なんとなく書き始めた短編集。
トップバッターはもちろんこの子です。
「パン~♪パン~♪モカちゃんのパン~♪」
学校の帰り道、隣で先ほど買ったメロンパンを頬張りながら歩くモカ。
「モカって本当パン好きだよな。」
「と~ぜん!モカちゃんとパンは切っても切れない関係だからね~。」
小動物のようにパンを食べる。その姿が可愛らしくつい見とれてしまった。
「ど~したの~?」
「いや、なんでもない。」
不思議そうに顔を覗いてくるモカに悟られないように何とか平常を保つ。
「もしかして~モカちゃんに見とれてたのかな~?」
モカはニヤニヤしながら俺の顔を覗きこむ。何とか悟られないように顔を逸らすが彼女はお構い無しのようだ。
「そういえばさ!モカってよくパン食べるけどさ、それで夕食食べれるの?」
「ほ~。それを聞きますか~。まあ食べれないことはないよ~?モカちゃんの食欲はどこまでも続くからね~。」
「凄いな。」
「それに~カロリーは全部ひーちゃんに送ってるから大したことは無いんだよ~?」
「ひまりちゃんも大変だなあ…。」
どうやら彼女がどれだけ食べても太らない理由はそれみたいだ(本当はただ太りにくいだけなんだろうけど)。でもひまりちゃんにカロリー送ってるっていうけどひまりちゃんも大して太ってるようには見えないんだよな。というかアレかな?送ったカロリーは全部胸にいってるんじゃ…。それならあの部分が大きいことも納得できる。
「ね~今何考えてたの~?」
長いこと考えていたのかモカが俺に語りかけてくる。
「なんでもないよ。」
「ひーちゃんの胸とか~?」
その言葉を聞いたとき思わず転けそうになった。そしてモカもそれを見ていて少しムスッとしていた。いや、間違っては無いんだけど正解でも無いんだよな…。というか何でこの子はこうも勘が良いのだろうか。
「……むう。」
少しだけ拗ねたような表情をした。その後、暫く2人で歩いていたが突然モカが語りかけてきた。
「ねえ、やっぱり男の子って大きい方が好きなのかな~?」
と突然モカが聞いてくる。
あれ?モカそんなこと気にする子だったっけ?というかなんだろう…。なんか真剣な顔してるけどそこが凄く可愛いんだけど。
「うーん…どうなんだろ。気にしたこと無かったからな。」
「そーなのー?」
「でもそんなこと関係なしに俺はモカのこと大好きだけどな~。」
「そっか~。」
あっさりと俺の意見を受け入れ、さっきまでとはうって変わって笑顔になる。意外とこの子表情コロコロ変わるな。
「それにしても意外だったな。」
「何が~?」
「モカがそんなこと気にしてたなんて。てっきりモカは自他共に認める美少女なんだから気にしてないのかと思ったよ。」
そういうと顔を赤くして明後日の方向を向いた。
「……バカ。」
「え?」
「カザっちには~明日やまぶきベーカリーのチョココロネ奢って貰うからね~。」
「なんで!?」
「教えなーい。」
そういってスタスタと帰って行くモカ。いや俺何か悪いこと言ったかな?そう考えながら俺は彼女の後を追った。
一方のモカは…
「まさかカザっちに一本とられるなんて…。」
俺に美少女と言われたことで嬉しさと恥ずかしさが頂点に達していたらしい。
いかがでしたか?
良ければ高評価、感想をよろしくお願いします。
次回は…まん丸お山に彩りをなあの子です。
前書きにその話ごとの設定書いた方がいいですか?
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いる
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いらない