崩壊3rd Destiny Eye   作:アーヴァレスト

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これは本編の物語の一部
新年を祝う戦士達の一日の一部


新年(2)

「カズマ、今年もやってきたわね」

「あぁ、本当にな」

 

私達は自分の部屋の窓から下を見ていた

そこには神社へ向かう元気な3人の姿がある

 

「いろいろ、あったわね」

「まぁな、濃すぎる1年だったよ」

「貴方の予想外だった?」

「あぁ···」

 

カズマでさえ予測外の出来事が起こり続けた

今年は本当に濃い一年だった

 

「量子の海に単独でダイブしてくる阿呆はいるし」

「量子の海で優雅に寝ているクソ野郎はいるし」

 

そうして二人は空を同時に見上げた

 

「ねぇ、今・・・幸せ?」

「もう二度と失うものかと思うほどにはな」

「そう・・・」

「そういうお前はどうなんだ?」

「言われなくても分かっている癖に」

 

片方の人物が、問いかけられた質問に答える

 

「私も同じ思いよ、()()()()()()()()()

「そうか・・・」

「それに、1人にしとくと何するか分かんない要注意人物がいるしね?」

「反省はしている、ぞ?」

「どうだか」

 

女の方はそう言いながら笑う

 

「でも、貴方を取り戻せて良かったと私は思うよ」

「・・・」

「あなたと私は2人で1人、そうでしょ、カズマ」

「あぁ、同じ存在だからな」

 

答えた男の方は、苦笑いしながら近くの椅子に座る

 

「お前がいなければ、俺はあの海で眠り続けたままだっただろう。絶無に等しい可能性を探しながら」

「だけど、私というイレギュラーをその前に作り出していた」

「賭けだったよ、僅かな可能性にかけた」

「その賭けには勝ったみたいね?」

「知ってるだろ?オレは悪運に恵まれてるんだ」

 

微笑むように笑いながら、カズマはそう言った

 

「素晴らしい人間の下には、いい人材が集まるものだろ?それは敵であれ、敵であれ、敵であれ変わらない」

「貴方らしいわ、その思考回路」

「言ってくれるじゃないか」

 

そう言うとカズマはコーヒーを一杯要求する

それに答えるように私は淹れたてのコーヒーをカップに注いだ

 

「シュガー切らしてるからブラックで我慢しなさい」

「と言うと思って予備を用意してあるんだなこれが」

 

胸ポケットからスティックシュガー三本とシロップを取り出してカップに入れる

コーヒーをこよなく愛する方々へ喧嘩売ってるとしか言えない投入量だ

 

「毎度思うけど、入れすぎよ」

「苦いのは苦手なんだよ」

「だったらなぜコーヒーを選択するのよ」

「カフェインが恋しい」

ジャンキー(中毒者)になって死ねば?」

「辛辣ゥ!!」

 

ちなみに私は紅茶派だ、もちろんストレート

 

「あ、下品な泥水とか言ったら蓑虫吊るし刑な」

「簀巻きで吊るすのになんでそう言うのよ?」

「見た目が蓑虫みたいだから」

「・・・」

 

ネーミングセンスないのは相変わらずか、呆れてものも言えない

 

「初詣は済んだのか?」

「もう行ったわ」

「なら俺の番だな」

「行ってらっしゃい」

 

そうして私は見送る

そして···

 

「さーて、おせちの用意しますか」

 

皆を驚かせるために用意してきたおせち料理を準備するのだった




今年はギリギリ間に合(わなか)ったぞ!!
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