崩壊3rd Destiny Eye   作:アーヴァレスト

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日記は60日、物語は50ページ目


Day 60

「戦闘開始だ!!」

 

ある日、私は新装備の実戦テストに出ていた

 

「早速新装備を試させてもらう!!」

 

両肩の新装備、大口径バスターライフルをパージしてグリップを持ち構える

今回のライフルは大口径化と同時に連射性能を犠牲にしている代わりに、威力は従来品の数倍に上げられている仕様のものだ

今回の実戦テストで優秀な成績だった場合、予備兵装として配備する予定である

 

「ビーム収束軸に僅かなブレがあるな、テスト優先で作ったのが仇となったか」

 

2、3回射撃してズレを確認する

システムで自動最適化されるとはいえ、制式化の前までには解決したい問題だ

 

「制式採用版ではもっと精度を高めないと、ただでさえ安い品から作ったものだから品質だけは1級でないとな」

「評価はいいから目の前の的に集中しろ!!」

「大丈夫だ、問題ない」

 

近づく敵は接触どころか姿を現した瞬間に撃ち抜いている

反射速度が常人より上だから出来る芸当だ、制式化の際はスペックを僅かに落としてある程度の連射性も持たせた方が良さそうだ

 

「状況は?」

「全体の半分というところだ、油断するなよ」

「了解だよ、レベッカ」

「ならいい、残りはお前の好きにしろ」

「了解、根絶やしにしてやるわ」

 

近くの屋根にあがり、空から来る敵を迎撃する

空いている片方は地上目標を狙撃しながら

その時、遠距離からの攻撃が来た

 

「うぉ!?」

「大丈夫か!?」

「当たってはいないけど、正確に狙われた!!」

 

目標は1000m以上先から私を狙撃してきた、ゾンビの中でもかなり知能を残している個体のようだ

 

「見えたッ!!そこだッ!!」

 

移動地点を先読みし狙撃し、残りの敵を殲滅する

 

「追加機能のテストだ、光栄に思うがいいゾンビ共、一撃で死ねるのだからな!!」

 

ドライツバークバスターモード、銃身部に追加装備であるメッサーツバークを3個つける事で使用可能となる大出力モードだ

一応これをつけた状態での設計強度も計算してあり、3連射に耐えられるように出来てはいる

だがそれはあくまで設計での話、実戦で使えなければ意味が無い

 

「いけぇ!!」

 

立て続けに3連射して、反応の消滅を確認する

銃口を下ろした瞬間、メッサーツバークが壊れ、ライフル本体の機関部が爆散した

 

「うわっ!?」

「もう何も言わんぞ、自業自得だ」

「少しは私の心配しないの!?」

「するかボケ、早く帰って来い先に帰るぞ」

「ちょっと、待ってよぉ!?」

 

このままだと置いていかれるので急いで車に乗り込む

 

「そこまで急ぐという事は、何かあるんでしょ?」

「あぁ、厄介で面倒なのがな」

「キアナか···」

「奴にテストの対策をさせねばならん、実に面倒な事だ全く···」

 

レベッカは意外と面倒見がいい、私が来る前まではみんな彼女を避けてたし、レベッカ本人も避けていた

私がみんなに言った言葉が、変化をもたらしたのか、あれからみんなが少しづつレベッカを受けいれた

レベッカ本人にしてみても思うところはあったのか、避けるだけでは変わらないし変われないと考えたのか、口では面倒とか言いながらも皆を受け入れているようだ

そうなると後は本来の性格が出る、面倒見がいいのは本人の本来の性格だろう

 

「全く、アイツは何ですぐに頼ろうとしないのだか···こんなの傾向の予測とそれに対応した対策をしておけば問題ないものだろうに」

「キアナ的には頼るのは自分のポリシーとかプライドが許さないんじゃない?」

「それで飯が食えたら幸せだかな」

「違いないわね」

 

過去の自分がそうだったのか、少し苦そうな顔でレベッカが呟くが、今の彼女なら問題ないだろう

 

「なんだ、ニヤニヤして」

「いやー、レベッカ先生には感謝ですわー」

 

その時、頭から鈍い音がしていっしゅん意識が飛んだ

 

「殴るぞ?」

「殴って···から···言うな!!」

「ちっ、意識が飛べばいいものを」

「物凄く痛いんですけど!?」

「当たり前だ、全力だからな」

 

あ、これは怒らせたらまずいわ

 

「それで、今日は何を教えるの?」

「数学と社会だ」

「レベッカの得意分野ね」

「ふっ、まぁな」

 

レベッカがそう言ってキアナ用のテスト問題を作り始めたので、私は着くまでの間にレポートを作る事にした




レベッカちゃんに出番を!!MOREDEBANは避けないとね!!
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