崩壊3rd Destiny Eye   作:アーヴァレスト

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3日飛ばして作戦開始


Day 58

「よし、作戦開始だ」

「で、まずはどこから行くの?」

「その前に警備状況の確認からだよ、偵察衛生からの確認だけど···レベッカ、どうかな?」

「至って普通だな、特段変わった動きはない」

「警備のモニタリングは?」

「抜かりなくやっている、アンドロイドに警備を任せるから、カメラは豊富にあるのが助かるな」

 

キアナが頭の上にクエスチョンマークを浮かべた

 

「レベッカの得意分野よ、クラッキングは」

 

そう、レベッカには警備をしているアンドロイドのクラッキングをしてもらっている

 

「それでは、状況開始」

 

作戦は2班に分かれて実行される

キアナとブローニャとフカの三人は主題であるME社の威力偵察

私は単独潜行して前社長の冤罪を立証するための証拠を入手する

 

「まったく、これでも大変なんだぞ」

「請け負った以上完遂するのが心情なのだろう?がんばれ」

「いい顔しやがってチックショウ」

 

そう言って私は単独でルートを確保していく

 

「やれやれ、強行偵察は私の得意分野ではあるけども···」

 

相手は元軍人、どこまで行けるかは未知数だ

 

「上手く行きすぎだ、ハメられているかもしれんな」

「そうだな、警戒を厳にするよう3人には伝えておく」

「予定の半分はクリアか?」

「あぁ、目的地に到着だ」

 

目的地は前社長の社長室

カカリアはここに入る権限がないため入れないらしい

私は告げる芽衣ちゃんに残されている数少ない権限からここへの入室権限を作成、堂々と侵入した

いやぁ、前社長親バカすぎますわ、まさか芽衣ちゃんの誕生日を10進数に変換し英単語を割り当てたのがパスなんて誰も考えられまい

 

「よっし、レッツ家探し」

 

部屋を見渡す、質素な部屋だ

調度品は派手ではなく、質実剛健な作りといえる

見た感じ、不自然な点はない

棚も普通だし、性格的に綺麗好きなのだろう、丁寧に整理されている

 

「ん···?」

 

そんな中、飾られた絵に不自然な点を発見した

額縁に飾られているが、その中央部が少し盛りあがっているのだ

 

「これはまさか?」

 

そう思い、裏を見る

するとそこには小さな鍵があった

 

「ということは?」

 

その鍵を取り、ボタンを押す

すると棚の方から音がした

カチンという金属音、何かが外れた?

 

「うわぁお」

 

酒瓶の入った棚が畳めるようになっていた

それを内側に畳む、するとそこには隠し部屋があった

 

「趣味の部屋···ではなさそうだなこれは」

 

その部屋にあったのは社内の全システムに繋がるコンソールだった

しかも事前に掴んでいた監視カメラとは違う視点の映像もある

すごい人だな前社長は、自分がどうなるか予測していたという事か、置き手紙まである

これは私より先に芽衣ちゃんに見てもらわないと

 

「わざわざ資料まで残してくれるなんて、ご丁寧な人だ」

 

挙句の果てには自分の会社の資金繰りを詳細に書き記した帳簿データまで用意してある始末だ、至れり尽くせりとはこの事だろう

 

「3人は···うわぁめっちゃ苦戦してるぅ···」

「なら助けにいけ、このバカ」

「なんとかなるっしょ、私はこの資料を一度届けに行くわ」

 

その時、後ろから銃口を突きつけられた

 

「それをこちらに渡しなさい」

「あらぁ···肉声を聞けるとは思ってなかったよ、年増のおば様」

「人を苛立たせるのが趣味のようね」

 

押し付けられる、その瞬間に私は足を踏んでやった

 

「つっ!?」

 

それと同時に振り向き、腹部に重い一撃を与える

よろめいた隙を逃さず背後に回りこみ、首に押し付け型麻酔注射器を当てる

 

「ぐっ···!!」

「眠っててくれるかな?」

 

そして押し当て、注射して眠らせた

 

「あっぶねぇ、ヒヤヒヤしたわぁ」

「こちらもな、元はと言えばロックしてない貴様に問題があるがな」

「忘れてたのよ」

 

そう言って私は変装キットで変装し、カカリアを抱えて彼女が使用している隣の部屋に移動した

 

「さて置き手紙と」

 

ついでに置き手紙も残しておく

 

「3人は?」

「ブローニャがまさかの裏切り、というより操られるてるなこれは」

「またかよ、あの子も難儀だねぇ」

「あ、増援で勝手にウェンディが出撃、ライジングインパクトであっさりブローニャの意識を刈り取ったぞ」

「ウェンディちゃんパないっすわ」

 

まだ使い始めて数週間しか経ってないというのに、そこまで使いこなしているのか、マジでヤバイな

 

「シャイニングの解放も近いな」

「そうだね」

 

社屋から出た私は、すぐ横の空き地を見る

そこには、1台のバイクがあった

 

「ボンネビル···T140」

 

トライアンフ、ボンネビルT140

かずまさんの愛車だったバイクだ、この世界にも存在している会社で、全く同じ形のものがあった為、即座に購入した

この作戦においては使うはずのないものだがどうして?

 

「合流地点まで歩く気か貴様は?肝心なところで抜けている作戦を立てやがって、途中で見つかったらどうする」

「あ···」

 

そう、帰る方法を考えてなかったのを今更思い出した

 

「はぁ···お前の愛車で帰ってこい、自己責任でな」

「了解でーす」

 

そして帰る事にした




うわぁい次は主人公以外の視点だよ!!
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