不思議な狐少女   作:ミヤビ・白雪

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不思議な狐少女 6話

不思議な狐少女 6話

 

カチッ、、、カチッ、、、時計の秒針が進む音が聞こえる

5人共疲労などで眠ることになった狐の少女2人はミヤビと一緒に一つのベットで死んだように眠る他の二人は他の病室のベットで眠っている

「ん、、、えへへミヤビさまぁもう一生離れませんよ?」

「セイルも一生離れませんよぉ」二人は腕に抱きついたまま頬擦りをする寝言まで言っている

「あうぁあああ?」

「「!?」」二人は飛び起きる

「マスター!!!」「ミヤビ様!!!」

少女は答えないだがその目から涙が流れていた

「セイル!!レスタを!!」「分かってる!!」アークスの回復のテクニックを発動する何度も何度も肩で息をしながらも無理をしようとしたところで

ピクッ指先が動く「やった!!マスター今、、、レスタを!!」息切れをし意識を朦朧とさせながらも発動させようとする

「えう、、、あう、、」震えながらも首を横に振るミヤビを見てセイルと楓は涙を流す

 

藤原親子が様子を見に朝早くに来た時には大泣きするセイルと楓がいた

泣き止むのを待ち話しかける

「そんで?意識は戻ったようだが声が全然戻らないと」「まぁよくある話だなストレスで声が出なくなる」

「治るのですか?」セイルが問う「専門じゃないから確約はできないけど戻ると思う、こればっかりは本人の努力だね」医院長はコーヒーを飲みながら答える

「ああそうだ、ミヤビちゃん」「?」ミヤビは医院長その方を向き首をかしげるまだ心の傷は残っている、恐らく今後一生のトラウマだろう

「報告がある、これは君が拉致された場所で見つかったドレスだ恐らく君のだろう、、、あっているかい?」ミヤビは静かにうなずく

「そうかクリーニングは済ませてある、体の傷は治っているな、、状況が良ければ親父の話だと明日には退院できるかもしれないとの事だ流石に早いとは思うが」

「構いません私とセイルでサポートします」

ミヤビはさらにペンを取る『お仕事再開したら遊びにきてください命の恩人ですからお礼がしたいです、もちろん依頼でも構いません』

「ははっ気にすんな仕事だ、なら来週にでもお邪魔しよう今は3人で過ごせその方がいいだろう?」

幾分元気を取り戻したミヤビはうなずく

「車椅子を用意しておこう庭に散歩にでも行って来るといいあ、しまった尻尾はどうするか、、」

「心配いりません隠せますので」セイルはステルスを起動するミヤビの尻尾と耳を隠す、もはやただの白髪の少女にしかみえなくなった

「じゃあ俺はそこの休憩室に居るから何かあればここに電話しろ」そういって電話番号が書かれたメモを渡して去っていく

「あ、そうだマスターこれを」「なんだそりゃ?」ミヤビは震える手で操作し装備を装着する「おいおい銃なんか持って何を」そう言った次の瞬間武器は見えなくなる

「全く、、、ほんとにやっていたんだな殺しも」「ええ、私たちは何でも屋、何でもしますから、、楓マスターを車椅子に乗せて押してあげて私は連絡するべき場所に連絡する」

「了解セイル、そうだ隊長さん」「ん?なんだ?」「ミヤビ様をこんな目に合わせたやつは、、、どこかな?」猛烈な殺意が二人から漂う

「知らん、今頃独房だろ」「そうですか」いつの間にか地面が凍っているのに対して片側はまるで浸食されたような状況だ「じゃあマスターをお願いね楓」

「分かってるわセイル」

3人が去ったあと休憩室でタバコに火を付け一服をする

「死んだかと思ったなさっきは」

 

病院内:中庭

 

「綺麗ですね、セイルが戻って来るまでここで待ちましょう」

ミヤビは静かにうなずく

「ミヤビ様少しお願いがあります」

ミヤビは首を傾ける「どうしの?」と

「フォトンの浄化を少しお願いしたいのです」

ミヤビはうなずき手を頭にのせてあげる

3年ぶりなので本調子とはいかないがなんとか機能した

「ありがとうございますミヤビ様!」

ぎこちなくミヤビは微笑み、またミヤビは意識を手放した

「ミヤビ様!?……ゆっくりおやすみになってください」

「あれ?マスターは?」

「今おやすみになられたわ、まだ疲れているんだと思う」

「そう、犯人が分かったあの大家ねマスターが旅行で装備を全て外す事をたまたま聞いてやったらしいわ、マスターが逃げようよしては「犬っころどこ行くんだ?」って捕まえたって」

「犬っころ?狐は確かに犬科だけど、いや、それよりも」「ええ、マスターは多分今度その単語を言われるだけで怯え何もてにつかなくなるかと」

「そんな!?」「マスターの完全装備してるならその言葉くらいあの装備ならなんとかしてくれるけど」

「常にあの装備を?」二人が言うのはミヤビが本気で戦う時の物だ、その時は恐怖などは払いのけられるのだがそんなものおいそれと常につけれるわけがない普段は機能がロックされているのである

「起きられたら引っ越しの準備ね」

「家具はしまって、家はどうしましょうか」

「ああ、あの家は持って来たものなのよ、だから運べるわ」楓は運べるとはどういう事か分からなかった

 

ミヤビは夢の中でこの3年を思い出す

「おい、くそ狐!!」やめろ私は!!

「犬っころにしてはいい服着てるじゃねぇか」

やめて……そのドレスはセイルが仕立ててくれたものなんだ!!

やめろ、やめて、お願いだから、私が何をした!

 

バサッ……勢い良く起き上がり手を伸ばす

「返してくれ!」

「夢か……」伸ばした手を顔に当て再びベットに転がるもう一度眠りにつきたくは無かった……

ふと声が出たことに気付き、「あーいー」と発声練習をする

ガシャン!花瓶が落ちる

「マスター……声が……」

「うん……戻ったみたい……ごめんね」

「良いんです、戻って来てくだされば!!」

「セイル?今大きな音が……」

「楓?大きくなったね」

「声が!戻ったのですね!!」

「隊長さんと医院長さんを呼んで来てくれる?」

「「はい!」」2人は休憩室と医院長室に向かっていく

 

「犬っころ……か……」

 

数分後

2人が医院長と隊長を連れて来る

「そんで俺たちを呼び出した理由は?」

「まず……感謝を、 本当にありがとうございました」

「それはいい、仕事だからな」

「それで要件と言うのは」

「私たちを見なかった事にして頂けませんか?」

「不可能ではない」

「そうですか……」

藤原はボリボリと頭をかきこう言った

「うちに来ないか?」

「はい?なんですって?」

「あーまどろっこしい……単刀直入に言おう……」

「惚れたんだよお前にな」

「は?」「は?」「は」

「3人揃っては?とか言うなよ」

「こいつ一目惚れらしいよ?あんたに」

「人じゃないんですよ?」

「構わねぇ!!」

「こんな目にあった女ですよ?」

「問題ないさ」

「魅力なんて……無いですよ?」

「俺にはそうは見えねぇ!」

「狐耳に……尻尾も……ありますよ?」

「かわいいじゃねぇか」

ミヤビは涙を流しながら震える声で

「あはははは……まさかこんな日が来るなんて」

「ふつつか者ですが……よろしく……お願いいたします」

「ありがとう……わがままを聞いてくれて……」

「マスター……」「ミヤビ様……」二人も泣いている「おめでとう隼人」「まだ届け出してねぇよ」

「これからは医院長ではなく"お父さん"とお呼びします」「マジかよ」

ミヤビはベットから降り藤原隼人の前え行き……

「よろしくお願い致します"あなた"?」

「ああ、ミヤビ」

「セイルあのゴシックのドレスはある?」

「ええ、もちろんございますよマスター」

「退院しましょう引っ越しの準備しなきゃ」

「それなら済んでいますよマスター」

「流石ね」

「3人ともひとまずこれを、うちの合鍵だそれと家の住所」

「ああ、そうだった下の名前を言っていなかったな宗司だ藤原宗司ここの医院長をやってる」

「宗司様ですね、分かりました」

3人は病院を後にしてメモの住所に向かう

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