この素晴らしい世界に祝福を!ー孤独の放浪者ー 作:KIA_E-Iva119
ーこの素晴らしい世界に祝福を!ー
ー孤独の放浪者ー
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ー大型テント内にてー
…チュン
チュンチュン…
…む…朝か
どうやらゆっくり眠れたようだ
やはり、昨日の事は夢ではないか
疲れ過ぎてついに頭でもおかしくなったのかと思ったがどうも現実らしい
正直な所、異世界に転生というのがあまり実感が湧かない
だがそれでも自分の頬を叩いてみたが痛みは本物だった
夢…じゃないか
考えても仕方がない、行動を始めるとしよう
今日はやる事が多い
大型テントの設営と共に具現化した時計を見ると9:00と示されている
…ギルドに行くとするか
「装着」
瞬時に昨日具現化した装備を身に付ける
頭部を守るためのバイザー付きの特殊ヘルメット
胴体の致命所となる部分だけを守りを固めたアーマー
それから身動きを出来るだけ素早く、各関節部分には小型アーマーを装着している
ストライカーAS01を背負いギルドへと向かう
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ーギルドにてー
なるべく報酬金が多い方がいいと思うが、それは相手によるな
ドラゴンや大型モンスターなどはなるべく避けたいところだ
ん、看板に依頼書がたくさん張り出されているな、何があるのだろう
オオカミ討伐…一撃熊討伐…ケルベロス討伐
どれも厄介そうなものばかりだな
…これは?泉の近くのアリゲーター討伐、討伐数は6体、報酬金は…3万6000か
これにするか
その依頼書を手に取り受付嬢の所に向かう
「これを受ける」
受付嬢「あ、おはようございます!
こちらですね…と、これはアリゲーター討伐の依頼ですがこちらでよろしいですか?」
「あぁ」
受付嬢「確か泉の近くに生息しているアリゲーターで近づくのはとても危険です、獲物に噛み付いて体を回転させ引きちぎるという」
「それならば近付かなければいいのだろう」
受付嬢「そうですが…遠くからで弓だと到底歯が立たないのでは…」
「俺が使うのは弓ではない」
受付嬢「え、だとすると…魔法ですか?」
「いや、魔法でもないな
要は近付かず、遠くから仕留めればいいのだろう」
受付嬢「はい、どうやって仕留めるかは分かりませんがお気を付けて
あ、それとその近くに確か1パーティーの方々が泉の浄化のクエストを受けているはずです
良かったら見に行ってみるのはどうでしょう」
「そうか…気が向いたらな
では行ってくる」
受付嬢「はい!」
…アリゲーター、確か向こうの世界ではワニといったか
通常弾1発で仕留めれるか怪しい所だな
…特殊弾を生成するか?徹甲弾ならどうだ
いくらワニでも徹甲弾には敵わないだろう
よし、試してみるか
あと、1パーティーがその近くで泉の浄化をしているんだったな
後で見に行くとしよう
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ーとある泉の近くにてー
…かなり汚れているな、これでは泉とは言えんだろう
とはいえ、目的地はここらしい
双眼鏡を使い目標を探すと…群れのようなものが動いているのを見えた、あれか
背負っているストライカーAS01を手に取り、予め生成した徹甲弾を装填する
「…すぅ…っ」
スコープを覗き、吸って息を止めトリガーに指をかける
バスッ!!と、サイレンサーの独特の音を出し、徹甲弾は一直線に群れの中の一体を仕留める
「…まずは一体」
残りは五体、突然の襲撃に驚いたか群れはバラバラになり暴れ回っている、そのせいで水しぶきが邪魔で狙いが定まりにくい
「…すぅ…っ」
バスッ!…バスッ!
2発目外れて、3発目で2体目を仕留める
銃の扱いはまだ2日目だ、ブレは息止めれば少し安定するが標的が暴れ回っているせいで中々定まらない
「…すぅ…っ」
…バスッ!4発目は外さず3体目を仕留めた
「…あと3体」
それからは数発外したものの、残り3体を仕留めることが出来た、これでアリゲーターの討伐依頼終わったな
ギルドに戻って報告…いや、忘れるところだった
確かこの近くに…
…「ひぃいいああああ!!?ピュリフィケーション!!ピュリフィケーション!!」
…「アクアー!ギブアップなら言えよー!鎖引っ張って檻ごと逃げるからー!」
…「いやよ!ここで諦めたら報酬が貰えなくなるじゃない!!」
メキィッ!!!
…「ひぃいいい!!今メキっていった!!檻から鳴っちゃいけない音がなったーー!!!ピュリフィケーション!!ピュリフィケーション!!」
…なんだあれは…あれが受付の人が言ってたパーティーらしいが…あれでは檻がもたないだろう
「…仕方ない」
こういうのはあまりしたくはないが、援護するとしよう
標的を檻の周りの奴らに狙いを定め…
…バスッ!!バスッ!!
…「ピュリ…えっ!え!?な、なに!!?カズマ!!なんかワニ動かなくなってるんだけど!!あんたがやったの!」
…「いや!俺はやってないぞ!!何が起こってるんだ!?」
…「い、一体何が…アリゲーターがどんどん倒れていく…」
…「わ、私にも分かりませんがこれなら浄化続けられるんじゃないですか!」
…やはり、手を貸すべきではなかったのでは…
まぁいい、これで泉の浄化とやらを続けられるだろう
この場を去ろうとすると
…「やぁ」
「ん…?」
…「先程あそこのアリゲーターを倒してくれたのは貴方だろう?感謝している」
「…いや、たまたまここのアリゲーターの討伐で通りかかっただけ、今ギルドに戻るところだ」
…「そうか…もし良ければこの後空いてないか?1杯奢ろう」
「…一応空いているが」
…「そうか!それなら良かった…そうだ、私の名前はダクネスと言う、貴方は?」
「…アレンだ」
…「アレンか!感謝するぞアレン!あ、ここで少し待ってくれ、仲間を呼んでくる!」
仲間を呼んでくると戻っていった
ダクネスと言ったか…見る限り騎士の装備をしていたな
そう言えばその他の者は男の方は確か…カズマと言っていたな、名前からして…もしかして
それからアクア、あの檻に閉じ込められていた者だがあれはあれで浄化出来ているのが不思議だな
あと一人はあの小柄な女性、名前は知らんが杖を持っているからに魔道士か
ダクネス「おーい!仲間を呼んできたぞー!」
カズマ「さっきのワニを倒してくれてありがとな!俺、カズマって言うんだ」
めぐみん「しかしどうやってワニを仕留めたのです?突然の事であまり覚えていないのですが…あ…ふふふ…我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし最強の攻撃魔法…爆裂魔法を操る者っ!!」
アレン「…そうか」
アクア「ちょっとちょっと!!私を置いていかないでよ!あ、何処の誰だか知らないけどありがとう!助かったわ!私アクアよ!水の女神…アクア様と呼びなさい!!」
カズマ「あぁー自称駄女神の事気にしなくていいですから…ちょっと黙ってようかアクア、んん!?」
アクア「何よ何よ!!本当の事じゃないの!!」
ダクネス「まぁまぁそこまでにしようか、な?アレンが困ってる」
アレン「いや、別に構わない」
…なんて言うか…問題児と呼ぶべきだろうか
まぁいい、そろそろギルドに戻りたいのだが
アレン「そろそろギルドに戻ってもいいか」
ダクネス「そうだな、戻ったら1杯奢ろう」
アクア「あ、それ私も貰っていい?ね、いいでしょ?」
カズマ「いや、お前助けて貰った上に奢れって頭おかしいんじゃないのか?」
アクア「な!私がいなかったら浄化なんて出来なかったでしょ!それくらいいいじゃない!
あ、もちろんアレンに礼をするわよ、その…助けてもらったんだし」
カズマ「おぉ?珍しいことするのな、あんなに自分のお金は誰にも使わせないって言ってたくせに」
めぐみん「私も何かその…奢ってもらっていいですか、その自分お金無くて…」
アレン「…ふむ、めぐみんと言ったか、俺が奢ろう」
めぐみん「え!いいのですか!私何もしてない上に奢ってもらうなんて…」
アレン「あぁ構わない」
めぐみん「お、おぉおぉ…とても!とても感謝!ありがとうございます!!」
カズマ「そんじゃ街に戻るとしますか!!」
アクア、めぐみん、ダクネス「おぉー!」
アレン「…あぁ」
…仕方ない、1杯貰うとするか
1杯貰ったら彼らから去るとしよう、俺は一人がいいからな
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次回part6「その名も、ミツルギキョウヤ」
おん!!?短いと思ったら3000文字以上書いてるw
…てことで今回は彼らと出会うのとようやく主人公の名前が明かされる回でした
…自分は…異世界に行きたいっ!!!( ゚д゚)
以上キア_エイヴァ119からでしたー