魔法戦姫シンフォギア   作:浅田零

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魔法の指輪 「ウィザードリング」。

今を生きる魔法使いはその輝きを両手に宿し、

「絶望」を「希望」に変える。


第2幕 希望をもたらす青年

ウィザード「さぁ、ショータイムだ。」

 

右手の指輪を付け替える。

 

ドライバーの横のパーツをスライドさせる。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!』

ドライバーに右手をかざす。

コネクト・プリーズ』

小さめの魔法陣から、武器であるウィザーソードガンを取り出す。

 

的確に1体、

また1体と撃ち抜いていく。

 

ウィザード「流石に数が多いか…だったらこいつだ」

右手の指輪を付け替える。

 

コピー・プリーズ』

自身の分身を4体作り出す。

 

奏「ふ、増えた…」

 

ウィザーソードガンの手の部分を開く。

『キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!』

手の部分を左手で握る。

フレイム

手を離し、分身達も同じ様に周囲のノイズに向かってウィザーソードガン(ガンモード)を構える。

 

『シューティング・ストライク!ヒー・ヒー・ヒー!ヒー・ヒー・ヒー!

周囲のノイズに爆炎をあがらせる。

 

ウィザード「ふぃ〜」

 

「―――!!!!!」

1体の巨大なノイズが現れ、拳を振り下げる。

 

翼「危ない!」

 

奏「に、逃げろ!!」

 

ウィザード「よっ、と…」

その拳の上をくるりとジャンプし、その流れの中で右手の指輪を付け替える。

 

ウィザード「フィナーレだ!」

ドライバーに右手をかざす。

 

『チョーイイネ!キック・ストライク!サイコー!』

右脚を軸に魔法陣が描かれ、右脚に炎を纏う。

前に一回転しながら飛び上がり、キックをする

 

ウィザード「はああああぁぁ!!!!」

巨大ノイズにストライクウィザードが炸裂する。

 

ノイズに魔法陣が現れ、爆発する

 

奏「す、すげぇ……」

 

ウィザード「ふぃ〜…」

変身を解除する。

 

晴人「さて、そろそろ行くか。」

バイクに乗り、

走り去って行く。

 

翼「あ、ちょっと!」

 

奏「お、おい!」

 

【それから数日経ったある日…】

公園のような場所で、

晴人「……う〜ん、やっぱりちょっと硬いなぁ…」

プレーンシュガーを食べてる。

 

そこに1人の大人が歩いて来る。

 

??「君が操真晴人君、かな?」

 

晴人「…見た事ない顔だけど、どっかで会ったことある?」

 

??「いや、初対面だよ、俺は風鳴弦十郎。」

 

??「僕は緒川慎次です。」

 

晴人「んで、何で俺の名前知ってるの?俺ってそんな有名?」

首傾げながら

 

弦十郎「その辺、ゆっくりと話がしたい。」

 

慎次「だから1度、我々の元に来て欲しいのですが…。」

 

晴人「…なるほどね」

プレーンシュガーを食べ終える。

 

晴人「わかった、まぁこれからやる事も無かったし。」

パッパッと、

と手を払いベンチから立つ

 

弦十郎「おぉ、来てくれるのか!」

 

慎次「それでは、失礼します。」

 

ガチャ、

と鉄の音が鳴り響く。

 

晴人「これは……」

音の鳴った場所をじーっと見る。

 

すると…

 

なんと、手錠が掛けられている。

 

晴人「……なんで?」ガチャガチャ

 

慎治「すいません、これも義務なので…」

 

晴人「はぁ……」

(なんか前にもこんな事あったなぁ……)

 

《移動し、とある場所へ》

弦十郎「では改めて…ようこそ、二課へッ!!」

おそらくスタッフ?であろう人達が一斉にクラッカーを鳴らす。

そして壁にはカラーテープや、花などで飾り付けされている。

 

晴人「……へ?」

ポカーン、としている。

 

??「貴方が操真晴人君ね?」

 

晴人「えーっと…そう言うあんたは?」

 

??「あら失礼〜、“出来る女”こと、櫻井了子よっ♪よろしくね☆」

 

晴人「……よ、よろしく…?」

苦笑いを浮かべる。

 

了子「貴方には個人的興味もあるんだけど…にしても、意外と可愛い顔してるのね…ふふ、どうかしら?ちょっと向こうの部屋でお姉さんとイイコトしない?」

晴人に擦り寄る。

 

朔也「お姉さん……?」

 

了子「あ”あ”ん”??何か言ったかしら!?」

 

朔也「ひいぃぃ!??」

目を逸らす。

 

晴人「あはは…」

 

弦十郎「えー、ゴホン…」

 

弦十郎「早速だが、操真くんに1つ礼を言わせて欲しい。」

 

晴人「礼?俺、なんかしたっけ?」

 

弦十郎「数日前、あのコンサート会場であの2人を…翼を、奏を救ってくれてありがとう…!」

深々と頭を下げる。

 

晴人「会場……あぁ、あの日か……頭を上げてくれ、弦十郎さん。」

 

晴人「俺はあの時、助けたくて助けただけさ、お礼なんて言われるほどの事はしてないさ。」

 

弦十郎「……本当に、ありがとう…ッ!」

 

【視点が変わり、公園】

??「はぁ〜……」

右手につけた指輪を見つめる。

『約束する、俺がお前の最後の希望だ。』

(あの日2人とともに私を、

私の希望になってくれた人…もう1度……もう1度で良いから……)

 

??「響ったら、まぁ〜たあの日助けてくれた人の事考えてるの?」

 

響「み、未来…う、うん……」

 

響「あの人に会って、お礼が言いたいなぁ……」

 

未来「私もその人に会ってお礼が言いたいな〜、響を助けてくれてありがとう、って。」

 

その時、警報が鳴り響き、複数のノイズが出現する。

 

響「…!!」

 

未来「響!逃げるよ!!」

 

しかし、逃げ遅れた子供が砂場で泣いている。

響「っ……!!」

(間に合って…お願い!)

 

走って、子供の前に行き、庇う

 

未来「響ぃぃいい!!!」

 

 

 

 

その瞬間、ノイズ達が消える。

響「っ……あれ…?」

 

「ふぃ〜、間一髪だったな。」

 

響「ぁ……!」

この声を…私は知っている…

 

晴人「良く頑張ったな。」

少し頭を撫で、

 

晴人「もう大丈夫だ。」

微笑む

 

響「ぅぁ………!」

(私の、たった一つの希望…!)




次回、魔法戦姫シンフォギア

「本当にこの人は…私の最後の希望なんだ……!」

「私と、手合わせをして頂きたい。」

「ガングニール、だとッ!?」

「私やります!この力があれば、誰かを…誰かの希望になれるんですよね?」

「さぁ、ショータイムだ。」
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