大艦隊殲滅を目指して日本頑張る。   作:日本学校の劣等生

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飛行開発実験団

アルタラス王国 ルバイル基地 離陸後の第五波航空部隊 

 

飛行開発実験団

日本国岐阜基地に展開している航空自衛隊が導入した航空機及びミサイル等装備品の試験・評価を行う部隊である。

この部隊にはF-2の試作機の4機と量産型2機が配備されており

新型空対艦誘導弾であるASM-3の威力試射のために遅れて第三波開始ごろに最前線に到着した。

護衛にはF-2が4機お供としてやってきてる。

 

今回の第二波で活動したF-2の30機のうち、ASM-3対応パイロンに改良済みのF-2は15機しかない。

他F-2の改良はギリギリまで行っており実験団の部隊は最初から改良されてたことを除けば

4機がギリギリ間に合ったのだ。

 

試験機と量産機含めて25機のASM-3の威力試射を兼ねた飽和攻撃が最終プランである第五波の中核である。

 

「ヘッドクォーター、こちらマンボ

新兵器を使用していいのだろうか?最前線は初めてで緊張してきた。」

 

「こちらヘッドクォーター、使用は許可する。そうりゅう型が30秒後に魚雷を発射する。

無駄口を言わず艦橋を潰して対潜能力を無力化せよ。」

 

「マンボ了解」

 

最終プランである第五波は

F-2のASM-3飽和攻撃

そうりゅう型の長魚雷

この二つのアタックによる戦艦の殲滅

その後は非戦闘艦である補給艦隊に降伏を促し降伏すれば作戦完了

継続の場合は空港基地でスタンバイしてるP-1 P3C部隊による攻撃で殲滅を予定している。

戦艦に対しても二つのアタックで撃破できなかった場合

F-2のGCS-1による攻撃と護衛艦の艦砲射撃で殲滅予定としている。

ただし、二つのアタックで撃破できない可能性は低いと判断はしている。

 

「マンボより各機、今回の威力試射に関しては派遣前のブリーフィングで言った通りだ。緊張せず行ってくれ

それでは各機攻撃を開始せよ!」

 

「「了解」」

 

第二波第四波のASM-2とは違い数秒で超音速に達した新型対艦誘導弾

神速の槍が異界の大帝国の象徴である戦艦の艦橋と機関室に向かって進んでいった。

 

暗い海域で

超音速ミサイル

煙も出さず

亜音速のASM-1Cや2なら気づいた可能性はあっただろう。

 

まさに日本の怒りである。

その怒りが大帝国象徴の各戦艦の艦橋と機関部に着弾したのであった。

艦橋にいた軍人は幸運だろう

攻撃を受けた事実を受け止める前に逝けたのだから。

 

遅れて数秒後に長魚雷が到着した

バブルパルスを発生させ・・・

戦艦が弓のように真ん中が浮き上がった。

 

それだけだったらまだ良かっただろう、そこから何かが海から押し出される感じで二つもしくは三つの柱が戦艦から飛び出た。

その瞬間戦艦が三つ四つに割れたのであった・・・。

4万トン~7万トンクラスの戦艦が同じようになった。

 

異様だ。

 

それを映像で撮っていた部隊があった。

 

戦術偵察機RF-4EJ 2機である。

この2機が撮影している映像は、大艦隊対応本部のディスプレイに映し出されており

各国の観戦武官、高官が視聴している・・。

 

 

 

 

アルタラス王国 ルバイル基地 大艦隊対応本部

 

 

「あ・・・・あ・・・・あうあう・・・あ・・・」

 

ライドルカは理解が追いついていなかった。

神聖ミリシアル帝国のミスリル級魔導戦艦を見学したこともあるし

ムー国首都の日本国大使館に命令するためにやってきた際のグレードアトラスター型戦艦だって遠くからだが見たことがある。

戦闘機が戦艦を撃破するというのはまず不可能だ。

戦艦を撃破するためには戦艦でなければならない。だからこそ砲は大型にして威力も射程も延びているのだ。

 

「は・・ははははっは、勝てるわけが無い日本に勝てるわけがないいいいいいいいいい」

「なーにが、平和国家だ!この化け物どもめ!!!」

司令部内で大声を上げていた。

 

自分の理解が一切及ばない事態に、ライドルカはとうとう一時的とはいえ

壊れてしまった。

 

シュミールパオは慌ててライドルカの口を手で塞ぐが、時すでに遅し

他国の観戦武官や高官の前で大失態を演じてしまったのだ・・・。

 

「も・・・申し訳ない。彼は疲れているんだ。先ほどの発言は我が国の本心ではない。ここは理解してほしい。改めて正式に謝罪する。」

 

司令はすかさず返事をした。

 

「シュミールパオ殿、この場合は仕方ないので謝罪は不要です。自分達の理解の及ばないことが続けば理解力を超えて壊れてしまう。あなた方にとっては戦艦に対しては戦艦で対応するセオリーが常識だったのでしょう。そのセオリーを無視した戦いに理解が追いつけず騒いでしまう、致し方ないことです。気になさらず外交問題にもしませんし抗議もしませんのでご安心を。」

 

「かたじけない。感謝する。」

 

もしライドルカが壊れなかったら、別の武官高官が壊れていただろう。それだけ自分達の常識からあまりにもかけ離れすぎた戦いであったのだ。

 




気づけばお気に入り100件超えてました。
ありがとうございます。

UAというのも1万超えておりビックリです。

感想もありがとうございます。励みになります。

一応これをもってグ帝の大艦隊の戦闘艦殲滅は完了になります。
後は補給艦隊とリーム王国飛び地とあれをどうするかですね。
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