提督が鎮守府より“出撃”しました。これより艦隊の指揮に入りま………え?   作:夏夜月怪像

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短いようで、これまで以上に長く感じた剣編。

クライマックスに向けて切り込んで参ります!


38話 : ELEMENTS

仮面ライダーブレイドこと剣崎一真を操り、カリス=【JOKER】こと相川 始を戦わせ、《リセット》と称した世界の滅びを起こすことで新たなバトルファイトを始める企みを露わにした【統制者】。

 

しかし、始やガングートを始めとした艦娘たちはそれを阻止すると宣言。その意志を嘲笑う【統制者】だったが、その時、奇跡によって意思を開放したブレイドがもう一つの切り札・キングフォームへ究極進化して復活した!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「剣崎!!」

「始!悪いな、遅くなった!」

 

待ち合わせに遅刻してゴメン、といった感じのノリで謝るブレイド。

 

「フッ……14年も待ったんだ。これぐらい、どうって事は無い」

 

昔と変わらぬ友に対し、同じノリで返すカリス。

 

「仮面ライダーカリスに、仮面ライダーブレイド……。ダブル・ヒーローのご帰還ってヤツか!」

「だな!」

 

アニメや特撮のヒーロー好きである加古は、嬉しさと興奮のあまりガングートの言葉に思わず反応する。

 

「くぅ〜!!サイッコーに迫力満点なツーショット!イラスト書きたーいッ!!」

 

同じく、秋雲もイラストレーターとして盛り上がっていた。

 

 

「おのれ……どこまでも抗うか!」

 

「抗うよ!抗うことが…戦うことが運命だと言うのなら!私たち艦娘も、その運命と戦う!!仮面ライダーと一緒に……戦えない、みんなの為に!!」

 

【統制者】に対し、力強く睨み返しながら那珂は言い放った。

 

 

そう……

 

自分は、もう役立たずでもなければ「要らない余り者」でもない。

必要だと言ってくれる人が…一緒に戦ってくれる仲間がいる。

 

なら、いつまでも逃げてはいけない!

 

「よく言った、那珂!」

「それでこそ私たちのスターよ!!」

 

「お前たちに、運命を変える力など無い!」

「滅びよ、艦娘!仮面ライダー!!」

 

 

「行くぞ、始!那珂!秋雲!鳥海!!」

「ああ、剣崎!――扶桑!風雲!加古!飛鷹!ガングート!遅れるな!!」

「了解ッ!!」

 

「ほんじゃ、団体さんのお出ましってワケだし。挨拶くらいはちゃんとしなきゃだよねえ?」

 

 

皆が思わず首を傾げると、秋雲は深呼吸を一つ。

 

主砲を構え、声を張り上げながら開幕砲撃を繰り出した。

 

 

「いらっしゃいませえぇぇッ!!!」

 

 

「ッ!?」

 

不意打ち同然の一撃に対応出来る筈もなく、深海棲艦の一体は轟沈。

 

仮面ライダーカリス率いるカリス艦隊と仮面ライダーブレイドの連合部隊による【統制者】率いる深海棲艦の殲滅戦は、こうして始まった。

 

 

「全艦娘に伝える!敵は深海棲艦とアンデッドもどきの混成部隊だが、相手は恐らく数と火力だけで押し通そうとするものと思われる。必要以上に怖れることはない。演習やこれまでの経験を活かし、落ち着いて立ち向かえ!」

 

「最後に…一つだけ命令を伝える。―――死ぬな!!全員で、生きて戻るぞ!!!」

「了解ッ!!!」

「よし!各員、散開!!」

 

艦娘に指令を出すカリスの姿を見て、ブレイドはくっくと笑いだした。

 

「…何かおかしかったか?」

「いや、別に?」

 

幸せに生きているんだと改めて分かったので、嬉しくてつい……などと言ったところで、彼は照れ隠しに無愛想な態度を取るだろうと思い、ブレイドはあえて誤魔化すことにした。

 

「そうか……じゃあ、いくか?剣崎!」

「ああ!」

 

深海棲艦は秋雲たちに任せ、二人はダークローチやゲルニュートの群れを片付けることにした。




またしても中途半端でありますが、ブレイドとカリスの戦闘シーンを次回に持ち越しますm(_ _;)m
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