「え、今度の戦闘に着いてくるんですか?」
「えぇ、どれ程使えてるかのテストも兼ねてね」
「分かりました、よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくね」
戦闘は明日、ウェンディちゃんの担当だが私も参戦する
私は主に戦闘補佐を行うが、その作戦自体が実は私の立てたものだ
HALO降下を学生にさせる奴がいるわけがないだろう
ウェンディちゃんもHALO降下って何?という顔だったし
「さて、やりますか」
装備も今回は潜入用にカスタムする
と言っても外装をステルス装甲化するだけの簡易改造だが
「よし、あとはウェンディちゃん用の装備を作っておしまいね」
ウェンディちゃん用の降下装備を作り、明日に備える
そして翌日、私達は武装した戦術輸送機の中にいた
「1つ質問いいかな?」
「何かな?ウェンディちゃん」
「HALOって何?」
「高高度降下低高度開傘の略ね、潜入ミッションで空からの侵入時に使う方法の1種よ」
「学生としては初めての事?」
「誰にも教えられないけどね」
私はそういい、昨日作った装備を渡す
「ありがとう、でもこの作戦、先生達だと作れないよね?」
「そうね、難しいわ···天命本部からの亡命を望んでいる科学者を奪取する作戦なんて」
「立案したの、アヤカちゃんでしょ?」
「バレたか」
「こんな無茶振りできるの、私やブローニャか経験者であるアヤカちゃんしか居ないよ」
「お、おう···」
ジト目で言われた、確かにそうだけども
何故かといえばウェンディちゃんは風を操る事で衝撃を緩和可能で、ブローニャちゃんは重装ウサギを使う事で衝撃を相殺するし、私に関しては言うまでもなくブラックフレームの飛行能力で安全に着地出来るからだ
レベッカにやらせたらトラウマになって、それ以降しばらくのあいだ手伝ってくれなかったくらいには、一応危ない方法ではある
「私やブローニャみたいに対策がないんだから当たり前だよ···」
「何も言ってないんですが」
「顔に書いてあったよ、他のやつにやらせたらダメだったみたいに」
「oh......」
なんという事だ、衝撃に言葉が出ない···
「というより、レベッカさんがアヤカさんの事を高く評価していることが私には分からないんだけどなぁ···」
「まぁ色々あったのよ、色々とね」
そう、色々あったのだ···喧嘩(先生達が割と本気で止めに入るレベル)もしたし怪我(処置しないと死ぬレベル)を負った際の治療もした仲だ
「それに、みんなには見せない姿もあ···」
本人に正確なチョップを食らった、非常に痛い
「黙れ、そろそろ作戦開始時間だ」
「だからってそれする必要なくない!?」
「生身で放り出してやろうか?」
「すんません」
「なら良い」
酸素マスクを被ったレベッカに私達も見習い準備する
「降下6分前、後部ハッチ開くぞ」
レベッカの合図と同時に後部が開く
「日の出だ、この光景は美しいな。降下はしたくないが」
しばらく見蕩れる、意識を切り替えて任務を挑もう
「大気温度摂氏マイナス47℃、降下2分前、
言われたので立ち上がり、ウェンディちゃんに告げる
「時速130マイルで降下するわ、風速冷却での凍傷に気をつけて」
「分かった」
「降下1分前、後部に移動しろ」
ハッチの縁に立ち、下を見る
現在高度は14500フィート
HALO降下としては少し低めではある
「5···4···3···2···1、鳥になってこい、幸運を祈るぞ」
その言葉と同時に私達は降下を開始した
次は奪取作戦かな?