climaxヒーロー!!   作:エセ悪魔

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ヒロインは出します。
しかし!!それはパート2で出します。

ではお楽しみ下さい。


城戸真司編 パート1

少年は今、廃車にもたれかかっていた。腹から血が溢れ、海のように広がっていく。周りはあちこちで小さい火が出ている。ガラスの破片、アスファルトのヒビ、倒されグシャジシャな自転車に囲まれた少年少女。

 

 

「おい城戸!!死ぬな!!城戸ぉ!!」

 

 

俺は・・・・あの子を救えた・・・

連・・・泣くなよ・・・・俺は・・・だい・・じょう・・・・

 

 

ここで俺の意識は途切れた。

 

目をつぶってから体感で1分ぐらいしたら目が覚めた。

天上は白く、右には医療器具の山、

口にはマスクがしてあった。

そして左には、ベッドに頭を乗せ寝ている親友。

 

 

「心配かけたな・・・」

 

 

少年は静かに頭を撫でた。

 

──────────────────────

 

自分の名は城戸真司。中学2年生だ。

俺はとあるヴィランの事件に出くわして、少女を守った時に赤髪のヴィランによって腹部を貫通された。

そのでも俺は立ち上がり、個性でヴィランを倒した。いや、厳密に言うと多分殺した。

そして親友である秋山連のおかげで病院に運んでもらい、それで3ヶ月間意識不明だったらしい。俺にとっては1分くらいの出来事に感じたが・・・・・

 

 

「入るぞ・・・」

 

 

病室から髭の男が入ってきた。

 

 

「相澤さん・・・」

 

 

彼は相澤さん。俺の親の幼馴染み。

ヒーローをやっていて、今や雲の上の存在だって親が言ってた。小さい頃に何回か会ってて勉強教えてくれたりしてくれた。

 

 

「真司・・・無茶し過ぎだ・・」

 

 

「ご心配おかけしました。」

 

 

相澤さんはベッドの隣の椅子にしんどそうに座った。

 

 

「ヒーローの仕事は大変ですか?」

 

 

「まぁな・・・・なぁ、真司。」

 

 

「はい?」

 

 

「お前は高校は雄英受ける気はあるか。」

 

 

相澤さんから唐突に言われた。

 

 

「どうしてですか・・・俺は個性を無断使用した世間からしたら犯罪者ですよ?」

 

 

「いや、無理ならいいんだ。ただお前は一人だけで子どもを助けた。あの時ヒーローも警察もいないなか一人で逃げずに立ち向かった。今の若い奴らにはそんなことをするやつはそうそういない。だからお前を誘った。

それに子どもを助ける時、もっと合理的な方法があったはずだ、それを雄英で学んでほしい。」

 

 

確かに冷静だったら自分も傷つかずにあの子も助けられる方法があったはずだ。それに、今回は相澤さんが動いてくれたおかげで前科などはつかなかった。

だったら断る理由は無い。

 

 

「・・・・分かりました。高校は雄英受けます!!」

 

 

こうして俺は1年後ではあるが、雄英の試験を受けることにした。

 

───────────────────────

 

退院当日

 

病院には連と両親が来ていた。

 

 

「城戸・・・・すまない!!」

 

 

「えっ?!なんで連が謝るんだよ。」

 

 

「あの時、私がもう少し早く来ていたら・・・・クッ」

 

 

連は泣いた。俺を助けれなかったことを悔しく思ってるのか・・・そしてあの時怖かったはずだ。気持ち悪く笑いながら近寄ってくるやつを見たら誰だって怖い。俺だって怖かった。

 

 

「もう謝んな。お前のおかげ俺は今ここにいるんだから。」

 

────────────────────────────────

半年後

 

 

今更だけど俺の個性はまぁまぁ、珍しい物であった。元々は鏡の世界を移動する能力たったけど、その鏡の世界で出会ったモンスターであるドラゴンと契約したことによって変なガントレットと数十枚のカードを貰った。ガントレットを前にスライドして、カードを入れるとそのカードの力を使えるって凄い品物。

 

 

そして今俺は鏡の世界にいる。

あの事件以来色々と鏡の世界で特訓していた。

 

 

「はぁ!!」

 

 

ザシュ!!

 

 

『■■■■!!』

 

 

剣に切られた異型な形の生物は粒子になって消えていく。

 

 

「ふう、今日はここまででいっか。」

 

 

周りを見て一息つく。さっきまで10体以上いたモンスターはいなくなって自分もなかなか強くなったと思う。そして近くの反射物に足を入れていき、現実世界に戻った。

 

 

「城戸。」

 

 

「ん?どうしたんだ連」

 

 

「いや、何をしているか気になったから」

 

 

「そうか。」

 

 

「なぁ、お前本当に雄英受けるのか・・・」

 

 

「そのつもりだ。」

 

 

連は複雑な顔をしていた。

 

 

「卒業したら・・・・ヒーローになるのか」

 

 

「それは・・・・まだ、決めてない・・・」

 

 

連の考えてる事は言葉にせずとも理解出来る。あの時の痛さ今でも覚えてる。

 

これからも色々と考えないとな・・・




どうでしたか?
最近話を作るペースが落ちてきてしまい、
遅れてしまう可能性もありますが、
予備の今まで作った小説を話しが行き詰まったときに出すつもりです。

最後まで見ていただきありがとうございます。
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