何故か?やってる内容同じだもの
「はーい、それじゃあ訓練始めようかー」
「・・・」
私のその声に、3人の反応は様々だった
芽衣ちゃんは何かを察したのか、やる気のようだ
ブローニャちゃんは無表情を演じているけど実際には不満そう
キアナは···
「え?なんでアンタなの!?」
「あらー、不服かな?これでも私はA級のヴァルキリーなのよ?」
戦闘効率的にいえばS級とまで言われたが、実務経歴がゼロに近いため現状取れる最高ランクであるA級に落ち着いた
その際に特殊部隊への引き抜きもあったが全て断っている
私は学生である、故に学業を優先すると形で
まぁ実際には何だか煙たい上層部が嫌いなだけだが
「それに貴女達を教えるのは私だけじゃないよ、フカちゃんに姫子先生や学園長も一応、教えてくれるから」
私がやるのは基礎中の基礎、体力作りである
そこから先は経験を積んでもらうとしよう
「じゃあ、まずは軽く限界を見てみようか?」
「体力測定···ですか?」
「芽衣ちゃんザッツライト、文句はあるかな?」
「いいえ、ありません」
うん、なんという大和撫子何だこの子は、眩しさに目が痛い
「2人も何か意見は?」
「ありません」
「···ない」
キアナは不服そうだが、芽衣ちゃんの返答により言い返せない状況のようだ
まぁ、それはそれで良しとして、私はメニューを出す
「まぁこんなものかな、今日やるのは」
「・・・」
3人の顔が暗くなった、どうしたの誰かのお通夜かな?
「これ、本気で?」
「あくまで目標値が出されているだけよ。自分の全力を出せばいい」
私とフカちゃんを基礎データにして割り出したA級合格最低ラインだ
学業はおいおい詰め込むとして、まずは基礎体力の実戦投入レベルでの向上を目的としている
「まぁ、この合格点は今の段階では出せないはずだからそこは安心しなさい」
「言ってくれるじゃん···!!」
「元気なことはいい事ねぇ···実力が伴っていればな」
次の瞬間、私は威圧を与えた
「威圧程度でビビるな、この程度戦場ではありふれている事だ」
刀を地面に突き立て、私はもう一度3人を見る
「いい緊張具合だ、では始めよう!!」
そして始まる地獄の訓練メニュー
今日から7日で基礎を固めて次の週からは応用を加える
そこから先は総合的な面を強化する流れだ
学業も疎かにはさせない隙無しの短期育成コース、楽しんでくれたまえ!!
「も···無理ぃ···」
「・・・」
「流石にきついです···」
流石にこれは参ったわ、1週間で足りるか分からんね
「うん、すこぶる悪い···だがまぁ、意気込みだけは認めよう」
だけどこの子達なら行ける気がする。とても強い意志の宿った目をしている
「よし、では···」
私はこの子達の可能性にかけることにした
何だか煙たい上層部···煙たいなんてレベルじゃねぇぞ主人公!?