機械の英雄達と歩む者【更新一時停止中】 作:阿良々木 カイト
キャッハーーーーー!!(ふ○っしー風)
ちょっと、手抜き感があるかもですがどうぞ!!
※2月10日プロローグ加筆しました。
一夏side
クラス代表決定戦が終了した翌日、朝のSHR。
有り得ないことが起きていた。
「では、一年一組代表は織斑一夏くんに決定です。あ、一繋がりでいい感じですね!」
山田先生は嬉々として喋っている。そして、クラスの女子も大いに盛り上がっている。
このクラスの唯一の俺と同じ境遇であり、同じ男性である六花は俺に向かってスマンとアイコンタクトを送ってきた。
そして、暗い顔をしているのは俺だけだった。俺だけだった。
大事な事だから二回言ったぞ。
「先生、質問です」
「はい、織斑くん」
「俺は昨日試合に負けたんですが、なんでクラス代表になってるんでしょうか?」
「それは…………」
「スマナイが、一夏それは俺が辞退したからなんだ」
「六花っ!?」
え!?なんで、どうして?どうして六花は辞退したんだ!?
「最初は、オルコットに頼もうとしたんだがオルコットには悪いが俺に負けたし、それに一夏は俺と引き分けだったからさ」
「だ、だからって……………」
「それに」
それに?
「一夏………お前は守りたいんだろ?だったら強くならなきゃダメだろ……それで、先ずは経験を積ませる意味を込めて俺は辞退したんだ」
六花…………………。
「で、本音は?」
「正直そういうのって面倒くさいんだよな。それで、一夏を差し出して俺は傍観しようかなぁって………はっ!?」
やっぱり…………。
「やっぱりそういう事かよ!?」
アイツ俺の事をスケープゴートにしやがった。
「まあ、その代わりと言っちゃあ何だが」
何だ?
「箒ちゃんと相談して、俺も見る事にしたからさ。お前の訓練」
マジでっ!?
「うむ、正直私でも教えられる事は限られてくるのでな。
そこで、六花にも協力して貰う事にした」
そうだったのか……………。
「んんっ!話は纏まったようだな」
あ、千冬姉…………あだっ!?
「織斑先生だ、馬鹿者が」
「今、普通に心読まなかった?」
「お前は考えている事が顔に出てわかり易すぎる」
なるほど、つまり俺はポーカーフェイスが下手だという事か。
「クラス代表は織斑一夏。異存はないな」
はーいと(当然、俺を除く)クラス全員一丸となって返事をした。団結はいいことだ。
ただ、俺にとってもいいことであればよかったなと思う。
心から思う。
一夏side end
六花side
「ではこれよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。
織斑、オルコット、小鳥游、高町、テスタロッサ姉妹、八神の七人には手本をしてもらう」
「「「「「「「了解!!」」」」」」』
「よし、ではISを展開しろ」
千冬さんにそう言われて俺たちはISを展開した。
速さで言えば俺は一番だった。
次にテスタロッサ姉妹、そのすぐ後にオルコット、なのは、八神と続き。
最後に一夏という結果だった。
俺が今回、展開したのは『RX-0 ユニコーンガンダム』
この機体は他のガンダムとは異なりV型アンテナでは無く白い角のようになっている。
この機体の色は“白”一色である。
白以外の色は装甲に存在せず背中に装備されているバックパックは紺色でそれ以外は存在しない。
シンプルな機体だ。
そして、俺は他の皆の機体を見ていた。
一夏の機体アストレイは変わらずの白銀。
オルコットのブルー・ティアーズは形状が少し異なっていた。
機体の色は青なのは変わっていないのだけど、何故か試合の時よりも露出度が高くなっていた。
なのはの機体は俺のユニコーンによく似ていて違いがあるとすれば全身装甲でないところだ。
そして、テスタロッサ姉妹はコレはなんて説明すればいいのかよくわからない。
だって、露出度がオルコットより高くて直視出来ないんだぞっ!!
なんだ、あの装甲の少なさは。
だけど、敢えて言おう……ありがとうございましたっ!!
んんっ!取り乱したな。
それで八神の機体だが、なのは達四人の中で一番俺の機体に近いつくりだった。
深い夜のような黒に、赤、紫、緑、蒼といった様々な色彩を放つ機体だった。
そして、四人のそれぞれのISの名前は。
なのは
『第三・五世代型IS レイジングハート』
八神
『第三世代型IS ヴォルケンリッター』
テスタロッサ妹
『第三・五世代型IS バルディッシュ』
テスタロッサ姉
『第三世代型IS フォーチュン・ドロップ』
ていうか、この名前って。
「よし、全員展開し終えたな。では、飛べ!!」
おっと、今は考えてる暇はないな。
それに、この事についてもなのはにまた、聴けばいい。
だが、まさか俺の予想通りだとはな………。
まさか、なのは達が……………俺と“同じ転生者”だったなんて。
しかも、本当の“アニメの世界”のとはな。
だけど、今はいいか。今は………な。
「それじゃ、一夏先に行くぜ。追いついて来いよ」
「おうっ」
「小鳥游六花 ユニコーンガンダム行きます!!」
背中のバックパックからバーニアを噴かし飛び立った。
俺が少し飛んでいると千冬さんの声が聞こえてきた。
「何をやっている。スペック上の出力は小鳥游と同等なのだぞ」
「そう、言われても」
「一夏イメージは所詮イメージだ。自分のやりやすい方法を探した方がいいぞ?」
「て、言われてもなぁ、六花はどうイメージしてるんだ?」
「俺か?俺はイメージってより感覚で飛んでるからな参考に出来るかわからんぞ?」
「そうかぁ~」
俺が一夏と話しているとオルコットが話し掛けてきた。
「六花さんっ」
「お~オルコットって…………“六花”さん?」
「は、はいっ。わたくし、あの時の事を反省致しましたわ。
申し訳ありませんでしたわ」
「あ、あ~あの時の事か。俺は気にしてないから別にいいけどよ、俺じゃなくて一夏に謝ってくんねーか。
あの時は一夏の事だったしさ」
「………そうでしたわね、織斑さんあの時は侮辱してしまい申し訳御座いませんでしたっ!!」
「いいって、オルコットさん。俺も気にして無いからさ」
「そうですか…………と、どころで六花さん!!」
今度はいきなり俺の方を向いてきた。
「あ、あの、ですわね。六花さん……そ、その………わ、わたくしの事は、セ……セシリアとお呼び下さいますか?」
ぐはっ!!!!
な、何だ!?この簪ちゃんや真耶ちゃんにも劣らない可愛い生き物は!?
待て待て、俺!!
ここは落ち着くんだ。冷静になれ。
Be Coolだ!! Be Cool!?
ユニコーンのマスクの内側では激しく俺は壊れ掛けていた。
いや、若干壊れているのかもしれないな。
「あの……六花、さん?」
「はっ!?」
いかん、いかん!!セシリアの可愛いさに思考が一瞬壊れ掛けた。
ていうか、あの………表情。
もしかして?俺フラグ建てちゃった?
あれぇ~~~~~???
ま、まあ、とにかく。
「分かった、宜しくなセシリア」
「はうっ」////
あ、さらに、顔赤くなっちゃった。
ヤベ………コレマジでセシリアフラグ建っちゃってるよ。
「でもな~」
「な、何ですの?」
「セシリアって普通に皆から呼ばれてるじゃん」
「それは、わたくし名前なのですから仕方ありませんわ」
ん~~そうなんだよな。でも、何かな~。………あっそれなら。
「セシリア、渾名で呼んでいい?」
「渾名?そ、それは本当ですの!?」
「ウェイ!?」
めっちゃ食い付いてきたよ。
「おう、本当も本当」
「で、では!!お願いしますわ!!」
よっしゃ!!
セシリアだろ………セシリア、セシリア…………あっ、コレはどうだろ?
「セシリー、なんてどうだ?」
「セ、セシリー…………セシリー」
「ダメか?」
「い、いえ、ダメではありませんわ!!寧ろ良いですわ!」
「そ、そっか………それじゃ、宜しくなセシリー」
「は、はいっ!!」
あ、ヤバい可愛い。
「なんか、私達空気だね」
「そうやね」
「むぅ~~」
「な、なのは?」
「この場合俺はどうすれば?」
「織斑、オルコット、小鳥游、高町、テスタロッサ姉妹、八神、急降下と完全停止をやって見せろ。目標は十センチだ、それと、小鳥游は五センチだ」
「了解です。じゃあね、六花くん。お先に」
言って、すぐさまなのはとテスタロッサ姉妹、八神が地上に向かう。
「では、六花さん、織斑さん。お先ですわ」
セシリーもそのすぐ後を追って行き地上へと向かった。
「皆、うまいもんだなぁ」
「んじゃ、俺も行くわ。じゃな、一夏」
俺は一夏に背を向けてバーニアを噴かし地上へ急降下を開始したそして、地上五センチまで降りると背中のバーニアを停止させ機体の各部に付けてある小型スラスター噴かし機体の位地を調整して完全停止して見せた。
その際にクラスの皆から感嘆の声が上がった。
あの千冬さんですら「ほう……」と言っていた。
俺は地面に脚を付けると、そのすぐ後に何かが停止する音が聞こえた。
どうやら、一夏が成功したみたいだな。
「というわけでっ!織斑くん代表決定おめでとう!」
「おめでとう~!」
あれから、少し時間がたち今は一夏のクラス代表決定パーティーを学食で開いていた。
「ごめんな、おばちゃん。いきなりで」
もちろん、学食の許可は得ているらしい?
「良いんだよ!!それより、良いのかい?アッチにいなくても」
「いや~賑やかなのは余り得意じゃなくて」
「そうかい!」
俺はおばちゃんにそう言って、学食を後にした。
六花side end
???side
「ふうん、ここがそうなんだ……」
ここが明日から私の通うIS学園か……。
私の名前は“鳳鈴音”〈ファン・リンイン〉。
中国代表候補生。
「えーと、受付ってどこにあるんだっけ」
そう言って私はポケットから一枚の紙を取り出した。
「本校舎一階総合事務受付……って、だからそれどこにあんのよ」
ていうか、何で案内の一つも無い訳!?
「面倒くさいわね、空飛んで探そうかしら?」
私、天才!!って思ってたらいきなり声が掛けられた。
「鈴?」
「えっ…………………っ!?」
嘘まさか、本当なの。
「鈴だよな?久しぶりだな………鈴」
この声は間違いようも無い私の初恋の相手。
「っ!六花~~~~!!!」
「げふっ!?」
小鳥游六花その人だった。
鈴side end
はいっ!!
第七話でした!!
コレからも夜津乃神を宜しくお願いします!!