拠点に戻って来た剣斗達は、まず生還者達に食料や水を分け与えた。
それが終わると、すぐさま次の準備に取り掛かった。
剣斗「さてと、このままこの周辺の神人を一掃しに行くか。とは言っても元に戻すだけなんだがな。」
摩耶「そろそろ行くんですか?」
剣斗「ああ、暗くなる前に行こうと思ってね。」
杏奈「気を付けて下さいね。夜になるとザンビや神人の活動がさらに活発になりますから。」
修也「闇に堕ちた異形の怪物だからなのか、夜と相性がいいのかな?」
雪穂「そうかもしれないな。」
彩菜「なんか言い得て妙だね、それ。」
そんな話をしていると、外から男性の悲鳴が聞こえて来た。
男性「だ、誰かぁー!!助けてくれぇぇぇ!!!うわあああああああああああぁぁぁ!!!!!!」
剣斗達は急いで外に出てみると、そこには男性を襲っている神人の群れがいた。
杏奈「キャッ!!」
摩耶「ヒッ!」
剣斗「クッ!遅かったか。」
修也「残念だがあの人はもうダメだろう。」
修也は悲痛な表情をしながら、ザンビにされていく男性を見てそう言った
彩菜「ねえ!雪穂見て!!」
雪穂「ああ!あの中にいるのゆかりと花蓮じゃないか!?」
雪穂と彩菜は神人の群れの中にいる二体の神人を指差しながらそう言った。
剣斗「なに!?知り合いか?」
雪穂「ああ、私達の後輩の飯野ゆかりと本宮花蓮だ。」
摩耶「そんな!私は確かに延髄を破壊したはずなのに!!」
修也「多分、狙いを外したんだろうな。」
剣斗「どうする?このまま放って置く訳にはいかないから、助けるぞ?」
雪穂と彩菜は少し複雑そうな表情をしていた。
だがすぐに頷き、剣斗に助けてあげてと言った。
剣斗「セフィロト発動!!」
剣斗は神人達の前に立ち塞がり、セフィロトを発動させた。
カァァァァッ!!!
セフィロトの力により、神人達は聖なる光に包まれ、動きを止めた。
そしてそのまま、神人達は、人間の時の姿を取り戻した。
男性「あれ?オレたち・・・助かった・・・のか?」
女性「も、元に戻った?」
剣斗「皆さん、大丈夫ですか?」
剣斗は元に戻った人達に声を掛け、事情を説明した。
剣斗「オレは教会から依頼された任務でこの東京に来ました。この事件を解決ために。」
男性「キミは一体・・・」
剣斗「オレはバチカン市国の悪魔祓い師です。」
女性「悪魔祓い師?」
剣斗「この騒動はある一人の女性の怨念によって引き起こされました。」
女性「怨念!?」
剣斗「はい。そしてオレはその怨念による呪いを浄化する力を持っています。皆さんを元に戻した力です。」
剣斗はその後もその力についてだったり、現時点の東京を状況などをなるべく詳しくかつ分かりやすく説明した。