崩壊3rd Destiny Eye   作:アーヴァレスト

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それは最高の戦闘者との戦い


Day 7

「俺と模擬戦がしたい?」

「はい、闘真さんの強さはカズマさんから聞いていますが、どれほどのものか体験するのも必要と思いまして」

「ふむ、なら仕方ないな···ステージはこちらで用意しよう···」

 

そう言うと、闘真さんは電話をかけ始めた

しばらくすると電話を切り、私を見る

 

「訓練施設の1つが使えるようだ、そこで模擬戦をしようか」

「わかりました」

 

そしてそこに移動して私は模擬戦用の武器を探す

想定は市街地戦、狙撃は禁止としてアサルトライフルとハンドガンに限定した武装での戦闘である

 

「条件と使用武器はおなじ···あとは経験のさをどう埋めるかだな···」

 

かつて、世界最強と呼ばれた戦士が相手だ、中途半端な覚悟で挑むのは無礼極まりないだろう、だから最初から本気で挑ませてもらう

 

「私の全力を発揮します」

「あぁ、発揮してもらおう・・・」

 

さて、私のかつてのコードネームを告げるか

 

「パシフィカ・オーシャン・・・行きます」

「森谷闘真・・・出る」

 

戦闘能力を限界まで発揮する

限界まで突破していた戦闘能力だが、それはあくまで同世代の中ではという話だ

世代も違う、そもそも経験自体が大幅に違う

生半可な覚悟では倒せない

 

「流石はカズマさんの師匠・・・行動に隙がない・・・!!」

「そういう君こそ・・・アイツの後継を名乗るだけはあるね・・・行動がよく似ている」

「それはどうも!!」

 

相手の強さはこちらの想定以上・・・そう来ると思ってはいた

相手は歴戦の戦士であり伝説の傭兵であり、憧れた人物の師匠である

それでも私は相手の行動予測をやめない

 

「おっと!!今のは流石に冷や汗ものだな」

「ちぃ・・・!!」

 

ハンドガンで殴りながら繰り出した攻撃は服を貫いただけで躱された

こちらの行動が完全に読まれている

 

「うん、悪くない・・・実によく勉強し、そして実戦を重ねて自分のモノにしてきたその努力、並大抵の決意でないと理解した」

 

来る・・・彼の本気が!!

 

「行くぞ・・・」

 

その瞬間、姿が消える

残像さえ残さない超高速移動・・・カズマさんも実戦で運用していたその技能

その行動の先は相手の死角!!

 

「なに・・・!?」

「それは相手の死角を狙い動く移動技術・・・私にその先が見えないとでも思いますか?」

「言うねぇ・・・では特別大サービスと行こうか!!」

 

距離をとって再度、闘真さんが動く

今度は残像が残っている、けど

 

「つっ!?」

 

その残像がまるで桜の花びらのように舞う、これは!?

 

「我流無音移動術、桜舞・・・これはアイツでさえ真似の出来なかったモノだよ」

「まさかそんな手を残していたなんて・・・」

「これは誰にも真似の出来ないモノだと思うよ?俺以外に出来た者なんていないしね」

「・・・」

 

どこまで極めれば、そんな事が出来るのか・・・

想像するだけでもゾッとする

 

「さぁ、これで勝敗は決したかな?」

「完膚なきまでに私の敗北ですね」

 

首元にはナイフがそえられていた、背後にまわられていたのだ

 

「久しぶりに汗を流せて良かったよ、君がしたい時にはいつでも言ってくれ」

「ありがとうございます」

「なに、アイツの師匠である俺からドンドン技術を奪ってくれていい、それくらいしか俺には君にアイツの事を伝える事が出来ない」

「それでも、あなたとカズマさんは互いを大切に思っていたんですよね?」

「あぁ、今でも大切に思っている・・・俺の大切な思い出だ」

 

闘真さんは懐かしそうにそう言って、空を見る

 

「俺がアイツだったら・・・間違わずにいれただろうか・・・」

 

そう言って、闘真は私を見て告げる

 

「アイツの後継というのなら、決意を曲げるなよ・・・俺もアイツも曲げてしまったから間違えた・・・」

「はい・・・」

「まぁ、そのうち分かるさ」

 

闘真さんは私の頭を撫でる

 

「アイツも全く・・・なんてモノを背負わせるんだか」

 

英雄の後継になる・・・その覚悟がどれほどのものか

 

「手伝い程度はしよう」

「ありがとうございます」

 

協力者を得た、それは憧れた人の師匠だった




主人公の戦闘BGMが決まったよ!!

Dark Prison (orchestra Ver)

だよ!!
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