機械の英雄達と歩む者【更新一時停止中】 作:阿良々木 カイト
バレンタインデーのお話し回です。
番外編ですので時間軸がかなりずれています。
※ネタバレ注意
※キャラ崩壊があります(主に六花が)
番外編 バレンタインデー
2月14日 バレンタインデー。
それは、女の子が好きな相手にチョコレートを贈る一大イベント。
そして、好きな相手と一気に距離を縮められる日。
コレは、IS学園でのヒロイン達が鈍感主人公達にチョコレートを贈る物語。
六花ヒロインズside
私達は今窮地に立っている。
それは、何故か?理由は簡単だ。
それは………………。
『何でどこにもいないのっ(ですわ!)(よ!)(や!)』
私達の想い人である小鳥游六花がどこにもいないのだ。
「あ~も~~!!!六花ったらどこにいるのよ!?」
こう言っているのは彼の幼なじみである鳳鈴音。
「まーまー落ち着いてよ。鈴、きっとどこかにいるから」
そう言って鈴を落ち着かせようとしたのはシャルル・デュノア、もといシャルロット・デュノアである。
「だが、鈴の言うとおりだ。嫁の奴はどこにいるのだ?」
鈴の言葉に同意の言葉を示したのはドイツの軍人であり黒ウサギ隊の隊長でもある、ラウラ・ボーデヴィッヒ。
「だから、ラウラ!アイツは私の奴隷何だから、嫁とか言わないで!!」
ラウラに対してそう言っていたのはシャルロットやラウラと同じ時期に転校してきた神崎・H・アリア。
「アリアさん!!六花さんはアナタの奴隷では無いと何度言えばわかりますの!!」
今にもアリアに対して噛み付かんばかりに言葉を発したのはセシリア・オルコット。
「アリアちゃんもセシリアも落ち着いてよ。今は六花くんを探してる途中なんだから」
「そうだよ、アリアも六花は奴隷じゃないよ」
「せやで、今は口を動かすより行動や!!」
そう言ったのは、上から高町なのは、フェイト・テスタロッサ、八神はやてである。
「早く見つけてチョコレート渡さないと。折角の私達の手作りなんだからさ!!」
そう言ってチョコレートを取り出したのはフェイトの双子の姉のアリシア・テスタロッサである。
「そ~だ~よね~♪愛しの愛しのリーくんのためだもんね~♪」
「ちょっ、からかわないでよ!!理子ー!!」
アリシアの事をからかっているのが峰理子。
「レキちゃんでも見つけられないかな?」
「どうなのよ、レキ」
「……………少し、難しいです」
レキと呼ばれた少女に話し掛けたのは、紫色の髪にカチューシャを付けた少女、月村すずか。
そして、金髪に勝ち気な雰囲気を持つ、アリサ・バニングス。
そして、すずかにレキと呼ばれた少女は淡い緑色の髪にヘッドフォンを着けていた。
「それより、早く見つけなきゃっ、日が暮れちゃうよ」
なのはがみんなにそう言った。
「そうね、ここは、三手に分かれましょう。私、セシリア、シャルロット、ラウラはこっち!なのは、フェイト、アリシア、アリサ、すずかはあっち!アリア、理子、レキはそっちをお願い!!」
「「「了解(ですわ)!!」」」
「「「「「分かった!!」」」」」
「「「分かったわ(アイアイサ~♪)(…………分かりました)!!」」」
鈴の提案により彼女たちはそれぞれに走っていった。
「わ、私は…………?」
名前を呼ばれなかった少女、更識簪が首を傾げながらそれぞれが走っていった方向を見ていた。
六花ヒロインズside end
六花side
「ふあ~あ」
オッス、六花です。
只今廊下をある物を抱えながら歩いています。
今日はバレンタインデーらしい、女子生徒達がなんかすげー息巻いていた。
俺が抱えている物はその女子生徒達から貰ったチョコレートだ。
まあ、チョコレートは好きだから良いけど。
「あっ!小鳥游くんだー!!」
「はい!コレ、チョコレート!!」
「おう、ありがとうな」
と、こんな感じが朝から続いている。
正直腕が重い。
「あ~♪たっくんだ~♪」
突然、背中に衝撃が走った。
「おっとぉぉぉぉ!?」
突然の衝撃に俺は持っていたチョコレートを落としてしまった。
「やっほ~♪たっくん♪」
「本音ちゃん、危ないから突然抱きつくのは止めなって、何回も言ってるでしょうが」
俺に抱きついてきたのはクラスメートの本音ちゃんいつものほほんとしていて、可愛い女の子です。
まあ、抱きつくのは良いんだよ。良いんだけど…………。
本音ちゃんって見かけによらずグラマーな体型をしてるんだよね。所詮、着痩せって奴なんだよね。
抱きつく時に本音ちゃんの大きめな胸が背中にふにゅふにゅと当たってるんだよね////
「で、どうしたの、本音ちゃん。何か用事が在るんじゃ無いのか?」
「うんっ!」
そう言うと本音ちゃんは服の内側に手を突っ込んでゴソゴソと弄った。
すると、リボンがあしらわれた小包を取り出して俺に向けて差し出した。
「はいっ!チョコレート♪」
「おっ、ありがとうな。本音ちゃん♪」
俺はお礼を言ってから本音ちゃんの頭を撫でた。
「んっ////ふにゃ~♪////」
あ、ヤバい、可愛い。
ズガアァァァァァァァン!!!
ズガアァァァァァァァン!!!
「へっ?」
突然俺の顔の直ぐ近くをナニかが凄まじいスピードで通過していった。
俺は音のした方を向いた。すると、そこには、ピンクのツインテールを左右に揺らし白と黒の二丁の拳銃を俺に向けている、アリアと笑顔だけど、どこか笑っておらずワルサーを抜いている理子と無表情ながらもどこか怒ってる様子でドラグノフを俺に向けた、レキ達がいた。
「あ、あんたは…………私達が探してたのにも関わらず
お、女の子とイチャイチャ…………風穴開けてやるんだからっ!!!!」
「くふふっ、リーくん?な~にしちゃってるのかな?かな?」
「………………不潔です。六花さん」
「あ、アリア?何故わたくしめに銃を向けているんでしょうか!?理子?なんか知らないけどめちゃくちゃ怖いで御座いますことよ!?レキ!?わたくしめはただ本音ちゃんの頭を撫でただけですけど!?それだけで不潔はどうなのかとわたくしめは思うのですがね!?」
「うるさい!!うるさーい!!とにかく、風穴ーー!!」
「ギャアァァァァァァァァァァァ!!!!???」
り、理不尽すぎる………………ガクッ。
「いって~、たく、少しは加減が出来ないのかアリアの奴」
あの後、アリア達は本音ちゃんによって止められた。
どうやら、アリア達は俺に渡す物があるらしくて探してたらしい。
アリア達が渡してくれたのはバレンタインデーのチョコレートだった。
アリアは顔を真っ赤にしながら「ぎ、義理よ!義理チョコなんだから!!勘違いするんじゃないわよ!?」って言っていた。
理子は「くふふっ、リーくん。理子は本命チョコだからね♪そのチョコを理子だと思って大事に食べてね♪」と言ったからすぐさま返したが、理子が冗談だと言ったのでちゃんと受け取った。
レキも「……私も理子さんと同じで本命です」とちょっと頬を赤く染めながら言ってきた。
最初の頃に比べるとレキも変わったよな。
前は機械みたいに感情を殺してたけど、今はちゃんと笑ったりするようになった。(まだ、若干無表情だけど)
しかし、また、チョコが増えてしまったな。
仕方ない一回、寮に戻ってチョコを置いてくるか。
俺は、そう思い寮へと足を運んだ。
寮につくまでにまたチョコが増えてしまった。
本格的に持てなくなってきたぞ。
俺はそう思い急いで自分の部屋を目指した。
「ふう。やっと、腕が解放された」
あの後、すぐに自分の部屋に着きチョコを置いてきた。
今は寮の自販機の前に来ていて、紅茶華伝買って飲んでいた。
すると、誰かがこちらに向かって走ってくる音が聞こえた。
(これは…………少なくとも四人、多くて六人、と言ったところか?)
「あっ!!六花、見つけた!!」
こちらに向かって来てたのはどうやらなのは達みたいだな。
「ハァ………ハァ、探したんだよ?六花くん」
「よお、お前ら急いでたみたいだけど俺に何か用事か?」
「うん、そうだよ」
「はいっ!チョコレート♪////」
「みんな、手作りやで♪////」
「受け取って下さい♪////」
「わ、私からもよ!!ちゃんと、た、食べなさいよ!!////」
「私達も♪」
「口に合うか分からないけど、どうぞ!!////」
「お、ありがとうな。じゃあ、早速。最初にくれたアリシアのから貰うな」
俺はアリシアから貰った袋から一口サイズのチョコを一つ取って口に入れた。
「ど、どう?」
「(ムグ、ムグ………ゴクン)うん、美味いぜ!!」
「そ、そう!!良かった」
「おう、チョコありがとうな!!アリシア。それにみんなも」
「「「「「「どう致しまして(やね)(だよ)(と、当然よ)!!!」」」」」」
「それじゃ、残りは後で食べるな。じゃな!!」
「どこ行くの?」
俺は飛びっきりの笑顔を浮かべて。
「へへっ♪内緒だぜ♪」
「「「「「「!!!!!!」」」」」」
そう言って俺はアイツらに背中を向けて走りだした。
(どうしよう////)
(あう、あう////)
(カッコええな~////)
(可愛いかった////)
(キレイ////)
(あ、アイツ本当に男かしら////でも、カッコ良かった////)
なのは達ヒロインズは六花の笑顔に見惚れていた。
(しかし、アリシアのチョコしょっぱかったな)
そうなのだ。実はアリシアのチョコはしょっぱかったんだ。
何故かはわからなかったけど。
それは、そうと早くこれ置いてこなきゃな。
俺は片手に小包を一つ持って事務室を目指していた。
そして、事務室に着いて。
「すいません、コレ郵便でお願いします」
「分かりました。それでどこに届ければ?」
俺は、ポケットから紙を取り出して見せた。
「ここにお願いします」
そう言うと、さっきまで話を聞いていた先生が郵便箱に小包を入れた。
「ありがとうございました!!」
そう言って俺は事務室を後にした。
事務室を出た俺は自販機に寄りコーヒーを買って屋上に来ていた。
俺が屋上に着いた時には既に先客がいた。
「あれ?鈴それにセシリーにシャル、ラウラもどうしたんだ?こんなとこで」
そう、その先客とは鈴達だった。
「ま、待ってたわよ!!六花!!!」
「待ってた?俺を?」
「ええ、そうですわ」
「何でだ?」
「コレを渡すためにだよ」
「コレ?」
「うむ、私達からのチョコレートだ。受け取るがいいぞ。
嫁よっ!!!!」
「だから、俺は嫁じゃねーっての。けど、ありがとうな。
鈴、セシリー、シャル、ラウラ嬉しかったぜ!!」
「「「「どう致しまして(ですわ)(だ)!!!」」」」
鈴達からもチョコを貰ってみんなで寮へと戻っていった。
コンッコンッ。
「ん?」
あの後自分の部屋へと戻った俺はみんなから貰ったチョコを食べていた。
そんな時、扉をノックする音が聞こえた。
「はいは~いっと。って簪ちゃん?」
「こ、こんにちわ……………六花くん」
扉をノックしたのは簪ちゃんだった。
「どしたの?簪ちゃん?」
「あ、あのね!!こ、コレっ!!どうぞ!!!」
簪ちゃんが差し出してきたのはリボンがあしらわれた小さな箱だった。
「コレ、もしかして、チョコレート?」
「う、うん////」
顔を赤くしながら簪ちゃんは頷いてくれた。
「ありがとう、簪ちゃん。嬉しいよ」
「んっ////」
俺は本音ちゃんの時みたく簪ちゃんの頭を撫でた。
六花side end
束side
今日はバレンタインデー何だけど…………りっくんにチョコ渡せなかったよ~(涙)
折角のバレンタインなんだから市販の物じゃなくて手作りしたものをプレゼントしようと思ったんだけど………………上手く出来なかったよ~(涙)
「束様」
「どうしたの~くーちゃん?今束さん凄く悲しい気分何だけど(涙)」
私がそう言うとくーちゃんは小さな箱を取り出した。
「何、コレ?」
「兄様からです」
「!?」
「それと、手紙が付いていました」
「手紙?」
そう言ってくーちゃんは手紙を私に渡してくれた。
手紙を読んでみると。
『束さんへ今日はバレンタインという事で感謝の意味を込めてチョコレートを贈ります。くーの分も在るので一緒に食べて下さい。
PS.いつもありがとうございます。束さん。
小鳥游六花より』
「…………………………………」
「束様?」
「……………………がとう」
「?」
「りっくん………ありがとうーーーー!!!!」
「!?」
私は手紙を読んで思わず叫んでしまった。
どうも、バレンタインデーに更新する筈だったのに1日遅れてしまった。
夜津乃神です。
ところで、皆さんはバレンタインデーにチョコを貰ったもしくは贈った人はいますでしょうか?
私は本命チョコを渡す事に成功しました!!!!
それでは感想、誤字脱字報告宜しくお願い致します。