「うえ、これは最悪のパターンかな?」
星辰炉の部屋で付帯機能の再始動のブロセスを立ち上げていた時、キアナ達から救援要請の電話が来た
「トラブル?」
「大問題だよ!!」
「ブローニャが操られでもした?」
「その通りだよ何とかしてはいるけど抑えるので精一杯!!」
「3分待って、すぐに行く」
イミテートブラックフレームを纏い、キアナ達の方へ向かう
途中の壁や障害物を足場に軌道を変えて飛び、目的地まで最速最短で向かう
やってる事は簡単そうだが、実際には天才的な姿勢制御能力でありながら動物的な感も必要とする超高等テクだ
「優先排除対象を確認、撃破します」
「ありゃ?タイミングミスった」
ブローニャを見た瞬間的認識された、オワタ
空間潜航されたら流石の私でも追いかけられないなぁ···
「これはやりたくないんだけどねぇ」
右手にエネルギーを収束して、地面を殴る
その瞬間、空間潜航能力の影響を超えて放たれたエネルギーを御しきれずブローニャが現出した
「見っけたぞオラァン!!」
「つっ!?」
見つけた瞬間、紫電を纏って懐に迫る
同時にそのまま殴りつけ、甚大なダメージを与える
紫電による感電と殴りつけた際の衝撃のダメージにより一撃でブローニャの意識を刈り取った
「危な、誰だよこんなのやったのは」
「通信の向こうだよ···」
キアナにそう言われて画面を見る
画面の方にはSound Onlyの文字があった
まだ通話中だったんかい···
「やってくれたわね···」
「あぁ?何なのこのBBA」
「何ですって?」
おや、聞かれていたようだ
「今、何を言ったのかしら?」
「BBAにBBA言って何が悪い!!」
「覚えておきなさい、手加減などしないから」
「うるせー!!さっさと失せ···通信切れたぁ!?」
回線が切れていた、よっぽど怒りを買ったに違いない
「よし、現状維持を最優先!!教師陣の到着まで警戒待機よ!!」
それから待機中、敵が来ることは無かった
「アレ、もしかして私ここに来るまでに敵を殲滅していたのかなぁ」
「ちょっ!?私達のスコア横取りする気!?」
「いやいや、そんな気は無いよ」
武器を置いて、軽く整備しながら私はそう言う
「うわ、予想以上に負担が来てるな」
剣を繋ぎ合わせるレールマウントの一部が予想より早く劣化していた
これは意外にヤバいかもしれない
開発当時にはそこまでの劣化が発生すると考えていなかったからだ
「うーん」
全力戦闘への対応は持ってあと数回が限界だろう
節約して使えばあと10回程度は行けるか···それも少し怪しいな
「新造部品があればいいなぁ···」
何せ一点物の試作品だ、そうあるものでは無いだろう
武装としての運用であればこうなる事を想定しておくべきだったな···
「こればかりは仕方ないな」
武装をしまい、私は他の3人を見る
ブローニャも意識を取り戻し、見かけ上は普通にしている
だが一瞬見せる後悔の表情を私は見逃さない
「何か悩みでもあるの?」
「私は2人を傷つける所でした···」
「そうねぇ」
「ありがとうございます」
「いいわよ、このくらい」
2人には言わないと分かっているのだろう
だが発散する方法もなかった、そこに私がいきなり核心に入ってきたのだから思った事を言ったのだろうな
何故か分からないが、ブローニャは私を信頼してくれている
本人はその理由を教えてくれないが
「さて、先生達も合流ね」
私達のミッションはこれで終わり、あとはこのでかい船をどうするか考えないと
やったね!!タダでおっきい船ゲットだよ!!