提督が鎮守府より“出撃”しました。これより艦隊の指揮に入りま………え?   作:夏夜月怪像

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あらゆるライダーと艦これ世界をクロスさせてきた作者でありますが、今回ほどやりたい放題してしまったのは愚かだという自覚はそれなりにあります。

だが私は謝らない。


51話 : 俺達、参上!!

西暦2007年……この時代を起点に、人々は「時間」を狙われるという、かつて無い災難に見舞われた。

 

 

時間とは『記憶』……すなわち『過去』から『未来』へ続く全ての事であり、時間を手に入れようとするその災厄は、『現在(いま)』との繋がりを持たない『存在しない未来』に存在する思念体……『イマジン』と呼ばれた。

 

イマジンは『過去』を持たぬが故に記憶も実体も持たず、取り憑いた人間の記憶を利用して実体を得る。

 

その実体を得る為に、イマジンは取り憑いた人間と“ある事”を行う必要があった………。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「しっかしよぉ…早えもんだな。あれからもう10年だぜ?」

「先輩。正確には11年だよ、11年」

「何にせよ、モモの字が言うとるのは月日が経つのは早いなっつーことやろ?」

「ね〜、まだ着かないの〜?」

 

 

都内を走る特急電車。その一車両に、異様な風貌の四人組が一般の乗客に混じって乗車していた。

 

その異様さは凄まじく、一人は赤鬼の様な姿で、一人は亀甲模様のある体で青い亀のような顔をしている。

さらに、残る二人はそれぞれ、一角単眼に黒と金の体をした大男と、ロングコートを纏った紫の竜という、いずれもマトモじゃない取り合わせであった。

 

 

「おかあさん、アレ…」

「見ちゃダメっ!」

 

…などと言うやり取りが展開されても、見るなという方が無理な光景であった。

 

 

彼らは人であって人ではない。

この四人組もイマジンと呼ばれる、未来から来た存在である。

 

しかし……彼らはイマジンでありながら、一人の少年と共に、他のイマジンや数々の脅威から人々や時間を守るために戦った。

 

 

そして、現在は『一つの未来』として繋がったこの世界に居場所を見つけ、それぞれが気ままに暮らしていた。

 

 

そんな彼らだったが、ある時、突然呼び出しを受け、突然に指令が下った。

 

 

 

「『シンジュクにカントクとして着任しろ』……なんて、オーナーのおっさんもムチャ言うよな」

「先輩、それを言うなら『鎮守府』ね。あと監督じゃなくて『提督』だよ?聞き間違いも程々にしてよね」

 

赤鬼のイマジン・モモタロスが愚痴ると、青い亀のイマジン・ウラタロスが指摘する。

 

「やーい!モモタロスのバ〜カ」

「んだと!?ハナタレ小僧!!」

 

竜のイマジン・リュウタロスにからかわれ、ムキになるモモタロス。

 

「リュウタ。先輩が馬鹿なのは認めるけど、流石に気の毒だよ?」

「んだと!?スケベ亀ッ!!」

 

「コォラ!!こないな道のド真ん中で騒いで、みっともないやろ!」

 

金色のイマジン・キンタロスが注意する通り、道行く人々が奇異の目を向けていた。

 

 

「クッソ〜……クマ公の癖に、偉そうにしやがって」

「まぁ、キンちゃんの言うことにも一理ある…かな?確かに、こんな所で揉めててもしょうがないし」

「はーい…」

 

「……ん?」

 

と、ここでモモタロスが妙なものを感じ取る。

 

「先輩?」

「どしたの?」

 

「臭う……こりゃあ、イマジンの匂いだ…!」

 

 

この時、彼らが目指す鎮守府から《艦娘》時雨が遠征に向かい。その後を、謎の発光体が追いかけていったのである。




ハイ。やらかしました。

ここまで暴走するとは思いもしませんでした。
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