提督が鎮守府より“出撃”しました。これより艦隊の指揮に入りま………え? 作:夏夜月怪像
相川 始/仮面ライダーカリス
鎮守府喫茶ハカランダにてマスターを兼務する提督。
その正体はあらゆる生物の始祖とされる不死生命体アンデッドの中でもイレギュラーとされる【JOKER】である。
14年前、封印から目覚めた53体のアンデッドによる地上の支配権を賭けた争い《バトルファイト》で勝ち残ったことにより世界が滅びかけたのだが、種族を越えた絆で結ばれた親友・剣崎の自己犠牲により、世界と共に救われた。
現在は提督と喫茶店のマスターを営む傍ら、カメラマンとしても活動している。
始の淹れるコーヒーと手作りのたらこスパゲッティは艦娘たちに人気らしい。
剣崎一真/仮面ライダーブレイド
旧人類基盤史研究所《BOARD》の元職員であった青年。
アンデッドを封印したカード・ラウズカードの力を最大限引き出すことの出来る素質を持ち、力を酷使し続けたことでアンデッド化。ジョーカーアンデッド=相川 始の未来と世界を救った英雄的人物である。
【統制者】の策略により、ジョーカーとしての意識が暴走、始と戦ってしまったが、秋雲の命懸けの活躍によって正気に戻り、仮面ライダーとして復活。カリスや艦娘たちと力を合わせ、【統制者】の野望を砕いたのだった。
秋雲
陽炎型駆逐艦19番艦娘。
おちゃらけた言動が目立つものの、戦闘スキルはそれなりに高い。
元は赤塚鎮守府所属の艦娘で、その前はイラストレーターを志望していた。
だが、彼女の生い立ちは艦娘の中でも極めて特殊なタイプで、《ドロップ》と呼ばれる現象から生まれた《ドロップス》である。
【統制者】の企みを知る少し前、休暇を利用して長野へ旅行に行っていたのだが、そこで《未確認生命体第4号》と《揚陸侵艦》の戦いを目撃。
その後、仮面ライダーブレイドこと剣崎と出会い、始との争いを止めるべく命懸けの説得を行い、それがきっかけとなり、フリゲートラウズカードを手に入れた。
扶桑
超弩級戦艦扶桑型1番艦娘。航空戦艦に改装済。
元赤塚鎮守府所属で、鎮守府解体後、姉妹艦の山城と共にハカランダへ異動してきた。
かつては淑やかな性格であったが、前任の提督・沼田統也を喪った影響から彼の分まで強く生きようと誓い、精神的にたくましく成長した。
始を尊敬すると共に、何処か自分たちと距離を取ろうとしている様子の始に寄り添い、支えたいと思っている。
那珂
川内型軽巡洋艦3番艦娘。始が提督に着任した際、初期艦に迎えられた。その付き合いの長さ故か、始を「ハジメちゃん」と呼び、兄のように慕っている。また、始も那珂を妹のように愛情を注いでいる。
始の正体や過去を知ってなお、彼を助けようと懸命な秋雲に同意し、始の支えになると決心。そうした意味も含めて、始とのケッコンカッコカリを真剣に考えている。
艦娘としての任務以外では、喫茶ハカランダの看板娘兼歌姫として、老若男女問わず愛されている。
ガングート
ガングート級戦艦1番艦娘。
元赤塚鎮守府所属のロシア出身艦娘。秋雲と同様、艤装の残骸や各資材の廃棄品を元に生まれた《ドロップス》であり、故・沼田提督に拾われた経緯から《拾われ者》と自嘲している。
戦闘能力は非常に高く、肉弾戦も問題無く対応出来るほど。また、戦場で散っていった軍人や軍艦、艦娘などを敵味方関係無く『英霊』として敬う、誇り高い性格で、それらを侮辱したりする者は決して許さない。
【統制者】の企みにも激しく怒り、戦艦らしく力強い活躍で勝利に貢献した。なお、これがきっかけとなったのか、始を異性として意識するようになった模様。
次回、誰の物語が来るか?
番外編か、それとも他のメインスポットに戻るのか!?