「え?私があの子たちを鍛えるんですかぁ!?」
「えぇ、頼んだわよ?」
「姫子せんせもですよね!?」
「メインは貴女で私は授業としてよ」
ある日、私は学園長からの呼び出しで職員室にいた
そして言われたのが、キアナ·芽衣·ブローニャの3人の教練担当の拝命である
いや、するのはいいのだけど···ねぇ?
「私より委員長の方が適任じゃ」
「近接オンリーのあの子より、各方面オールグランドの貴女が適任よ」
「fuck!!」
「何か言った?」
あ、ヤベぇ
「何もございません」
「そう、早速今日からお願いね?」
「ちっ···BBA」
ボソッと言ったはずなのに、首元には出席簿がスレスレのところで止められていた
「何か言ったかしら?」
「いいえ、何も」
「さっき、BBAと言わなかったかしら?」
「気の所為では?」
しばらく睨み合いが続き···
「はぁ···まぁいいわ」
「助かった···」
「貴女には授業中の模擬戦で負担を背負わせてあげるから」
「この鬼がァ!!」
サラッと言われた一言が私を地獄に突き落とした
「痛ァ!?」
「ふん、口の利き方には気をつけないとダメねぇ?」
「このドS教師ィ!!」
「あら、まだ足りないかしら?」
ここは降参するしかないか
「ハイハイ降参ですよ!!やりますよやればいいんでしょ!?」
「分かればよろしい、任せるわよ?」
「任せてください、やるからには···」
その瞬間、私は笑みを浮かべながら言っていた
「あの子達を、私を倒せる程度には強くしてみせますよ」
「今、すごく悪い顔してるわよ?」
だって、あの子達と来たら···
「え?同級生なの?下級生かと思った!!」や、「本当に主力なのですか!?」や、「実力があるように見えません」等とほざきやがったのである
「私を舐めているようですので」
「少しくらい優しくしてあげなさいよ?」
「えぇ、地獄でも生温い程度に収めてあげますよ?」
「あ···もうダメだこれ」
なんて言い様であろうか、優しくしてあげるというのに
「絶対に優しくしてあげる気なんてないでしょ?」
「なんて言われ方なんだ、する気があるというのに」
「一応、フカを監督にするから」
よし、決まった
「じゃあ、先生には剣での戦闘訓練の時に協力してもらいますね?」
「えぇ、任せなさい」
そして内容を練る
打撃系はフカに、剣撃系は姫子先生に、銃砲系は私が担当する
キアナは中距離、芽衣は近接、ブローニャは遠距離だから、この構成で問題は起こらないはずだ
まぁ、キアナに関しては近接戦闘にも対応できるように鍛え上げる必要があるし、芽衣は遠距離戦に対応出来るようにしないといけない
ブローニャは経歴を洗い直した結果、特に教える事はなさそうではある
その代わりに身体能力が2人に対してかけているため、そこの強化が必須か
「良くまぁ、こんなに綿密なの練れるわね?」
「両親のおかけですよ」
私はそう言って、薄く笑う
「教官のような立場にいましたから、私にもそういった目線が出来るようになっているんです。そこは親に感謝ですね」
PMCで教官に近い立場であった親の影響は間違いない、それがあるからここまでのプランを練れた
それにこれは効率重視のメニューである、そこに非効率な部分はなく、計算され尽くしたものだ
三人には凄まじい負担かもしれないが、そこまで完全に計算済みである
「さぁて、楽しみだなぁ?」
これが後に3人から、"二度と経験したくない地獄のトレーニング"と呼ばれるのは、もう少しあとの事だった
次話にてそのメニューが明らかに!!