崩壊3rd Destiny Eye   作:アーヴァレスト

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それは反撃の咆哮


Day 11

あれから数10分後、先生達と合流した

 

「割り出しに成功したわ、長空市本社よ」

「わざわざ本社で決着をつけたいか・・・!!」

 

私はそう声を荒らげながら叫び、木を殴る

 

「落ち着けアヤカ」

「落ち着いてますよ、これでもね」

 

冷静になる、そうしなければ敵の思うツボだ

 

「あの子の資料データから、奴の開発したB.O.Wは三種類あることが判明しました」

「3種類?」

「えぇ、感染用の潜伏ウイルス、発症用のトリガーウイルス、そして治療用のワクチンです」

「じゃあ、今までの事件の理由は?」

「ウイルスの暴走じゃないかと思います、極めて低確率だけど条件が合ってしまった場合に発症用ウイルスなしでウイルスが活性化するんでしょう」

 

長空市周辺の水源地で起こるのが多かったのも、そこが条件として整いやすかったから

これは恐らく奴にとっても想定外の出来事だったのだろう

 

「武装はどうするんだ?」

「今ある装備では確実に不足ですね」

「そんな事もあろうかと、手配済みよ」

「うわぁお」

 

開けられたカーゴの中には各種装備が所狭しと並べられていた

 

「これはまぁなんとも・・・」

「これでもまだ足りないと思うくらいよ?」

「十分ですよ、真正面から行くわけでもないんですから」

 

確かに真正面からなら火力不足かもしれないが、今回のミッションはスニーキング、潜入に特化したミッションであるゆえに隠密性が重要視される

 

「装備は・・・」

 

そこから装備を選ぶ

使い慣れたM4にCQB対応のフラッシュハイダー、銃剣としてM9銃剣、大容量ファストマガジン、折り畳み伸長ストックを装着する

ハンドガンにはM1911A1を・・・ってあれ?

 

「これ、私の発注していたカスタム品じゃないですか!!」

 

思わずソレを鑑賞してしまう

 

「鏡のように磨き上げたフィーディングランプ・・・強化スライドね。更にフレームとのかみ合わせをタイトにして精度を上げてあるわ」

 

しっかりと隅々まで見る

 

「サイトシステムもオリジナル、サムセイフティも指を掛けやすく延長してある」

 

今度はトリガーとかを見る

 

「トリガーも滑り止めグルーブのついたロングタイプだ・・・リングハンマーに、ハイグリップ用に付け根を削り込んだトリガーガード」

 

その銃を私は空にかざした

 

「ほぼ全てのパーツが入念に吟味されカスタム化されてる・・・これほどの物を作れる職人がいるのね!!」

 

素晴らしいの一言に尽きる、これを作った職人は間違いなく天才だ

 

「おーい、皆ついてこれてないぞ?」

「はっ!?」

 

それでようやく私がハイになっていた事を知った

 

「ハンドガンを予備に持ってくのはいいとして、それは頼りないんじゃないかしら?」

「そんなことはないですよ!!狭い場所での戦闘ならライフルよりハンドガンの方が頼りになる場合もあります!!ナイフと同時に構えれば格闘への切り替えも同時に行えるんですから!!」

「な・・・なるほど」

 

先生がついてこれてないけど私は無視する

 

「ですが、貴女の持っているのはオリジナルとはだいぶ違うようですね・・・随分手が入っているようです」

 

委員長がそう言ってくる、それに私は答えた

 

「随分なんてものじゃないです!!」

 

随分なんてものじゃない、これはもはや一から作っているようなものだ

 

「まず、このフィーディングランプが鏡のように磨き上げてあるんです、これで給弾不良を起こす事なんてまずないでしょう」

 

部品を見せながら私は説明していく

 

「スライドは強化品へ交換してあります、フレームとのかみ合わせにもガタつきがないんです、フレームに鉄を溶接しては削る作業を繰り返して精度を徹底的に上げてあるんですよ」

 

素晴らしいカスタムだ、最高の職人による最高の作業といってもいい

 

「フレームストラップにはチェッカリングが施してあって、手に食いつくよう・・・これなら滑ることなんてないですね!!」

 

委員長がしまったという顔をしている、だがもう遅い、諦めてもらおう

 

「サイトシステムもオリジナル、スリードットタイプですね、フロントサイトは大型で視認性も高いです」

 

今度はハンマーとグリップ部分

 

「ハンマーもリングハンマーに変更、コッキングの操作性を上げてハンマーダウン速度も確保するためでしょうね、グリップセイフティもリングハンマーに合わせて加工、機能自体はキャンセルされてるプロ仕様」

 

今度はサムセイフティとスライドストップ

 

「サムセイフティとスライドストップも延長されてる、確実な操作が可能です」

 

さて、今度はトリガーだ

 

「トリガーガードの付け根を削り込んであるからハイグリップで握り込める、トリガーは指をかけやすいロングタイプ。トリガープルは3.5ポンドくらいかな?通常より1.5ポンドくらい軽い」

 

マガジンを外してそこを眺める

 

「マガジン導入部も入れやすいように広げられてる、マガジンキャッチボタンも低く切り落としてあるから誤動作も起こしにくいでしょう」

 

最後に銃の音も聞く、小気味よい音が響いた

 

「全て熟練した職人の技ですね、レストマシンでの射撃なら25ヤード、ワンホールも狙えるに違いありません」

「なるほど、すごい銃ですね」

「えぇ、私もこれほどのものは手にしたことがありませんよ!!」

 

さて、そうこうしている間に目的地についた

待ってて、レベッカ・・・いま助けに行くから!!




ハンドガンの説明でほとんどの内容が終わるってどうなってんだこれぇぇぇぇ!?
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