第2次スーパーロボット大戦J   作:YSK

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第10話 敗北イベント~逆転開始まで

 

──敗北イベント──

 

 

 戦争を裏から操っていたロゴスは壊滅し、地球を機械生命体にしようとしていたゾンダーも片付き、ジオンは地球から勢力をほぼ失った。

 

 バームの戦力がどれほど残っているのかは不明だが、ジャブローへの戦力集中にてかなり疲弊したはずである。

 

 この落ち着いた時をもって、各ロボットは一度修理やオーバーホールのため各研究所、基地へと機体を回すことが決定された。

 

 これまで繰り返された激戦により、多くの機体は蓄積されたダメージを隠し切れない状態だったからだ。

 

 この先の戦いを勝ち抜くため、より万全な状態にした方がいいというミスリル、カリーニン少佐の提案もあり、休暇もかね各員それぞれの場所へと帰ることとなる。

 

 ひと時の休息。

 

 だが、それは、その隙を虎視眈々と狙っていたもの。

 情報を受け継ぎ、その時が襲撃に適したタイミングであると判断したもの。

 さらに心強い援軍が現われたもの達の手によって乱されようとしていた……

 

 

 バーム地球攻撃本拠地 海底城。

 

 そこに一人の男が姿を現した。

 

 男の名はアイザム。

 バームがほこる天才科学者にして、リヒテルの親友である。

 

 彼は地球人の内乱にあわせ、大規模攻勢をかけたというのに返り討ちにあったリヒテルのかわりとして送られてきた、バームの新しい指揮官だった!

 

 突然の交代命令に憤慨するリヒテル。

 

 

アイザム「不服か?」

 

リヒテル「無論だ! 例え大元帥の命令とはいえ、余には命より重い誇りがある! アイザム! この海底城が欲しければ、余と決闘いたせ!」

 

アイザム「私の命に従わぬのならば、それはオルバン大元帥への反逆となるぞ?」

 

リヒテル「例えオルバン大元帥の命令といえども聞けぬことがある! 余はバーム10億の民のため地球を制圧すると誓ったのだ! その志を果たせずして司令官を引くわけにはおかぬ! ならばいっそ、死を選ぶ!」

 

アイザム(……変わらぬな、リヒテルよ)

 

リヒテル「さあ、アイザム! 剣をとれ! 海底城の指令の座に座るのは、余を倒してからにせよ!」

 

アイザム「リヒテル、お前が昔とかわらず安心したぞ」

 

リヒテル「なに!?」

 

アイザム「リヒテル、俺を殺せ。オルバン大元帥には俺が地球到着直後に事故で死んだと伝えろ。そうすれば、お前が引き続き任務につく他あるまい」

 

リヒテル「アイザム。お前は……お前は余のために死ぬというのか……!?」

 

アイザム「オルバン大元帥は、もし、お前が反抗するなら殺せとおっしゃられた……」

 

リヒテル「っ!? 大元帥は余の忠誠をなんだとお考えなのだ!?」

 

アイザム「俺にそれができると思うか……? 友であるお前を殺すことができると思うか? リヒテル」

 

リヒテル「アイザム……」

 

アイザム「リヒテルよ、お前は俺にとってかけがえのない唯一無二の友だ。そのお前とバームの民のためなら、俺はこの命を捧げよう」

 

リヒテル「ならば、アイザム。余の戦いに力を貸してくれるか?」

 

アイザム「無論だ。そのための新兵器も用意してある。共に、バームの民のため戦おう!」

 

 

 こうしてリヒテルは新兵器、ゾンネカイザーと共に出撃する!

 

 

──GGG壊滅!──

 

 

 その日、それは突然現われた。

 

 上空に謎の筒が出現し、突如としてベイタワーを攻撃しはじめたのだ。

 それは機界31原種と呼ばれる、ゾンダーの頂点。ゾンダリアンを統べる真のゾンダーであった!

 

 満身創痍の凱と勇者ロボはなんとかガオガイガーに合体して出撃するも、破壊した筒から現われた3体の巨人巨腕原種、鉄髪原種、顎門原種に手も足も出ずやられてしまう。

 

 その時、純白の戦艦。Jアークが姿を現し、ガオガイガーが手も足も出なかったそれらを粉砕するのだった。

 

 しかし戦いは終わらなかった。

 さらに現われたもう一体が空にESウインドと呼ばれるゲートを開き、宇宙から巨大な隕石を降らせようとしたのだ。

 

 肝心のJアークはそれに気づいたのかいないのか、あっさりと撤退し、ボロボロの勇者達だけが残された。

 

 このままでは全滅は間違いない。

 だが、ガオガイガーの翼は折れ、飛ぶことさえできない。

 

 そんな中、超竜神はまだ使えるブースターと合体して特攻を開始、現われた隕石を自身ごと窓のむこうへ押し返した。

 しかし、窓の向こう側へ行ってしまった超竜神は戻ることができず、世界のはるか彼方へと消えてしまうのだった……

 

 

凱「聞こえるか、超竜神……」

 

超竜神「聞こえます」

 

凱「いつの日か、必ず、必ず、お前を迎えに行くからな!」

 

護「僕も一緒に行くから、絶対に!」

 

超竜神「了解しました。いつまでも、いつまでも待っています。必ず、再会できる日を……」

 

 

 凱は誓う。いつの日か地球のため身を挺した偉大な勇者、超竜神を救い出してみせると。

 

 その瞳から、勇気はいまだ潰えていなかった……

 

 

──メリダ島陥落す!──

 

 

 同じ時、ミスリルの各施設が、ロゴスが滅び、新たに生まれたアマルガムに襲撃を受けていた。

 

 宗介やかなめが行ったメリダ島も例外でなく、宗介は整備中のアーバレストに乗り防衛に乗り出し、獅子奮迅の活躍をするも、ウィスパードであるかなめを狙うテッサの兄、レナードの乗るアームスレイブ、ベリアルにより敗北。

 アーバレストは破壊されてしまった。

 

 とどめをさされる直前、かなめがレナードの前に姿を現し、宗介を助ける条件にレナードへついてゆくこととなる。

 

 テッサはメリダ島の放棄を決断。

 

 混乱の中生存者をかき集め、トゥアハー・デ・ダナンによってメリダ島を脱出する。その際、カリーニンが島に残り、殿を務めた。彼はこのまま、行方不明となる。

 

 敗北にうちひしがれた宗介は、アランに機体ごと回収され、さらなる追撃を受けそうになったダナンは、救援に駆けつけたダンクーガとアークエンジェルの面々により、なんとかその領域を脱出することに成功する。

 

 しかし、被害は甚大。

 

 この日、GGGと同じく、ミスリルも壊滅することとなったのだ……

 

 

──敗北のダイモス──

 

 

和泉博士「コン・バトラーもボルテスも修理とオーバーホールにまだ時間がかかるようだ。ここは我等だけでもGGG救援にむかおう!」

 

一矢「はい!」

 

 

 コン・バトラーVもボルテスVも今までずっと戦い続けてきた機体だ。

 それだけダメージの蓄積も多い。

 

 この緊急事態の中、この2機は簡単に動かせないようだった。

 

 

 ベイタワーの危機を知り、救援に駆けつけようとダイモビックを飛び立ったダイモス。

 

 その前に、天才アイザムによって作られた新兵器、メカ戦士ゾンネカイザーが立ちふさがった!

 

 

リヒテル「仲間の救援にむかうようだが、そうはいかぬぞダイモス! 今日、ここが貴様の墓場だ!」

 

一矢「な、なんて時に!」

 

 

 ダイモスに襲い掛かるゾンネカイザー。

 

 ダイモスの攻撃は、その体に使われた超弾性金属と呼ばれる、すべての攻撃を跳ね返す金属にはじかれ、まったく通じなかった。

 

 ダメージが与えられなければ、勝つことはできない。

 

 攻めあぐねていると、遠くに見えるベイタワーが崩壊するのが見えた。

 

 

一矢「そんなっ……!」

 

和泉博士「一矢君、ここは一度ひくんだ! このままダイモスまでやられてはたまらん!」

 

一矢「ですが!」

 

和泉博士「ダイモビックは一度放棄する。ここは耐えてくれ!」

 

一矢「くそっ!」

 

 

 攻め手もなく、助けるべきものも失われた。

 

 この事実に、ダイモスは一度撤退を余儀なくされる。

 

 

 こうして、ダイモビックはバームの手に落ちた。

 

 基地を捨て逃げてゆくダイモスに、リヒテルは満足の高笑いを持って勝利を宣言するのだった。

 

 

 このままではバームに勝てない。

 

 敗北を知った一矢は、これからの戦いに勝つにはダイモスの強化が必要不可欠だと思い知らされた……

 

 

──逆転への第一歩──

 

 

 敗北の連続。

 

 ベイタワーに駆けつけた統夜と甲児達が見たのは、敗北にうちひしがれた勇者ロボ達の姿と、ミスリルの壊滅とダイモス敗北の一報だった。

 

 唯一の救いは、ベイタワー基地の人間は既に宇宙に避難して無事だったということである。

 原種の襲撃を予測し、宇宙に製作していたオービットベースにギリギリのところで避難したのだ。

 

 宇宙に行き、GGG職員の無事を確認すると、メリダ島の者達もかなめとカリーニン以外健在であることを知る。

 

 さらに新しい勇者ロボ。風龍、雷龍も加わった。

 

 失ったものも多いが、彼等の目に光は消えない。

 散った者のためにも、この程度の挫折で脚をとめるわけにはいかないからだ!

 

 

 皆、決意を新たにするが、敵の猛攻はまだ終わっていなかった!

 

 

 なんと6種もの原種がオービットベースに攻めこんで来たのだ!

 

 原種達はオービットベースの動力部を利用し、ゾンダーメタルプラントを作ろうと目論んでいるのである。

 万一ここが乗っ取られてしまえば、地球は一気に機界昇華されてしまう。

 

 退くこともできないまま、第13独立部隊の面々は6体の原種を相手に生身で戦うこととなってしまった!

 

 相手は機界最強7原種。脆弱な人間がそれを相手に……

 

 

チボデー「原子分解? なら、こいつはどうだ! 豪熱マシンガンパンチ!」

 

 

 シャッフルの紋章が輝き、一発放たれたパンチから10発分の衝撃波が放たれる!

 

 

東方不敗「ゆくぞドモン!」

 

ドモン「はいっ、師匠!」

 

東方不敗「超級!」

 

ドモン「覇王!」

 

二人「電影弾ー!!」

 

肋骨原種「な、なんだこいつらは、本当に人間か!?」

 

肝臓原種「この人間、このエネルギー、これはまるで……っ!」

 

 

 ……わりと勝てそうな気がした。

 

 

 

 もちろん、彼等が到着していない場所は大変だった。

 

 

クルツ「くそっ。こんな時こそアレが必要だってのに、肝心のソースケがあれじゃな……」

 

 

 アレとは小型ASとさえ言われる着ぐるみ型パワードスーツ、ボン太君である。

 

 しかし肝心の持ち主が敗北&護衛対象のかなめに逆に助けられ命を救われるというダブルパンチもあって、部屋の中で塞ぎこんでいる状態だった。

 

 敗北の状況が状況だけに、そのまま心が折れて立ち上がれなくとも不思議はなかった。

 

 

鉄也「泣き言を言っている場合か。戦闘のプロならば、そのものさえ守ってみせろ!」

 

クルツ「ったく、言ってくれるぜ。そう言われたら反論できねぇや。一応俺も、プロを名乗ってるからな!」

 

爪原種「それがどうした!」

 

クルツ「どわーっ! やっぱ無理だー!」

 

鉄也「くっ……!」

 

 

 いくらプロとはいえ、生身の体で原種を相手にするのは厳しかった。

 

 

???「ふもっ!!」

 

爪原種「っ!?」

 

 

 爪に砲撃があたり、ちゅどーんと爆発した。

 

 

クルツ「この、声……」

 

ボン太君「ふもっ!」

 

クルツ「まさか、きやがった!」

 

鉄也「ふっ」

 

ボン太君「ふもっ!」

 

クルツ「援護するって!? お前、どうして!?」

 

ボン太君「ふも……」

 

クルツ「あ、回想入るのか。手短にな」

 

鉄也「……」

 

 

 その時、彼は暗い部屋の中ベッドの上にシーツを被り体育座りをしていた。

 

 戦いがはじまっても彼は微動だにしない。

 うつろな目をして、ただ呆然と虚空を見ていた。

 

 ばごんっ!!

 

 戦いが激しくなった中、扉が強引に蹴り開けられた。

 

 一瞬反応したが、視線さえおくらず、彼はそのままだ。

 今までの彼を知る者なら、その無反応に驚くだろう。

 

 しかし、入ってきた者は、そのようなこと気にも留めず、ぱっかぱっかと部屋の中央へとやってくる。

 

 

風雲再起「ぶるるっ!」

 

 

 そこに現われたのは、かつて背中を預け戦った戦友だった!

 

 

彼「……」

 

風雲再起「ブルルル」

 

彼「だが……」

 

風雲再起「ブルッ! ブル! ひひーんっ!!」

 

彼「っ!!」

 

 

 その熱弁に、彼は気づいた。

 

 大切なことは、そんなことではなかったと!!

 

 そうして彼は、部屋の隅に転がっていた着ぐるみに身を包み、部屋から飛び出したのだ!

 

 

クルツ「いや、わけわかんねーよ! どう説得されたんだそれ!?」

 

ボン太「ふも!」

 

クルツ「なになに? つーわけだから、弱いサガラ・ソースケは旅に出た? 強くなって戻ってくるまで、自分がかわりをする。だって? ああ、そういうことかよ」

 

 

 今の自分は皆にあわせる顔がない。だから、ボン太君として戦い、時が来るのを待って欲しいということだった。

 つまり、しばらくソースケがいなくなり、かわりにボン太君が自軍に加わるということだ!

 

 

鉄也「ふっ。ならば頼りにさせてもらうぞ。ボン太君!」

 

クルツ「そっちはもうちょっと動揺しようぜ!」

 

 

 さすが戦闘のプロを自称するだけある。

 彼もまた、偉大な勇者に違いない!

 

 

 並び立つ、偉大な勇者、クルツ、ボン太君!!

 

 

クルツ「いや、待ってくれ。それでこの並びに俺を混ぜないでくれ。しかもセンターとか!!」

 

 

 クルツの絶叫は、誰にも聞いてもらえなかったそうな。

 

 ちなみに風雲再起は他のところの救援に行ってます。

 

 

 

 他の場所では腕、目原種を相手にしていた凱の元へJアークのパイロット、ソルダートJが現われ、そこでの戦闘は激化してゆく。

 

 

 激しい戦いの末、4体の原種はオービットベースの外へと追い出され、残った二体も外へと逃げ出した。

 

 

 宇宙へ追い出された6体と元々外に居た7体。機界最強7原種と呼ばれるそれらは、一つに合体し、第13独立部隊へ戦いを挑んできた!

 

 

 EI-01より強大だと大河長官に言わしめた合体原種。

 その力は、確かに強大であった。

 

 特に肝臓原種の持つ再生能力は厄介で、どれほど攻撃しても即座にその傷は再生されてしまう。

 

 まずはその再生力を上回る力でそれを吹き飛ばし、再生能力を封じられるかが、勝利の鍵であった。

 

 それを可能とするため、新たにスターガオガイガーとなったガオガイガーのガトリングドライバーの空間湾曲能力を使い、重力レンズを発生させ、皆の攻撃を一点に集中させ攻撃するという作戦がとられた。

 

 全員のエネルギー兵器を収束させ、そのバリアごと肝臓原種を撃ち抜くのである。

 

 皆のエネルギー兵器が重力レンズに収束し、一つの光となったそれが、見事合体原種に突き刺さる。

 

 

アキト「やったか!?」

 

 

 やってなかった。

 

 バリアはやぶったものの、肝心の肝臓原種を吹き飛ばすにはいたらなかったようだ。

 

 

凱「くそっ!」

 

一矢「なにか、他になにか手はないか!?」

 

和泉博士「ひとつなくはない。かなり無謀な賭けとなるかもしれないが……」

 

一矢「和泉博士!」

 

和泉博士「ダイモスを開発した和泉だ。今、オービットベースから君達に語りかけている。ダイモスに使われているダイモライトは今、タキオンと呼ばれる粒子を使いそのパワーを高めているが、それ以上のパワーを発揮できる粒子の存在があると予測されていた」

 

一矢「そんな粒子が……!?」

 

和泉博士「先の収束攻撃の余波でダイモライトが活性化したのを確認した。どうやらあの一撃は偶然にもその粒子を生成したようなのだ!」

 

ルリ「つまり、あの一撃を今度はダイモスにむけて放てと? 無謀です。あの一撃には粒子以外もふくまれています。そんなものを受け止めて無事であるはずがありません」

 

和泉博士「いや、ダイモライトのポテンシャルはそれも十分可能にする。ダイモライトが最大稼動し、その力を完全に解放できたなら、ダイモスそのものをエネルギーの塊へと変える力さえある。成功すれば、集まったエネルギーすべてと、ダイモライトにより新たに引き出されたエネルギーとあわせた一撃が放てるはずなのだ!」

 

一矢「ダイモスにそんな力が……」

 

和泉博士「確かに少しでも照射位置がずれ、ダイモナイト以外に当たればダイモスとてただではすまないだろう。照射を続けながら攻撃をするのだ。その難易度は限りなく高い!」

 

一矢「だが、勝つにはこれしかない。みんな、やってくれ!」

 

鉄也「無謀すぎる。と言っても聞かないのだろうな」

 

 

???「なら、成功の確率を少しでもあげるためのエスコート役がいた方がいいだろうな!」

 

 

 そこに現われたのは、修理とオーバーホールに手間取り到着が遅れていたコン・バトラーVとボルテスVだった。

 

 

健一「遅れてすまない!」

 

豹馬「その分、きっちり仕事はさせてもらうぜ!」

 

 

 他の者が照射で動けない中、新たに現れた二機ならば露払い役ができる。

 大きな動きがなければ、失敗の確率も減るということだ!

 

 

凱「ならば、あとの足りないものは勇気で補うだけだ!」

 

 

 新たな作戦が決行された。

 

 再び収束した光がダイモスのダイモライトに寸分たがわず命中する!

 

 

 ダイモライトが今までにない輝きを見せた!

 

 

一矢「このパワー。いけるっ!!」

 

健一「行くぞ豹馬!」

 

豹馬「ああ! 一矢さんは攻撃に集中してくれ!」

 

一矢「二人共、頼んだ!」

 

 

 3機のコンビネーション。いわゆる合体攻撃が合体原種めがけて発動した!!

 

 まずボルテスVの超電磁ボールが飛び、敵を拘束。

 

 さらにコン・バトラーVがグランダッシャーのレールを作成、その上をダイモスから変形したトランザーが走った!

 

 これにより照射がずれることなく継続される!

 

 最後はその勢いのまま突撃し、再び変形したダイモスは対象に烈風正拳突きを叩きこむという、拘束。移動、攻撃と三機一体の完璧な攻撃だ!

 

 

 皆の力を受けたダイモスの拳が、合体原種へ突き刺さった!!

 

 

合体原種「ぐおおぉぉぉ!!!」

 

 

 バリアを突き破り、皆の一撃は肝臓原種の再生能力を完全に破壊した。

 

 これにより無敵の超再生に悩まされることはなくなったのである!

 

 

合体原種「おのれ人間め……再生能力を破ったくらいで調子に乗るな! 貴様達の無力さを思い知らせてくれる!」

 

凱「行くぞ、最強7原種! ここからが本当の戦いだ!!」

 

 

 

 戦いは過激を極めた。

 

 しかし、敗北を知りさらに強くなった第13独立部隊の敵ではなかった!

 

 

 再生のなくなった合体原種は、ついに倒れ、Jアークに乗る戒道と、出生の秘密を知り、真の力に目覚めた護によって浄解されるのであった。

 

 ただし、腕原種だけは逃げた。

 

 

 合体原種を退け、再び地球へ目をむける時となった。

 

 

 バームのメカ戦士。ミスリルを壊滅させ、千鳥かなめを拉致し、姿を消したアマルガム。

 

 そして、宇宙より至る原種とジオン。

 

 

 平和への道のりはまだまだ遠い。

 

 だが、彼等はその歩みを止めることは、決してないだろう!

 

 

 第10話 終わり

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