今を生きる魔法使いはその輝きを両手に宿し、
「絶望」を「希望」に変える。
晴人「もう大丈夫だ。」
微笑む
響「ぅぁ………!」
(私の、たった一つの希望…!)
響「本当にこの人は…私の最後の希望なんだ……!」
晴人「ふぃ〜、良かった、間に合って。」
晴人「さ、危ないからその子を連れて下がっててくれるか?」
響「は、はい!」
響「えっと…君、まだ歩ける?」
少年「う…うん…」
響「じゃあ私と一緒に向こうに離れてよっか?」
少年「わ、かっ……た……」
響と共に離れた物陰に隠れる。
晴人「向こうは大丈夫そうだな…」
晴人「後はこっちか」
右手の指輪をベルトにかざす、
『ドライバー・オン』
銀色のドライバーが出現する。
ドライバーの横のパーツをスライドさせる。
『シャバドゥビ・タッチ・ヘンシン!シャバドゥビ・タッチ・ヘンシン!』
横に付いている赤い指輪を左手にはめる。
晴人「変身。」
『フレイム・プリーズ』
左手を横にかざすと、赤い魔法陣が現れる。
『ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!』
魔法陣が晴人を通過すると、姿が変わる。
未来「姿が…変わった……」
少年「……!」
ウィザード「さぁ、ショータイムだ。」
右手の指輪を付け替える。
ドライバーの横のパーツをスライドさせる。
『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!』
ドライバーに右手をかざす。
『コネクト・プリーズ』
小さめの魔法陣から、ウィザーソードガン(銃モード)を取り出す。
遠くに居るノイズ達を的確に撃ち抜いていく。
そして近くに居るノイズ達をまとめて回し蹴りで倒していき、その流れのまま後ろに居るノイズ達も蹴散らしていく。
未来「すごい…」
響「綺麗……」
少年「かっこいい…!」
だが上空から飛行型ノイズが大量に飛んでくる。
ウィザード「お次はこいつだ。」
ドライバーの横のパーツをスライドさせる。
『シャバドゥビ・タッチ・ヘンシン!シャバドゥビ・タッチ・ヘンシン!』
横に付いている緑の指輪を左手にはめる。
『ハリケーン・プリーズ』
左手を上にかざすと、緑の魔法陣が現れる。
『フー・フー・フーフー・フーフー!』
そこに飛び込む。
すると姿が変わり、
周りに風を纏い飛ぶ。
ウィザード「魔法の力、見せてやるよ」
ウィザーソードガンを剣の形に変え、
そのまま飛んでいき、飛行型ノイズを切り刻む。
ウィザーソードガン(剣モード)を逆手に持つ
ウィザード「まとめていくぜ。」
ウィザーソードガンの手の部分を開く。
『キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!』
手の部分を左手で握る。
『スラッシュ・ストライク!フー・フー・フー!フー・フー・フー!』
一振り目で風を巻き起こし敵を纏め、
二振り目で巨大な斬撃を飛ばし、ノイズを消し去る。
風に乗りゆっくりと地上へ降りてくる。
変身を解除する。
晴人「ふぃ〜、終わった終わった〜」
バイクを停めている所に歩き出す。
響「あ、あのッ!」
晴人「ん?君は…確かあの時の……」
響「その…あの時、助けてくれてありがとうございました!!」
頭を下げる。
晴人「…感謝される事なんてしてないさ。」
晴人「助けたいから助けた、それだけ。」
少し頭を撫でる。
響「ぁぅ……///」
頬を赤らめる
晴人「でも、そーだな…それじゃ一言だけ言わせて。」
晴人「生きててくれて、ありがとう。」
微笑む。
響「……!」
晴人「それじゃ、この後ちょっと予定があるから、またね」
そしてバイクに乗り走って行く。
響「また…絶対、どこかで……」
少し光の無い瞳で、
バイクが走り去るのを見ていた。
未来「……」
(なんだか…響から負のオーラが……)
少年「ありがとう!“仮面ライダー”!」
【場所が変わり、二課】
晴人「えーっと、それで用って何?翼ちゃん」
翼「あの…その……」
晴人「……?」
翼「私と、手合わせをして頂きたい。」
晴人「手合わせ?ん〜、良いけど…」
「すみません翼さん、ノイズが現れました。」
晴人「…だってさ、行こうか」
翼「むぅ……不承不承ながら了承しましょう…」
【そして晴人は自身のバイクを停めてある場所へ行く】
翼「あ、あの…」
晴人「ん?あー、後ろ乗ってく?」
翼「その…出来れば運転の方を……///」
晴人「あはは…良いよ、んじゃ俺は後ろに失礼しようかな?」
翼「あ、ありがとうございます!」
ヘルメットを翼に渡し、
翼が前に、晴人が後ろに座る。
奏「お〜おーっ!翼にしては大胆な事してるね〜!」
翼の頬をつつく
翼「か、奏!///」
晴人「あれ?奏ちゃんは行かないの?」
奏「あ〜、あたしはちょっと別の用事があるんで」
晴人「そっかそっか」
翼「…///」
(暖かい…とても…安心する様な……)
晴人「……?」
つかまる為に翼のお腹辺りに手を回す。
翼「///」
奏「ふっふっふっ…」
(こりゃぁ翼のやつ、晴人に惚れたな〜)
翼「し、しっかり掴まってて下さい!///」
そして走り出す。
奏「…あたしも負けてられねーな、翼!」
《その頃、二課》
「位置情報特定、映像出ます!」
そこには、
シンフォギアを纏った立花響が映っていた。
弦十郎「ガングニール、だとッ!?」
【響side】
響「うぇ!?な、何?どうなってるのこれ!?」
自分の身体をキョロキョロと見回している。
幸いにもノイズはそこまで多くなく、
何とか響一人で片付ける事が出来た。
その時、
翼「貴女…!」
晴人「君は……」
響「つ、翼さんに魔法使いさん!?」
翼「それは…シンフォギア…?何故貴女が……」
響「わ、わからないんです!気が付いたらこうなってて!」
響「で、でも、ノイズを倒せるってことは、闘えるんですよね…!」
晴人「……」
翼「…貴女、今すぐギアをこちらに渡しなさい。」
響「き、急にどう――」
翼「――覚悟も何も持たないのに、闘うなんて言わないで。」
翼「覚悟を持たないなら、そんなもの捨てなさい。」
響「そ、その…翼さんの言ってる事はわかります…」
響「でも…それでも…」
響「私やります!この力があれば、誰かを…誰かの希望になれるんですよね?」
晴人「…だってさ、翼ちゃん」
翼「……はぁ、私は心配して言ってるのに…でも、心配は無用の様ね……」
翼「覚えておいて、ノイズと闘うということは、元の日常には戻れない、それでも闘うのね?」
響「――はい!覚悟は出来てます!」
(それに、魔法使いさんと一緒に居られるなら…)
晴人「そう言えば、名前教えてなかったよね?俺は操真晴人、よろしくね」
響「私は立花響です!“末永く”よろしくお願いします!晴人さん!!」
翼「……」
(恐らく立花は晴人さんを……むぅ……ライバルが出来てしまった……)
次回、魔法戦姫シンフォギア
「晴人さん、それで手合わせの方を…」
「仮面ライダーウィザード……?これは一体……」
「晴人さんと未来の希望になれるくらい強くなって…」
「見つけた…ッ!あたしの…あたしだけの最後の希望ッ!」
「さぁ、ショータイムだ」