この素晴らしい世界に祝福を!ー孤独の放浪者ー   作:KIA_E-Iva119

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第16話「危機的状況」

ーこの素晴らしい世界に祝福を!ー

              ー孤独の放浪者ー

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ー時刻は昼時、大型テント内にてー

 

アレン「…よし、これで終わりだな

そっちはどうだ?」

 

クロエ「うん、こっちも清掃完了だぜ」

 

アレン「了解だ、片付けをしてそれから準備をしよう」

 

クロエ「はいよ」

 

暫く数日拠点を空けていたからな…

 

放っておくと埃が物々に被ってしまう

 

クロエ「いやぁ、流石異世界

初っ端からでかいカエルいてびっくりだ」

 

アレン「そうだな、この世界の住人ならともかく異世界に転生してきた者からすると

驚きものだな」

 

そろそろか…

 

片付けの方を終え、準備に取り掛かる

 

クロエ「そういえば昨日から気になってたんだけど、その壁に飾られてる装備…デュラハンにやられたのか?」

 

アレン「あぁ、思い切り大剣に吹っ飛ばされたがな

暫く修理に時間がかかる」

 

クロエ「すげぇ…にしても切り口が中々にえぐいな…」

 

アレン「流石に死ぬかと思ったな、その装備の下にプロテクトアーマー着込んでなかったら、もっとヤバかっただろう」

 

クロエ「うわー…っとこっちの方は準備大丈夫だぜ」

 

アレン「あぁ、俺もすぐに終わる」

 

外骨格アーマーとメインの装備はデュラハン戦にて、損傷が酷く暫くは使えない

 

だからもうひとつ新たに装備を作り置きしてある

 

軽量ではあるが、メインよりも早く動く事が出来る

 

背中にはブースター、脚に装着しているスラスターアーマー…この2つを装備することによって

ホバー機能が使える

 

しかしまだ一度も試していない、ぶっつけ本番だ

 

幸い、ストライカーAS01は損傷があまり無く

撃つぶんには問題無いが、スコープはやられている

 

代わりにアイアンサイトを取り付けるが…もはや長距離用ではなく近距離、中距離がメインだな…

 

言うまでもないが、クロスフィストは外骨格アーマーがなければまともに使う事が出来ない

 

なので、代わりにコンバットナイフを持ち込む

 

あとは冬服を着れば準備完了だ

 

アレン「さぁ、出発だ」

 

暖炉の火を消し、拠点を後にした

 

 

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ーギルドにてー

 

アレン「着いたな」

 

クロエ「やーやっぱ異世界だよな、正直初めてここに来た時夢でも見てるんじゃないかって」

 

アレン「…同じ事思った」

 

目の前の扉を開け、中に入る

 

すると受付嬢がこちらに歩いてきて、こう伝える

 

受付嬢「あっアレンさん!先ほどカズマさんが貴方を探していましたよ」

 

アレン「何故だ」

 

受付嬢「そのお礼がしたいのと、聞きたいことがあるようで…ですがその前にカズマさんを含めパーティー一行はクエストに出かけていきました」

 

アレン「む…俺は全然構わないのだが」

 

受付嬢「話がその、聞こえてアレンさんのお金で買う訳にはいかない、プレゼントするなら自分達のお金でいいものを贈りたい…と」

 

アレン「…彼らがそんな事言っていたのか」

 

受付嬢「はい、アレンさんはその…初めて会った時話しかけづらく、怖い人だと思いましたが

そんな事は無く他人に対してとても優しい人だと私は思うんです」

 

アレン「…それは多分違う」

 

受付嬢「どこが…です?」

 

アレン「それは他人の為ではなく、ただ自己満足にしか過ぎない

それは善でも悪でもなく…偽善、だと」

 

受付嬢「…そうですか?私から一言言わせてもらえば、貴方の行動で助かっている…感謝している人だっているんです

なので…誇ってもいいんじゃないですか」

 

アレン「…」

 

クロエ「そうだよ、オレからも言わせてもらうけどお前と出会って楽しく過ごせたり、互いに趣味が合って語れるのが嬉しいんだよ」

 

アレン「…そう、か」

 

クロエ「それから…友達になってくれてオレは嬉しいんだ」

 

アレン「…ありがとう」

 

クロエ「それはこっちのセリフ、ありがとな!」

 

受付嬢「いい友人をもって、良かったですねアレンさん」

 

アレン「そうだな…それで、カズマ達のパーティーは今何処に」

 

受付嬢「実は…このクエストを受けたのですが…少々問題がありまして」

 

アレン「問題?」

 

受付嬢「はい、このクエストは…雪精を討伐、1匹討伐につき10万エリス」

 

クロエ「じゅっ10万エリスっ!?それの何処に問題が?」

 

受付嬢「一見とても美味しいクエストに見えると思いますが…雪精の主にして、冬の風物詩とも言われる…」

 

アレン「…まさか」

 

クロエ「これ…」

 

受付嬢「その名も冬将軍、レベルに指定は無いので誰でも受ける事が出来てしまうのですが…ご覧の通りカズマさん達以外受けていません」

 

アレン「報酬が高くても、相手が相手か…」

 

クロエ「それじゃ死にに行くようなものじゃん」

 

アレン「…まさか、これをカズマ達は知らずに?」

 

受付嬢「…恐らくは知らずに行ってしまわれたかと」

 

アレン「聞いておくが、足止めはしたのか」

 

受付嬢「もちろん、しましたが…」

 

クロエ「…金目のものに釣られたな?」

 

アレン「それしか有り得ん、俺もすぐそこに向かう」

 

クロエ「もちろん、オレも一緒に行くぜ」

 

受付嬢「冬将軍はかなり手強いとしか聞いていません、情報が少ないのでもし危険と判断したらすぐに帰還を」

 

アレン「了解だ」

 

クロエ「あいよ」

 

全く…世話が焼けるな、しかしどうやら俺は…

 

あのパーティーを意外と気に入っているらしい

 

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次回part17「冬の鬼侍」

 

 




さぁいよいよ冬将軍に当たるその手前まで来ました!
次回は冬将軍と戦う場面なのと新たなオリジナル人物が登場します!!
いやぁ段々と話数が増えてきて自分で言うのもあれだけどよくここまでかけたなぁーって思います

ちょくちょく投稿が遅れてしまう事があります(殆どは寝過ごす、遊んでる)がどうか楽しみにして待っていて下されれ!꧁˙꒳˙꧂

以上キア_エイヴァ119からでしたー
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