全員転生者で、主人公の元仲間である
ここから始まるのは逆襲劇だ
「さて、そろそろね」
甲板に出た私はそう呟いた
その直後
「誰か止めてくれぇぇぇ!!」
聴き慣れた声が聞こえた
「はぁ、カズマ」
「あぁ、ハッチ開け、ネットも展開」
「了解です、ハッチ開放、保護ネットも展開します」
甲板要員にそう命令すると、カズマは一言
「セリア、俺の指示するように動け、スラスター左に15%、下に2%だ」
「了解!!」
すると少しずつ人影が大きくなる
「よし、そのまま」
「すまねぇ!!」
その人物はそのままカズマのいる方に向かい・・・
「止めてくれ!!」
「そのまま突っ込みやがれ阿呆が」
横を通り抜けて保護ネットの展開されていたハッチに吸い込まれた
「ひでぶ!?」
そんな声が聞こえたが無視しておこう
「お茶出してくるわ」
「あぁ、頼んだ」
カズマはそのまま仲間を待つようだ
私はさっきハッチに吸い込まれた仲間の元に向かう
「いってぇ・・・止めてくれても良かったろ・・・」
「貴方がいつまでたっても一人で高速度から着地できないからよ」
「そんなこと言ったって俺は近接戦特化だぞ?ってぇ!?アヤカお前分離してたのか!?」
「えぇ、勝手にされていたわ」
「お前も被害者か・・・」
吸い込まれた人物・・・私の仲間
牧瀬・セリア
近接戦特化の最強戦力の一角だ
「まぁ、カッコはよくないけど・・・久しぶりねセリア」
「おう、お前もな・・・アヤカ。ところで美味い紅茶はあるか?この世界に来てから一度も美味いの飲んでなくてそろそろお前の淹れたのが恋しくなってきてるんだが」
「用意してあるわ、それと私がいれたのもカズマがいれたのも味は変わらないと思うけど?」
「バカ言え、バトルジャンキーマッドサイエンティストボーイとクールビューティ爆殺ガールじゃ後者のほうが圧倒的にマシだ」
「カズマが聞いたら笑いながら蹴飛ばしてたでしょうね」
冗談を言い合い、近くの部屋に招き入れる
そこには芽衣ちゃんもいた
「アヤカさん、その方が?」
「えぇ、近接戦特化の最強戦力よ」
「アヤカ、一ついいか?」
割と真剣そうな目でセリアは私を見る
こういう時は割と真面目にふざけた事を言うので警戒しておこう
「何かしら?」
「この子、抱いていい?」
「芽衣、もし抱きついてきたら殺していいわよ」
「そうします」
「ひでぇ・・・」
やっぱりふざけた事だった、本当にセリアはいつも胸の大きい子が好きなのだ
淫らな行為はしないと知ってはいるが・・・
「というかこの体の私には反応しないでなんで芽衣には反応するのよ?」
「お前に関してはやっぱり知った仲というのがなぁ・・・それに・・・」
「よし、そのまま座ってろ撃ち殺してやる」
「まだ何も言ってないぞ?」
「一点をガン見してたら誰でもわかるわ!!」
変態発言に加えてデリカシーのない行動
それに加えてこの態度である
「というか早く自己紹介しやがれ、次が差し支えてんだよ!!」
「オーライ早くそれを言ってくれ」
セリアは私の入れた紅茶を一口飲み、芽衣ちゃんに挨拶する
「牧瀬セリアだ、これからよろしくな。近接戦の訓練ならいつでも頼んでくれていいぜ」
「はい、よろしくお願いします」
「いい返事だ」
さて、次は・・・多分あの人だな
そう思いながら次に来るであろう人物のためにコーヒーを淹れる事にする
次話、遠距離特化型の人物登場