不思議な狐少女   作:ミヤビ・白雪

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少々過激な部分がありますお気をつけ下さい
とくに獣人好きな方


不思議な狐少女 4話

不思議な狐少女 4話

 

いつものようにミヤビはセイルや楓と朝食の準備を始めるふと、楓の様子がおかしいのに気づく

「楓どうかした?元気ないね」

「、、、!?いえ、何でもありません、少しぼーっとしていただけです」

一瞬まるで最初に会った時の私を見ていた時のような冷たい目をしていたすぐに何時もの明るさを取り戻したので問題はないだろう

「そっか、何かあれば相談してねすぐに何とかするから」

しばらくすると朝食が完成したベーコンエッグと食パンそしてミニストローネ、小鉢にサラダにオレンジジュースをグラスに注ぎ3人が席につく。

朝食が済むと今日の予定の確認だが今日からは仲の良い友人以外からは今後暫く依頼は来ないことになっている

「しばらくは依頼はお休みが続くけど大丈夫かなー、、」

「マスター心配しすぎですよ、、、猫の捜索や電気機器の修理くらいしかやってませんしそれくらいなら電気屋に頼むのでは?」

「そうだね、さて旅行の段取りだけど行き先は京都府 清水寺、伏見稲荷、金閣寺、銀閣寺、京都観光だねまぁそこまでお店開けても悪いしね」

「ミヤビ様 USJに行ってみたいです」

「あー大丈夫だよー行こうか」

「尻尾とかどうされるんですか?マスター」

「あーそういえば楓は知らないからねアークスの防具は透明になるだからその技術で尻尾や耳を隠せるの内側に引っ込めてしまうのでもいいしね」

「楓はどうしようか隠せる?」

「大丈夫です隠せます」

3人は各々準備を始める

キャリーケースやリュック、金銭の確認ミヤビからセイルと楓には10万円ずつ渡してある何かあればここまで帰ってこれるようにと

「二人とも準備おわった?」

「「はい!」」

「よーし旅行へしゅっぱーつ!!!」

 

ドン!!ドン!!ドン!! まだ朝早いというのにも関わらずけたたましくドアが叩かれる

「ノックにしては派手だね、はーいそこにお休みってかいてなーい?」

ミヤビが何事かとカギを開けるとここの家主が来ていた、東京とは言え田舎と言えなくもの無い場所のさらに外れににわざわざなんの用かと思っていると

「雅さん!熊がでた!!あんたしか頼れん!!何とかしとくれ!!」

「こんなか弱い少女に休暇もいただけないのかな!?第一警察に頼みなさいよーお巡りさんいるでしょ?今日平日の月曜日なんだし」

「あんたが裏仕事をしているのをばらしてもええんかえ?お巡りさんを投げ飛ばしたあなたがここいらじゃ1番強いんだから頼むよ」

「ぐっ、、、わかりましたよ、、ごめんセイル、楓30分まってて」

「飛行機出ちゃいますよ?マスター」

「仕方ない、、、先に空港で待っててタクシーもうすぐ来るはずだから荷物関係だけもって入口に居て」

「わかりましたマスター」

「これタクシー代ね二人とも幼いし美人だから変態がきたら逃げて」そっと2万円を渡し自分は熊を追い払いに行く

 

ふと、不思議に思うなぜ村長ではなく家主が来たのかまわりもそんなに派手に声が聞こえるわけでもない、いつもと変わらない様に思える

「本当に熊なんているのぉー?」

「いるさ、、、」

10分ほど森を歩くと完全に町からは見えなくなった

「この辺でいいか、、、」家主はそっと聞こえない様な小さな声で答えた

「え?なにか言っ、、、、」突然家主にお腹を殴られる

「ガッ、、、何を、、、」息ができない、さらに衝撃でステルスが外れ耳と6本の尻尾が現れる

「こういう事だよ、、、分かったかな?」注射器を首元に刺される

「き、、、さ、、ま、、、」意識が遠のくのに耐えられずにミヤビは、、意識を手放した

家主は首輪と手錠そして足枷を付け車に運ぶ

 

「マスター、、、?まさかね、、」

セイルはまさかマスターがこれから拉致監禁されようとはまるで思って居なかった、気づくのは幾分先になるだろう

 

ミヤビは目が覚める、服はなく素っ裸だった首輪と手錠で吊るされ足枷も付いている意識もはっきりしない

 

「!?」声を出そうとして気づく、声が出ないのだフォトンも扱えないようでテクニックも起動しない

 

ギィィィイイ 奥の鉄扉が開く出てきたのは、、、家主だった

 

「やっと捕まえたぞ。なあ、犬っころ」

頬に手を当てながらそんなことを言ってくる

 

声も出ない、得意の武器も防具も無いフォトンも使えない

 

ミヤビの顔が絶望に歪む

 

「さあ、何をして遊ぼうか」

 

「(ごめんセイル、楓、不甲斐ない主を許しておくれ、、、)」

ミヤビはそっと涙をながす

 

東京:成田空港

「遅いねマスター」

「うん、遅れたら先に行っていいって話だったし行っちゃう?セイル」

「仕方ないマスターね、行きましょう楓」

 

2人は手続きを済ませ飛行機に乗る準備を済ませる

 

出発時刻になろうともミヤビは来ない

 

「お客様、お時間ですが保護者のかたは?」

「あ、ごめんなさい少し待ってください」

心配そうな顔でキャビンアテンダントは声をかけるそれにセイルが代表して答える

「ミヤビ様なら大丈夫だよ!」

「そうね、行きましょう」

マスターなら、ミヤビ様なら、そう考える二人はゆっくりと飛行機に乗り込む

ミヤビをおいて

 

都内某所

「今頃は、、、空の上かな、、2人とも」声が戻ったミヤビは声にならない声でそうつぶやいた

 

「あぁ?何言ってやがる」

あぁ、また始まるのだろう「コレ」が、、、

「元気でね2人共」

明りのない目をし消えた表情でそう呟いた

 

セイルと楓は近畿国際空港に着く

 

「ひとまずマスターには連絡を入れておくけどこの旅行中に合流できない時は」

「時は?」

「探し出す地の果てまで」

「やれることはするけどマスターが倒すのに苦戦したのはフォトナーくらいだよ?大丈夫さ」

「今は楽しむって事?」不安そうな顔で楓が答える

「そう!最低限生きていることはわかってるからね」

そういいながら生存確認用のメニューを開くだが、装備面のデータだけは空白だった確認しようとすると、、、

ドンッ

「おっとっとごめんよ」通行人にぶつかってしまった

「いえいえ、こちらがわるいのです」

「はっはっは、じゃあねー」

この事でスマートフォンを閉じてしまったのでなにをしようとしていたか忘れてしまった

「?まあ、いいか」

「どうしたの?セイル」

「ううん、何でもないいこっか」

二人は京都と大阪観光を始めた

先に大阪を観光するスケジュールは京都と大阪を合わせて4日

「さあ、行きましょう楓」

「ミヤビ様、、、うん、今行くよ」

USJに行きアトラクションを遊び帰りに道頓堀でたこ焼きを食べる、主のことはいまだだけは忘れることにした2人はその後宿に着く

二人とも思っている事は口には出さないが同じようだ

二日目は京都観光だがやめることになったその日は待ち合わせ場所だけをめぐり昼の飛行機で帰えることにした。

丁度空いていたので乗ることが出来た二人とも内心はかなり心配だった、飛行機が到着後すぐに人目も気にせず楓はワープをし始めようとしたのでセイルが止めた

「止めないで、セイル、、、」

「流石にまずいです、大人しくタクシーに乗りましょう」

「、、、、わかった」長い沈黙の後二人はタクシー乗り場でタクシーに乗り込む

2時間ほどすると村に着いた料金を払い家に向かう

不安はつのるばかりだその歩幅も段々と広くなる人目がなくなった頃には2人共全力で走っていた

全力で走り息切れしながらも家の中を確認する、何も無かったそう何もないのだミヤビも何も

二人は唖然とする、アークスの襲撃がとも思ったがフォトンを使われた様子もない

「セイルそっちは?」

「駄目ね、何もない」

二人は息を整えて改めて状況を確認しようとするが混乱や動揺で全く頭が回らない

「警察に相談してみる?、、、」

「そうね、マスターの容姿とか伝えて相談してみる」

「じゃあ私は探偵にでも相談してみるこっちはお金次第で秘密は守ってくれそうだしね」

「ありがとう、楓」

その日手続きなどをすべて終わらせると日付は変わっていた

「セイル少しは寝ないと、、」

「そっちこそ寝ないとだめよ?」

「交代で睡眠を取りましょう、、3時間交代で」

「わかったわ、、、セイル先に休んで」

「マスター、、」呟くように祈りながら眠りに付く




レイ……おっと誰か来たようだ
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