろうし、もう別の町に移動しようかな。」
そう思い、王都を出ようとしたとき、ふと思った。
王都を襲撃ってことは、やっぱり城を...?
そう思うと、ふとアイリスを思い出した。
「いやいや、アイリスなんか別にどうとでも...!!あぁ!クソ!俺のバカ野郎!」
そう言って俺は王城に向かって走っていった。
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俺は城に向かって走り続けていた。
「どこもかしくもボロボロだな。どんだけ暴れてんだよ!」
俺は敏捷性は並より高い程度なので、城までは結構かかりそうだ。
「広すぎるだろ王都!それより、ホント冒険者どもは何を...」
「大物賞金首の討伐に向かっているらしい。」
「!?」
俺が走りながら愚痴を言っていると、背後からそんな声をかけられた。
「...誰、ですか?」
恐る恐るそう言い、背後を見てみると、その声の主は空を飛んでいた。
そして、俺でも分かるような禍々しい気配を漂わしていた。
「いきなり名を尋ねるとは、無礼な輩やのぉ。まぁ良い。名乗ってやる。」
上空にいる女はそう言うと、不気味に笑い、
「妾の名はベルゼブブ。魔族だ。」
と、そう名乗った。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
気に入っていただければ何よりです!
では、また次回!(まだテスト終わってないので遅くなるとは思います。)