「久しぶりの戦闘だぜヒャッハー!!」
「はぁ・・・」
久しぶりの戦闘である、今回の戦闘は大型崩壊獣のでないものであるとは言え難易度は高い
「それじゃあ行くにゃー!!」
「あぁもう!!少しは・・・って早すぎですよ!?」
「え、別にいいんじゃね?」
あっさり一体目を撃破、返す刀を二体目に投げつけて屠る
「はい次行くよ!!」
さっさと次に行かう、今回のは自分専用の装甲のテストを兼ねている
「しかし、運動性能は高いようですね」
「元になった機体が、それだけの高い性能を誇っていたからね」
ブラックフレームの性能は折り紙付きだった
この機体でも、そこだけは継承している
「さて、本格運用を始めようか」
システム制限を解除、全力運転開始・・・!!
「さぁ、行くぞ!!」
次の瞬間、解放された力が世界に降誕する
「それが本来の姿ですか」
「えぇ、これがね」
黒色の装甲に金色と赤色のライン、青いセンサー・・・原型機をギリギリまで再現した
「これを試すかな・・・?」
腰背面に装備された荷電粒子砲を取り出して構える、エネルギー充填率は85%に設定して有効射程はおおよそ1250m、目標は中型の崩壊獣二体
「行けぇっ!!」
軽い反動とともに光の速さの15%で放たれたビームは二体同時に貫くと同時に近くの小型崩壊獣を巻き込んでいた
「威力高すぎワロタ」
「・・・」
「使いどころに困るねぇ・・・これにしてみるか」
今度は腰側面のビームサーベル機能付きビームマグナム二丁にする
今回は全力で使う、周囲に集まった敵に単騎突撃、攻撃を加えながら性能試験だ
「いいねぇ、凄くいい!!」
ババババババ!!という音と共に放たれる弾丸は正確に敵を撃ち抜く
そしてエネルギー効率も誤差の範囲内で安定している
「それじゃあ今度は・・・」
限界出力ギリギリまでエネルギー解放を行う、すると・・・
「試験中止!!繰り返す、試験中止!!」
「なにっ!?」
「大型崩壊獣出現!!場所は・・・」
空を見る、そこには・・・
「アヤカ、頭上だ!!」
「既に見えている!!」
後方に回避して私は大型崩壊獣を見る
「タイプは!?」
「戦車型!!かなり強力な個体だ!!」
「試験を邪魔してくれやがって!!屠ってやる!!」
ソルブレイブを構えて私は告げる
「限界出力試験は続行だ!!この一撃で終わらせる!!」
能力開放、システム制御範囲内、圧力臨界・・・!!
「ガンマレイ・・・ケラウノス!!」
放たれた高出力の斬撃は一刀で戦車型崩壊獣を両断した
「試験終了・・・!!」
ソルブレイブをしまいながら私はそう告げた