崩壊3rd Destiny Eye   作:アーヴァレスト

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満を持してウェンディちゃん再登場
強力な助っ人だァ!!


Day 54

「ちぃ!!雑魚共がァ!!」

 

あれからおよそ1週間、私は任務に明け暮れていた

というのも、新デバイス作成のために貯めていた資金が枯渇したためである

これはもうすぐで借金してしまうレベルだった事を考慮しても異常事態だった

まぁ、これ幸いに雑魚ではあるが崩壊獣の発生が増えたため、その殲滅任務で再度資金調達しているわけである

 

「さっさと私の資金になりやがれぇぇぇぇぇ!!」

 

新規開発したバスターライフルで数体を一射で葬り、残党を殲滅しようと···

 

「ちょいまち!!なんでお前がいるんだよォ!?」

 

ゾンビだけかと思ったら、何故か突撃型がいた

しかもこちらに攻撃を仕掛けてくる!!

 

「邪魔だァ!!」

 

それらを1射で仕留め、距離を離すために離脱を選ぶが

 

「頼むから···冗談と言ってよ!!」

 

突撃型の後ろから戦車型が登場した、これはさすがに想定外だよ!!

 

「HQ!!緊急要請!!人員が足りないから送って!!」

「すぐには無理よ!!こちらも人材不足なの!!」

「クソがF〇CK!!」

 

少し汚い言葉が出たが、言葉を選ぶ余裕が無いのも事実だ

 

「ライフルのエネルギーが···!!」

 

残り数発でエネルギーが尽きる、そこから先は戦乙女の力を使うしかない

そうなればまた病院送りは確実で、最悪お泊まり(強制入院)コースだ

 

「クソが!!」

 

ソルブレイブに持ち替え、近接戦に移行する

後ろから来ていた奴に構えながら剣を突き立て、そのまま捻じるように切り払い、左側方から来ていた別個体に投げつけた

 

「滅びろ!!」

 

そのまま2体纏めて横凪にして破壊し、次の目標はグレネードで混乱させて破壊した

 

「まだ増える···これは不味いな」

 

完全に読み違えた、最悪だ

切り札を使うしかないか···?

 

「くっ···!!」

 

早く何とかしないと、このままではジリ貧だ!!

 

「分かってる、分かってるさそんな事は!!」

 

救援は絶望的、間に合ったとしてもそれまでに私の体力が持つかが不明だ

気合と根性で限界を突破しようとも、それは自分の寿命を代償とする危険行為に他ならない

 

「だとしても・・・!!」

 

助けを求める声がある限り、私は何度でも立ち上がろう

だからそう・・・

 

「まだだ、なんて言わないでください!!」

 

その声と共に、緑色の光が駆け抜けた

そして、私に振り返りながら姿を変える・・・いや、私の作ったデバイスを解除したのだ

 

「そんな姿を見ていると、私やみんなが妬んでしまうかもしれないんですから」

「ウェンディちゃん・・・」

「私は・・・もう一度人間を信じたいんです・・・あなたが作ってくれたこの力で」

 

その手に持っていたのは間違いなく私の開発したライダーシステムだった

 

「だから、私の戦いを見ていてください」

「それは違うでしょう?」

 

そう言って横に移動し、私は告げる

 

「行くわよ、ウェンディちゃん」

「無茶はしないでくださいね」

「言ってくれるわね・・・」

 

ウェンディちゃんが手に持つデバイスのスイッチを押す

同時に、電子音声がなった

 

<Wind !!>

「跳ぶよ、未来に向かって!!」

<Authorize!!>

 

私も自分のデバイスを起動する

 

「世界に見せよう、私の進化を!!」

<Striker System !!>

 

そして、同じ言葉を叫んだ

それぞれのデバイスの電子音声が鳴る

 

「「変身!!」」

<プログライズ!!>

<Armor Drive !!>

 

眩しい光に包まれ、私たちは同時に敵を攻撃していた

 

「はぁ!!」

<ライジングウィンド!!>

「せい!!」

<Black Frame !!>

 

緑の光が天空を駆け抜け、黒の闇が大地を疾走する

その度に倒されていく大型の崩壊獣に、逃げ場などなかった

 

「これで!!」

<ライジング インパクト!!>

「終わりだッ!!」

<ブラック エンド!!>

 

ウェンディちゃんが風の刃を纏った蹴りを崩壊獣に叩き込み、私は別個体に黒の高出力ビーム砲を放った

 

「初めてにしてはよく動けたわね?」

「作ってくれたこの力が、私に上手くあっていたからからだよ···」

 

解除して向き合いながら、そう感想を言い合う

1歩こちらに踏み出そうとしたウェンディちゃんだが、よろめいたところで私が支えていた

 

「あれ···急に眠気が···」

「ありゃりゃ、力を全開で使った反動ね。おやすみなさい、良くやったわ」

「そっかぁ···ありがとう」

 

そう言うとウェンディちゃんは意識を手放し眠りについた

私は彼女を抱えながら、迎えに来た人達と手短にやり取りをして引継ぎ、帰路に着く

 

「・・・」

「ブローニャ、睨まないでくれる?」

 

帰ったらブローニャに睨まれた、何故に?

 

「睨んでなどいません」

「いやあんた今睨ん」

「いません」

「アッハイ、ソッスネ」

 

ダメだ、拗ねてる

めっちゃ拗ねてる、感情を出さないブローニャが分かりやすい迄に拗ねている!!

一体私が何をしたというのだ!?

 

「ウェンディは、自分の意思で戦闘をしたのですか?」

「えぇ、そうよ」

「・・・」

 

質問に事実で答えた

 

「仕方ないですね···」

 

あ、少しはマシになったかな?

 

「貴女には言いたい事が山ほどありますが、今回だけはお礼を言います」

「良いわよ別に、私がやりたいようにしているだけなのだから」

「それでもです、ありがとうございます」

「そう、こちらこそありがとう」

 

そう言って私はウェンディちゃんとブローニャを見る

 

「少し気が楽になったわ」

「・・・?」

 

私がそう言うと、ブローニャちゃんは頭の上にクエスチョンマークをうかべた

 

「おかけで私もこれから自由に動ける、ここからは私の戦争をする為に暗躍するわ」

「成程、いままでは私たちの練度が不安だったのですね」

「正直に言うと今でも一抹の不安はあるよ、でもあなた達ならやって行けると確信したわ」

 

芽衣ちゃんにキアナにブローニャちゃん、そしてウェンディちゃんならやって行ける

その確信を得た、だからこれからは私のやる事をやっていくだけだ

 

「さて、始末書と報告書作成だー。今夜は徹夜コースだなぁー」

 

そして、今日という一日が終わった




ウェンディちゃん救済案はコレだから、次はどうするかな
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