1話
剣斗が神人達の前に飛び出すと、神人達は、餌を見つけたと言わんばかりに、剣斗に襲いかかって来た。
剣斗「セフィロトよ、かの者達を浄化せよ!!!」
剣斗は神人達の襲撃に臆すること無く、セフィロトを発動させる。
カァァァァァァッ!!!
神人「オオオ・・・」
神人「ウ、ウアア・・・」
神人「アアア・・・」
セフィロトの聖なる光に包まれた神人達は活動を停止し、徐々に人間の姿へと戻って行き、最終的に完全に人間に戻り、その場に崩れた。
杏奈「す、すごいみんな元に戻った。」
修也「ああ、何度見ても驚かされるな。」
剣斗「これでよし!呪いは完全に浄化された。もう大丈夫だぞ。」
剣斗がそう言うと、杏奈が神人から元に戻った摩耶達の所へ駆け寄った。
杏奈「摩耶!彩菜!雪穂!!」
杏奈が呼び掛けると、摩耶達はゆっくりと目を覚ました。
摩耶「あ、杏奈?」
彩菜「あれ?ここは・・・」
雪穂「私・・・確か・・・」
杏奈「摩耶!!彩菜!!雪穂!!うわあああん!!」
杏奈は三人が目を覚ますと、泣きながら三人に抱き着いた。
摩耶「杏奈!無事だったんだ!!」
雪穂「杏奈!!良かった!!」
彩菜「無事でなによりだよ!」
杏奈達はしばし、抱き合いながら、再会を喜んだ。
剣斗「元に戻せて良かったよ。」
剣斗は抱き合ってる杏奈達に、そう声を掛けた。
摩耶「もしかして、あなたが助けてくれたんですか?」
剣斗「ああ。君らにかけられていた呪いを浄化させてもらったよ。」
雪穂「呪い?」
彩菜「??」
剣斗はこれまでの経緯と、この騒ぎについて、摩耶達に簡潔に分かりやすく説明した。
摩耶「そうだったんですか!?100年前に生き埋めにされた女性の怨念がこの災厄を起こしているなんて!!」
雪穂「それに私達は、神人っていう不死身の化け物になってしまってたのか。」
彩菜「そうだったのね。」
修也「説明はだいたいこれくらいにして、まず自己紹介して置かないか?」
剣斗「それもそうだな。」
修也の提案を受け入れ、摩耶達と剣斗と修也はそれぞれお互いに自己紹介をする事にした。
剣斗「オレは篠崎剣斗。キリスト教の教会の悪魔祓い師をしている。今はこの事件の調査をしている。17歳だ。よろしく。」
修也「オレは宮川修也。君らと同じように剣斗くんに神人から元に戻してもらった。18歳だ。よろしくな。」
摩耶「鳴沢摩耶です。よろしくお願いします。」
雪穂「桂雪穂だ。助けてくれありがとうな。」
彩菜「私は一色彩菜です。よろしくね。」
自己紹介が終わると、この後の動きについてどうするか話し始めた。