崩壊3rd Destiny Eye   作:アーヴァレスト

61 / 90
天命最強VS最強の後継
その力の激突が始まる


Day 65

「よし、行くか」

 

あれからウェンディちゃんに丸一日追いかけられた

最終的にウェンディちゃんがダウンしてどうにかなったけど

 

「オーヴェロンの偽装は完了、本体がまだ未完成なのはどうにもならなかったか···まぁ、どうにかするしか無いでしょうね」

「勝てる見込みはあるのか?相手は最強のバルキリーだぞ?」

「相手の思考パターンは既に演算している、後はそれを適宜補正、再演算する事で精度を高めていくしかないよ」

「行き当たりばったりか、お得意の」

「正直な話、勝てる自信は無い」

 

私のその発言に、レベッカは驚いた顔をした

 

「珍しいな、お前からその言葉が出るとは」

「戦闘スタイルが真逆だからね、やりずらいの」

 

挙句、相手の得意とする距離(レンジ)が私の苦手とする距離(レンジ)と来た

対処ができない訳では無いが、それでも慎重になるのはそれだけ相手が強いからだ

 

「で、どうする?」

「決まっているわ、偽装自体を攻撃に転化するのよ」

 

偽装の解除は検討時は剥がれ落ちるようにする分解方式としていたが、相手の戦績から再検討した結果、炸裂ボルト·リベット溶接による爆砕方式へと変更した

幸い、この変更による重量増加は無い

 

「相手が接近した所で爆裂させて装甲で押し飛ばすのか?」

「まぁね、自爆と見せ掛けるにはなかなかインパクトがあるでしょ?」

「呆れた」

「即座に返してくれてありがとう」

 

見た目のインパクトは今回の相手に意味は無いかもしれない

だがしかし、こう思わせることは可能だ

"次は何をしてくるか?"

そう、こちらが次にどう動くか、その予測をさせない為の布石なのだ

 

「全ての行動に意味があるのは分かるが、少しは自重しろ」

「えぇ、分かっているよ」

「と言ってやらかすから信用出来んのだ」

「これは手厳しい」

 

あちゃー、と言うふうに笑いながら全てのチェックを完了する

 

「さて、開始まであと数分だね」

「一応聞くが、負ける気は無いんだよな?」

「当然、何がなんでも勝たせてもらうよ」

「なら良い、お前の気合と根性、見せてくるがいい」

「オーライ、任せろ」

 

レベッカと手の甲と甲をぶつけ、笑いながら最後の用意をする

 

「システムOK、パワーコンジットオンライン、ジェネレーター正常、スラスタークリア、アークフレーム"オーヴェロン"、出撃()る!!」

 

そして戦いの場へ飛んだ

 

「待ってました?」

「いえ、私もつい先程用意が終わったところです」

「そうですか」

 

降り立った時には既に待たせていた

本人は待ってないように言っているが、それにしては裾の汚れ方がおかしい

 

「時間も余りありません、早速ですが」

「もう少し話したいですが仕方ありませんね、では」

 

次の瞬間、同時に動いていた

 

「参ります!!」

「行くっ!!」

 

槍と剣がぶつかり火花を作る

音の速さを超えて、光がきらめく

 

「はっ!!」

「ちっ!!」

 

ビームサーベルが1本叩き落とされた、残る片方で攻撃を捌く

 

「そこっ!!」

「なめるな!!」

 

脇を狙う攻撃を、肘と太ももの装甲で止めて反撃をお見舞する

 

「つっ!!」

「もらった!!」

「かかりましたね」

 

次の瞬間、飛来してきた槍に後ろから···貫かれることは無かった

 

「なっ!?」

 

全装甲を一括でパージ、真の姿を現す

 

「これが私の真の姿、ここからは私のステージだ!!」

 

シールドに装備されたメガ粒子砲を放つ、その威力は30階建ての建造物を一撃で倒壊させるほどのものだ

 

「その威力···あまりにも危険すぎますね」

「回避しておいて良く言いますね」

 

やはり苦手なタイプの相手だ、面倒くさい!!

 

「では、奥の手を使いますか!!」

 

切り札全て切らせてもらおう




次話にて決着
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。