この素晴らしい世界に祝福を!ー孤独の放浪者ー   作:KIA_E-Iva119

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第10話「首無し鎧との戦い(中編)」

ーこの素晴らしい世界に祝福を!ー

             ー孤独の放浪者ー

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ー街の正門から離れた草原にてー

 

…流石に真正面から突っ込めばそれこそ経験の差が大きすぎて、あっという間にやられてしまう…

 

なら、こいつの想像を上回る事をすればいい

 

どこか不意を付いてチャンスが出来ればこちらが有利になる

 

ベルディア「貴様が俺の相手になるか…せいぜい俺を退屈させるなよ」

 

アレン「出来るかどうかは分からんが」

 

ベルディア「フンッ…」

 

ベルディアは大剣を構える、そして俺は

 

アレン「サブアーム、展開」

 

俺の背中から自分の腕よりやや大きめなアームが展開され、腕を覆うようにカバーしていく

 

こうすることによって重量のあるクロスフィストを軽々と扱う事が出来る

 

しかし俺は左手だけに装備し、右手はストライカーAS01を装備する

 

流石に片手では持つのは無理なのと、狙うことすら出来なくなるのでサブアームをさらに展開させ

 

支える、コッキング、リロードをするサポートが出来るようになる

 

サイレンサーは消耗品で取り外しておき、スコープは覗けないので特殊ヘルメットに内蔵されている標準カメラで補う

 

ガコッガコン…と音を鳴らし、まさにこれから戦う為の準備だった

 

ベルディア「…ほう、奇妙な装備をしているがそれでこの俺に勝てるとでも?」

 

アレン「さぁな」

 

…辺りに静けさが漂う

 

ベルディアと俺は、右に片足ずつずらして円のように回っていく

 

ザッ…ザッ…ザッ…ザッ

 

そして回り終わったのと同時に、ベルディアがいた位置は俺

 

俺のいた位置は…ベルディア

 

両者とも両足を片足ずつ、後ろに下がる

 

ベルディア「(面白くなりそうだな…そう安安とくたばるんじゃないぞ)」

 

アレン「…」

 

…

 

……

 

………

 

アレン「むんっ!!」

 

ベルディア「はぁああっ!!!」

 

ガキィンンッ!!!

 

左手でデュラハンの攻撃を受け止め、そのタイミングで右手に持っていたストライカーAS01を構える

 

狙う先は、ベルディアの胴体…ゼロ距離からだ

 

ズガァンッ!!

 

…

 

ベルディア「…何をしたか分からんがそんなもの…っ!!」

 

大きく振り上げられた剣は、今にも俺を真っ二つにしようと振り下ろしてくる

 

アレン「く…っ!」

 

ヴゥーンと俺は左に回転しながらかわし、少し後ろに距離をとって下がる

 

足に力を込め地面を蹴り、ベルディアに向かってクロスフィストをぶち込む

 

大剣の長身部分で受け止められるのを分かって、殴るように見せかけベルディアの股の下を滑り込み

 

通常弾ではさっき試してみて分かったので徹甲弾に装填

 

アレン「これでも…食らってみろ…っ!」

 

ズガァンッ!!!!

 

ベルディア「…ほう、この俺に一撃を与えるとは、そう来なくては…なぁっ!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

…

 

…ズガァンッ!!ズガァンッ!!

 

ガキィンンッ!!!ドゴォオオンッ!!!

 

どうするどうする!?アレンから任されたとは言え、早くなにか打開策を見つけないと

 

このままじゃアレンがいつまでたっても持つとは限らない!!

 

ん?ちょっと待てよ?今俺が持っているスキル…

 

っ!これなら行けるかもしれない!!

 

カズマ「アレン!!合図を出すからタイミングいい所でベルディアから離れてくれっ!!」

 

アレン「っ!了解した…っ」

 

カズマ「3…2…1…今だっ!!」

 

アレン「むんっ!!」

 

よしっ!ここだ!!

 

カズマ「クリエイトウォーター!!」

 

水の魔法をあのデュラハンに向けて放つ!!

 

それから…っ!!

 

カズマ「フリーズ!!」

 

ベルディア「な…っ何ぃっ!!?」

 

水を凍りつかせ身動きが取れなくなった今がチャンス!!

 

カズマ「スティール!!」

 

辺りに閃光で眩しくなって、少したって目を開けてみると…

 

カズマ「…っ!?なっ!!」

 

な…なんで!?俺は確かに今スティールしたんだよな!?

 

ベルディア「悪くない手だったな…」

 

もう一度確認しても手には何も無かった

 

くそ…っ!!

 

ベルディア「レベル差というやつだ、さて…茶番はもう終わりにしよう…っ!!」

 

ダクネス「はぁああっ!!!」

 

ベルディア「ふんっ!!!そんな攻撃でこの俺を倒せると思ったかぁっ!!」

 

ダクネス「ぐあぁあっ!!!」

 

くっ…ベルディアは連続で斬撃を繰り出し、ダクネスは防御を取れないまま、ベルディアの斬撃を食らっていく…

 

アレン「オォオオ…っ!!」

 

ガァアアンッ!!!

 

アレン「く…っ!!」

 

ベルディア「…ふんっ!鈍いわぁっ!!」

 

大きく振った大剣はアレンの胴体に当たり、吹っ飛ばされ岩に叩きつけられる

 

アレン「カハァ…っ」

 

カズマ「っ!!?アレェエエンッ!!」

 

ダクネス「ア…アレン…っ!!くぅ…っ」

 

めぐみん「ア…アレンっ」

 

アクア「ここは私に任せて!!」

 

カズマ「た、頼む!!」

 

思い出せ…っ!!思い出せ…っ!!

 

相手はデュラハンだ、確かロールプレイングでは何が弱点だった…?

 

あいつのよく観察しろっ!なんであいつは俺の出した水を大袈裟に避けたんだ?

 

デュラハンの弱点は…アンデッドモンスターの弱点は…っ!!

 

ベルディア「もはやここまでのようだな!愚か者共!!」

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次回part11「首無し鎧との戦い(後編)」

 




目標10話達成です!!
しかし主人公は大打撃を食らってしまう!
それを目撃してしまったカズマ達は混乱し始める…
主人公以外の他のキャラの目線は今回が初めてなんじゃないでしょうか?
今後主人公以外の目線をちょこちょこ入れていくのでより楽しめると思います( ॑꒳ ॑ )

以上キア_エイヴァ119からでしたー
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