未来をかけた物語の始まり
「それじゃあ次は・・・ってもう来てたか」
「迎えに来るの遅いよアヤカ!!」
「仕方ないでしょ、この
「まぁたしかにね、見たところ設計は闘真さんかな?なんか前に見たような形状だったし」
たしかに、この艦の全体形状は見たことのあるものだ
というか・・・
「
「またなんでそんな骨董品を・・・今の世紀で考えて2つ前の時代じゃない」
「だが現代の艦では出せない最高戦速は叩き出せるし、生存性という意味では次世代艦よりも上だ、それにヒューマンフレンドリー設計は師匠の一番得意とするところだしな」
「たしかに、コンソールは扱いやすいし、ディスプレイもわかりやすい表示がされているわね・・・」
すでに来ていた、早い到着だ
「まぁ、なにはともあれ。久しぶりね、ミドリ」
「うん、久しぶりね、ところでエスプレッソ用意してあるかな?」
「えぇ、用意してあるわ、好きなだけ飲んで」
「やったー!美味いの飲めるぞぉ!!」
「マップ渡しておくから、自分で行って」
「了解よ!!」
さて、次を待つか
「まったく、闘真さんの設計した艦船はなんでこういつも設計が古いのを参照にするかな」
アヤカからマップを貰った私は一人で艦内をあるいていた
目的とする部屋の場所はすでに分かっている
「よし、ここね・・・」
「アヤカさんのお知り合いの方ですか?」
「えぇ、吉川ミドリよ、得意とするのは遠距離戦ね、近距離も出来なくないけど、そこで優雅そうに葉っぱの出がらしのお湯飲んでるのには劣るわ」
「ほう、来てそうそう喧嘩したいようだなミドリ、受けて立つぞ?俺には好き好んで汚い泥水飲むのがわからんが」
「表出ろ」
部屋を開けたら嫌なヤツが先に来ていた
早速喧嘩腰になるが、これはいわゆる犬猿の仲だからだ
「まぁいい、それよりもお前の腕、落ちてないだろうな?」
「あら、自分より他人の心配できるほど余裕がお有りで?」
「お前の心配など俺がしてやるものかよ、背中預けるんだから正直に答えろや」
「大丈夫よ、この世界に来てから延々、得意分野をやり続けてたんだから」
「ならいい」
セリアはそう言ってまた紅茶を飲む
黙っていればイケメンなのだが、この男、女性(特に胸の大きな人)にだらしない変態でもある
まぁ、淫らな行為はしない奥手な奴でもあるんだが
「あ、この変態に変な事されなかった?」
「はい、アヤカさんも釘を差しているので」
「コイツが変態発言したらマジでぶっ飛ばいていいからね?」
「そうします」
「俺の肩身が狭くなるんだが」
セリアの発言は無視してエスプレッソを飲む、うん、美味い
「あ、そういえば貴女の名前は?」
いかにもセリアが抱きつきそうな女の子の方を向き私は尋ねる
「雷電芽衣といいます」
「雷電・・・ME社のご令嬢さんね?」
「ご存知なんですか?」
「カカリアとの繋がりがあってね、ここだけの話、貴女の暗殺依頼も来ていたけど断ったわ」
「え・・・?」
「カカリアが支払い渋ったのが理由なんだけどね」
あははは、と笑いながら私は告げる
「暗殺部隊の出身でね、そういうの得意なのよ。今はしてないしする気もないんだけどね」
「それにもしコイツが暗殺依頼を受けたなら、今君はここにいないさ、コイツは仕事がクソ早いからな」
「さっさと終わらせてゆっくりしたいじゃん?」
「こういう性格だからな、ちなみに支払いを渋ったら鉛玉が届けられる」
「非常に怖いんですが・・・」
もう一杯もらい、私は続ける
「まぁ、事前に調査してタイミングを考えるところまでは行ってたんだけどねぇ」
「そこで渋られたのですか?」
「えぇ、そこで渋りやがったわ、だから断って鉛玉届けてあげた」
「ということは・・・」
芽衣ちゃんのその先の言葉を私は奪う
「趣味趣向には何も言わないよ?」
「他言無用でお願いします」
「えぇー?どうしよっかなぁ?」
「今度、いいアクセサリショップを教えますから・・・」
「よし交渉成立」
私はそう言って、もらった分を飲む
さて、このあとは誰が来るかな?
次は誰だ?