ハリー・ポッターと獣牙の戦士   作:海野波香

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幸せが怖いということ

 結局、ノクターン横丁での買い物はアクロマンチュラの毒液だけになった。セシリーはそれを誕生日プレゼントとしてジュリアに与えてくれた。これはスネイプとの交渉材料に使えるだろう。ジュリアは薄汚れたガラス瓶に日付のラベルをつけ、セシリーに防護呪文をかけてもらってウェストポーチにしまった。

 

 セシリーはまだ物色したい様子だったが、時間が押していたし、ハーマイオニーをあまり長居させたくなかったので、ジュリアは滅多にしない「おねだり」をしてセシリーを諦めさせた。

 

 明るいダイアゴン横丁に戻ってくると、ハーマイオニーはだいぶ気が楽になった様子だった。彼女のリクエストでフローリッシュ・アンド・ブロッツ書店に再度赴き――サイン会は終了したようで、うってかわって閑散としていた――いくらかの”軽い”参考書を仕入れる。そして、ハーマイオニーはジュリアへの誕生日プレゼントまで買ってくれた。楽譜集だ。

 

 

「ハーマイオニー、気持ちは嬉しいけどよ……家でお祝いしてもらったのに、プレゼントまでもらうってのは、なんか贅沢過ぎる気がして……その」

 

「その?」

 

「なんか、怖い」

 

「なにそれ。いいから、今度聴かせてね。ジュリアの吹くハーモニカって素敵だし、魔法界の音楽知らないから、楽しみだわ」

 

 

 ジュリアは押しつけられた楽譜集をぱらぱらと捲って目を通す。最近刊行されたもののようで、知らない曲ばかりだ。わくわくしないと言えば嘘になる。ありがたくいただくことにした。

 

 ジュリアも買い物をした。正確には済ませていた。以前ウェストポーチを入手した鞄店にふくろう便を飛ばして、ハーマイオニー用の鞄をオーダーしておいたのだ。素材はヤギ革――禁じられた森で狩ってハグリッドの小屋で鞣したはいいものの、長らく死蔵していた――を持ち込み、ショルダーバッグにもリュックサックにもなるデザインに仕立ててもらった。多少「借金」に手はつけたが、これくらいなら許容範囲内だ。

 

 

「ジュリア、これ……高いんじゃないの?」

 

「革は持ち込みだし、デザインはスネイプ先生に任せたし、結構安くあがった。去年の分も合わせて2年分の誕生日プレゼントってことで、まあ、大事に使ってくれよ。これでいよいよ移動図書館だ」

 

「移動図書館! ありがとう、大事にするわ。……スネイプが? デザイン?」

 

「先生だ、ハーマイオニー。あの人、あれでなかなかセンスあるぞ」

 

 

 ハーマイオニーは複雑そうな表情で鞄を矯めつ眇めつしていたが、なんだかんだでスネイプのシンプルながら気品あるデザインはお気に召したようだった。検知不可能拡大呪文は標準でついてくる。オプションで防水防火呪文と防護呪文をつけた。卒業まで愛用してほしい。

 

 最後に薬問屋を覗いたが、予想外に今年分の「借金」が手元に残ったので、ジュリアは学生らしい使い方をすることにした。ここの薬問屋は毎月魔法薬やその材料のカタログを発行しており、年間定期購読で商品の送料が無料になるのだ。これでホグワーツにいても良質な材料を安定して取り寄せることができる。喜ばしいことだ。

 

 こうして買い物を終え、漏れ鍋でグレンジャー夫妻と合流する。2人もいくらか魔法界に打ち解けたようで、とんがり帽子の魔女と店主のトムを交えて歓談していた。話題が「うちの娘たち」だったのは聞かないことにして、ジュリアは2人に無事買い物が終わったことを告げた。

 

 

「おかえり、ハーマイオニー、ジュリア。面倒見てくれてありがとう、セシリー。いいものは買えたかい?」

 

 

 問いかけに頷くと、ダンおじさんは晴れやかに破顔して、席を立った。酒はほどほどにしておいたようで、目つきもしっかりしているし、足もふらついていない。立派な大人だ。

 

 

「それはよかった。よし、帰るとしようか。トム、それにマダムも、楽しい話を聞かせてくれてありがとう。ごちそうさま。会計はそちらのお金のほうがいいのかな? ああ、こちらの紙幣が使えるんだね、助かるよ。それじゃあ、また」

 

「ジュリアちゃん、夏休み満喫してね! ハーマイオニーちゃんも! 来年は絶対に、絶対に全休もぎ取ってみせるから、ゆっくり遊ぼう! また来年!」

 

 

 返事をする間もなく、セシリーは姿くらまししていった。職場に戻るのだろう。グレンジャー夫妻は姿くらましに驚いた様子だったが、「今まで見た中で一番魔法らしい魔法だ」と笑っていた。

 

 帰りの電車でさっそくハーマイオニーは教科書を読みたがった。しかし、魔法がどうこう、呪文がどうこうと書かれた表紙、しかも動く写真つきというのは少々まずい。アリソンおばさんが新聞紙で手早くブックカバーを作り――手慣れた様子から見るに、いつものことのようだ――、ダンおじさんとアリソンおばさんがジュリアとハーマイオニーを挟む形で座ることで、なんとかハーマイオニーの読書の時間は確保された。

 

 バスの中でもハーマイオニーは本にのめり込んでいたので、ジュリアは落ち着いて車窓に映る風景を眺めながら物思いに耽ることができた。もちろん、グレンジャー家での生活には満足しているし、感謝している。しかし、時折こうして静かに思索する時間があると嬉しく思えたし、他者との共同生活を営むようになってからは一層この時間が貴重に感じた。

 

 買い物をした。姉弟子と遊んだ。ハーマイオニーと遊んだ。ハリーやロンとも会った。そして、落ち着いた静かな時間を経て、帰宅する。素晴らしい一日だ。

 

 そして、ジュリアのこれまでがそうであったように、いいことの後には悪いことがやってくる。和やかに食卓を囲み、ジュリアが食器を洗い、ハーマイオニーが新たな本への期待に胸を膨らませて階段を上っていった後、いつになく強張った表情で、ダンおじさんがジュリアに声をかけた。

 

 

「ジュリア、少し時間をもらえるかな。色々と、聞かせてほしいことがあってね」

 

「もちろん、なんでも。飲み物はどうする? 実は漏れ鍋でサングリアのボトルを1本買ってきたんだけど――」

 

「いや、いい。座ってくれ。アリソンも」

 

 

 清潔なリビングの空気がやけに張りつめていた。グレンジャー夫妻は不安と緊張が織り交ぜになった目を、医療者特有の自然な作り笑いで隠している。しかし、その作り笑いはジュリアに通らない。ジュリアは母が死んだ後、姉弟子の顔に貼り付いたそれを散々見てきたのだ。

 

 

「ジュリア。私たちは、君を家族として歓迎している。もちろん、まだぎこちない部分はあるよ。しかし、ホームステイだって同じことだろうし、きっとハーマイオニーも君たちの学校で馴染めない時期があったと思う。だから、これに関してはこれから解決していくものだと確信している。君が、打ち解けてくれればだ」

 

「……ダンおじさん、あたしは確かにクラッカーで腰を抜かすビビりだし、まだご近所さんともそんなに馴染めてない。それに関して言い訳するつもりはねえけど」

 

「いや、私たちはその言い訳が聞きたいんだ。……つまり、何が君をそこまで警戒させ、怯えさせるのか、そろそろ知るべきだと思う。親としてね」

 

 

 ジュリアの体から熱が抜けていった。

 

 結局のところ、彼らはジュリアを警戒していたのだ。ジュリアはそのように解釈した。数週間の「滞在」はハーマイオニーが親友と呼ぶ謎の人物を見極めるために承諾したこと。もしかすると、彼らのほうから申し出たのかもしれない。そして、ハーマイオニー、彼らの娘に害のある人物であると判断すれば、彼らはジュリアをあっけなく放り出す。そういうことなのだろう。

 

 ジュリアは常に荷物をまとめている自分を賞賛した。よくやった、ジュリア・マリアット。迷惑をかけずに出ていくことができるぞ。

 

 しかし、この数週間、彼らはジュリアに対して親切に接してくれた。加えて彼らはハーマイオニーの親であり、いずれジュリアについて知ることになる。ジュリアは感謝を込めて、初めて自己紹介をすることにした。

 

 

「あたしの体についてはどこまで聞いてる?」

 

「魔法界に特有の、非常にまれな先天性の疾患を抱えているという話は聞いているよ。骨格や筋肉が通常と少し異なり、感覚器官が発達していて、月の光に影響を受ける。それから、レアステーキを好むようになる、と」

 

「なるほど。ハーマイオニーは肝心のところを伝え忘れたってわけだ。……あたし、あたしさ。狼女なんだよ。こっちではなんつうのかな。ウェアウルフ? あたしたちの世界では狼人間、正式には人狼って呼ばれてる」

 

 

 グレンジャー夫妻の表情は変わらない。ひょっとしたら、予想していたのかもしれない。月に影響を受ける、牙の生えた、生肉を好む生き物。マグルでも人狼を思い浮かべる。

 

 ジュリアは言葉を続けた。

 

 

「あたしは狼になることもできねえし、噛みついて仲間を増やすこともできねえ、半端者の半人狼。でも、お察しの通り、人狼なんてのは忌み嫌われてる。ごみだめに棲みつく犯罪者の群れだと思われてんだ。その半端者なんて、正義の魔法使い様にとっちゃハンティングの獲物でしかねえだろ? だから、あたしは逃げ回ってきた。魔法使いからも、人狼からも、うまいこと隠れてきたつもりだった。でも、連中は嗅ぎつける。母さんを拷問し、あたしをいたぶった。……そういう生き物なのさ、あたしは」

 

 

 返事はない。こういうとき沈黙するところは親子で似ているのだな、とジュリアは少し羨ましくなった。彼らは家族だ。12年間も一緒に安定した生活を送れば、似てくる部分もあるのだろう。

 

 ジュリアは席を立った。出ていくならハーマイオニーが部屋にいるうちがいい。あの部屋の窓から玄関口は見えないし、今から出ればバスと電車でロンドンに行くことができる。そうすれば、漏れ鍋の埃臭い床で朝を迎えることができるだろう。

 

 

「答えになったか? まあ、そういうことだ。わからねえとこがあったらお嬢さんに聞けばいい。世話になった。少ないけど、サングリアは礼だと思って受け取ってくれ、置いてくから。……じゃあ、体に気をつけて」

 

「待ちなさい、ジュリア」

 

「なんだ、ミスター・グレンジャー。ドクターのほうがいいか? できれば今日中にはロンドンに着きたいんだが」

 

「座りなさい」

 

「悪いが、時間がねえんだ。バスの最終便には潜り込みたいし、それに電車も――」

 

「ジュリア」

 

 

 初めてハーマイオニーの父さんが怒るのを見た。彼は静かに怒っていた。決して声を荒げてはいなかったが、明確な圧があり、視線はジュリアに座ることを要求していた。

 

 ハーマイオニーも、こうして叱られ、育てられたのだろうか。

 

 

「私たちは確かに、君に関する、なんと言うべきか……そう、未知の部分を気にしていた」

 

「だろうな」

 

「しかしそれは、君がこれまで苦しい目や、辛い目に遭ってきたのではないかと考えたからだ。率直に言うと、私たちは君にセラピーの必要があるかを考えていたし、その用意があった」

 

「……え?」

 

「私の学生時代の友人にメンタルヘルスクリニックを開業した男がいて、彼と連絡を取っていた。そして、君の行動を観察し、彼に報告してカウンセリングやセラピーが必要か検討してもらっていた。これに関しては謝らなくてはならない。監視するようなことをしてすまなかったね。しかし、私たちは家族として、君のことを心配する義務と権利がある」

 

 

 なにがなにやら、さっぱりだった。

 

 警戒されていると思っていた。行動を見られているのにも気づいていた。そして、自分の正体を明かした。ジュリアの常識から言えば、追い出されるのが当然だ。

 

 それなのに、机を挟んだ向こう側の男は、ジュリアのことを案じて怒っている。

 

 

「ここまで深刻だとは思っていなかった。ひどくても身体的特徴や家庭事情に関するいじめがあったとか、そういう話だと思っていたんだよ。もちろん、そういった事例も深刻なことに変わりはないが……。君の計算に基づく人間関係の形成についても、そういった危機への対策としてお母さんから教えられたものだと。しかし、君はクラッカーの破裂音に対して、咄嗟に杖を抜いた。私たちの世界で言えば、銃を構えたり包丁を掴んだりするようなものなんだと思う。君は明確に命の危機を感じて行動していた。……もちろん、例の友人にはぼやかして、常備している護身用の武器とだけ伝えた。ちゃんとした診察を受けてみないとわからないが、君にはPTSDの傾向があると彼は考えている。そして、話を聞いた今、私も同じことを考えているよ。明日の新聞配達は休みなさい、私が連絡を入れておく。ゆっくり起きて、それから車を出すから、アリソンと一緒に説明を受けて――」

 

「やめてくれ」

 

 

 限界だった。

 

 ジュリアはリビングのドアを押し開けて、玄関に飛び出した。何も考えたくない。とにかく夜風を浴びて、人目につかないところまで駆け抜けて。これからのことは、それからだ。それでいい。

 

 玄関の鍵に手をかける。

 

 

「お願い、話を聞いてちょうだい、ジュリア。私たちはあなたが――」

 

「頼む、やめてくれ」

 

 

 声が震えるのが抑えられなかった。指には力が入らず、まともに鍵を捻ることもできない。視界が滲んで、呼吸が苦しくなった。

 

 この1年で、ジュリアはあまりにも弱くなってしまった。ハーマイオニーという親友を得てしまった。ハリーとロンという仲間を得てしまった。マクゴナガルとスネイプという指導者を得てしまった。優しさを浴びれば浴びるほど、ジュリアは脆く、弱くなる。ここに「家族」なんて疑似餌を落とされてしまったら、ジュリアはあっさり食いついて、釣られてしまう。

 

 

「期待して、裏切られんのは、もう嫌なんだ……やだよ」

 

 

 わかっていた。グレンジャー夫妻が驚くほど親切で良心的な人物で、心からジュリアを歓迎してくれていることなど、わかっていたのだ。だからこそ、ジュリアは自分が崩れてしまう前に、逃げたかった。

 

 怖い。

 

 ハーマイオニーから誕生日プレゼントをもらったときも、同じことを思った。幸福は大きければ大きいほど、失ったときの落差が激しい。当たり前のことだ。そして、ジュリアの身に流れる呪いはたやすく幸福を失わせる。

 

 

「やだ、やだよ……」

 

 

 アリソンおばさんに抱かれて泣きじゃくりながら、ジュリアは母が死んだときのことを思いだしていた。

 

 一ヶ月契約だったレタス食い虫の養殖バイトが終わり、給料の封筒を受け取った。帰りに自分の小遣いからケーキを二切れ買って、母が待っているはずの家に帰った。きっとお祝いをしてくれると思っていた。しかし、母はベッドで眠っていた。ここしばらくずっと大鍋の前で作業していたから、疲れたのだろう。そう思って、ティーセットを出して、カップを温めた。ケーキに合う茶葉を選んで、今日こそは母を満足させる紅茶を淹れようと気合いを入れて、ケーキを皿に出した。そして、大鍋の隣のテーブルまで持っていって、遺書とノートを見つけたのだ。

 

 期待すれば絶望が待っている。それがジュリアの学んだことだった。

 

 

「ジュリア。私たちのことを信用するのは、まだ怖いかもしれないわね。でも、私たちに連絡を取って、あなたが住めるよう環境を整えてくれたセシリーのことや、あなたのカルテからセシリーの連絡先を調べて交渉したハーマイオニーのことは、信用できるんじゃないかしら」

 

「……そう、かも」

 

「だったら、そこから始めればいいのよ。大丈夫。私たちはただの歯医者だから、悪い魔法使いに密告もできないし、疑われることもない。それに、ハーマイオニーはあなたがいなくなったら悲しむわ。だから、ゆっくり仲良くなればいいの。少し、安心した?」

 

「……たぶん」

 

 

 もう、鍵から手は離していた。

 

 

「いい子ね。話してくれてありがとう。ねえあなた、カウリーさんのところにはとりあえず在宅療法を選ぶってことでお伝えして、今はゆっくりしたほうがいいんじゃないかしら。やっぱり、急ぎすぎたと思うの」

 

「そうだね、そうかもしれない。すまないねジュリア、君を怖がらせてしまった。遅くなったけど、ベッドの隣に誕生日プレゼントを用意したから、寝る前にでも見ておいてほしい。ちゃんと話してくれてありがとう」

 

 

 ジュリアは頬を伝う涙を袖で拭って、振り返った。2人を見るのが怖かった。それでも、俯いたままなのは不誠実なように思えて、ジュリアは顔を上げ、2人の目を見た。そこには警戒も、不安もない。ただ、困ったような、失敗してしまったときのような、それでも、心配しているような笑みが向けられていた。

 

 怖いのは相変わらずだ。それでも、2人は根拠を提示してくれたし、努力も示してくれた。だから、ジュリアもそれを飲み込んで、努力する必要があった。

 

 

「あたしは、まだ怖い。でも、ハーマイオニーも、ダンおじさんも、アリソンおばさんも……好きだ。だから、頑張る。ゆっくりでもいいか?」

 

 

 2人が頷くのを見て、ジュリアはようやく呼吸ができるようになった気がした。

 

 

「……おやすみ、おじさん、おばさん」

 

「ああ、おやすみ」

 

「おやすみなさい、ジュリア」

 

 

 ジュリアは階段を駆け上がって、ハーマイオニーの部屋に逃げ込んだ。今はこれが精一杯で、全力だった。ハーマイオニーはベッドに腰かけてロックハートの著書を読んでいたが、ジュリアの顔を見ると驚いた顔で本を閉じた。

 

 

「どうしたの、ジュリア」

 

 

 言葉が出てこない。ただ、自分のしゃくり上げる声が無様で、情けなくて、ジュリアはハーマイオニーの胸に飛び込んだ。ホグワーツでずっと一緒に過ごした、大好きな匂い。紙の匂いが染みついていて、少し埃臭くて、しかし石鹸の優しい清潔さを纏っている。

 

 また失うのが怖くて、何も得ずに生きようと思っていた。しかし、ジュリアはもう得てしまった。だから、どうしようもなく怖くて、恐ろしくて、手放すまい、手放すまいとハーマイオニーを抱きしめた。

 

 怖くて泣いて、温かくて泣いて、嬉しくて泣いて、寂しくて泣いた。沢山の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消え。

 

 大好きな匂いに包まれたまま、ジュリアは暗闇に沈んだ。


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