人でありながら神に成り果ててしまった青年の力であり・・・
「うわぁお、こんだけの数出てきてたか・・・まだまだ増えるなこれは」
「なんで貴方はこんな時でも平然と笑えるのですか?」
あれから4か月が経過した
キアナは逃げ切ったようで行方が掴めていない、フカにキアナと共に行動するよう伝えていたが最後の連絡以降音沙汰無しだ
その最後の連絡ですら合流できた事だけであり、詳細は不明である
まぁ、こちらはどうにか上手く行ってるだろうと考えておく
「なんだい芽衣ちゃん、この程度の数でビビってちゃ律者の討滅やキアナちゃんの奪還なんて夢のまた夢だぜ?」
「奪還って・・・そもそも行方が分かってないのにそれを言うのは間違いでは?」
「それはどうかな?」
ニヤニヤと笑いながら、俺は続ける
「どうせそうなるさ、キアナはいい意味でも悪い意味でも注目の的だからな」
「つっ・・・!!」
「さーて、作戦だ・・・はい全員画面に注目!!」
ブリーフィングルームの中では今回の作戦に必要なメンバー全員を招集している
「たった今、CICから展開領域における推定の敵数が判明したとの連絡があった、その数は推定7,000!!だがこの部屋にいるメンバーならなんて事のない数だ」
マップに強い反応のある地点を出し、さらに続ける
「展開する天穹市は大崩壊後の人類の生活圏でも最大に近い人口を抱えている、人口密集地での戦闘は極力避けなければならないが、不可能の場合は建造物の破損を抑えつつ戦闘を行え、それも無理なら撤退しても構わん」
「撤退が不可能の場合は?」
「即座に自決。選択はこれ以外ないな」
姫子の質問にそう答え、俺はさらに続ける
「作戦は基本スリーマンセルで行う、例外として俺、藍澤カズマと森谷闘真、櫛灘アサミの三名は単独行動だ」
「それについて質問、なんで三人は単独行動なの?」
「藍澤と森谷は単純に誰かに合わせるのが出来ないからだ、私は上空で待機して各部隊の補佐を即座に行えるようにするためだな」
テレサの質問に先生が答え、俺は頷き肯定する
「今のが答えだ、付け加えるなら俺たち二人で一番反応の強い地点を抑えるので各員は散開して反応のある地点を潰してほしい。という事くらいだ」
「律者の可能性は?」
「これまでのデータ解析の結果から、それはないと断言できる。だが、空の律者の反応が僅かに見られるため注意は怠らないで欲しい」
空の律者の反応、これだけで場がざわついた
「だがもし、キアナ・カスラナとしての意識で・・・意志で戦っているのなら、どうか力を貸してあげて欲しい。それが彼女の為になる」
続く言葉に場が静まり返る、この場の意思決定は既にされている
「作戦は2時間後、天穹市到着と同時に開始する。各員最善のコンディションで挑んでくれ。健闘を祈る!!」
そしてゼロアワーまで、俺は愛機であるブラックフレームの整備に取り掛かった
今回の作戦は市街地戦想定のため大火力兵装は使えない
そのため装備としては近接系に絞られる
遠隔攻撃端末もそれに合わせて火力投射用のバレットファンネルから近接攻撃用のソードファンネルに変更、余剰エネルギーは万が一の場合の緊急回避用に余分にストックしておく
手持ち装備もビームライフルからビームショットガンに変え、ビームサーベルは出力を上げておく
シールドも実体盾とビームの幕を展開する物に換装して継戦能力を向上させて全ての作業を終了した
「さて、フカとキアナに会えるかな?」
あの二人に会えることを期待して、作戦開始を宣言した
後書き・・・書くことがないんです、ネタ切れなんです・・・