大艦隊殲滅を目指して日本頑張る。   作:日本学校の劣等生

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虐殺

アルタラス王国 ルバイル基地 大艦隊対応本部

 

それは戦艦殲滅の前であった。

 

「E-2Cよりヘッドクォーター、グラ・バルカス帝国の補給艦隊後方50kmに巨大な空中移動物体が時速200kmでこちらに向かって進んできてる。

IFFには反応せず、大きさと速度からして神聖ミリシアル帝国の空中戦艦パル・キマイラの可能性が高い。

神聖ミリシアル帝国の艦隊はレーダーでは見当たらず。」

 

「ヘッドクォーターよりE-2C、了解 戦艦に対しての最終誘導の変更対応はE-767が対応させる、E-2Cは空中戦艦の監視を行え。

護衛に2機のF-15を派遣する。」

 

「E-2C了解」

 

「ヘッドクォーターよりイーグル、E-2Cの護衛に2機を編成させ派遣せよ。」

 

「イーグル了解」

 

E-2Cと個別に編成された護衛のF-15DJ 2機がパルキマイラの監視のため移動開始した。

 

・・・・

・・

 

「シュミールパオ殿、このパル・キマイラは何のために来てるのでしょうか?

我々は貴国に対して援軍要請はしていませんが。」

 

司令としても唐突なパル・キマイラの登場に困惑している。

しかも単体で来てる。

対大艦隊戦において終了間際で

戦艦を潰せば後は補給艦隊に降伏を促し受理すれば作戦は完了する予定であったのだ。

不安要素が唐突に出てきたことに困惑から警戒へと変わった。

 

シュミールパオ本人は非常に驚いて困惑しているのであった。

なにも聞いていないと。

パルキマイラが派遣されることは派遣前の御前会議でも報告は受けてない。

 

「一つ言いたい、我が帝国は日本国と敵対する意志もない。パーパルディアを下した新規列強国であると認識している。

この戦いを見ても非常に強力な国家という認識は間違ってない。だからこそ敵対や牽制を行う意図はない。」

 

言い訳を必死に考えていた、他国も我々の会話を見聞きしてる状況で言い方を間違えれば神聖ミリシアル帝国の評判が下がる。

それでなくてもバルチスタ沖大海戦での政治的敗北によって世界への求心力と影響力は落ちているのだ。これ以上落ちるわけにはいかなかったのだ。

 

「あくまでも貴国から要請があれば、すぐ援軍として介入できる要因であり

あくまでも効率的に援軍派遣のための準備段階と思ってくれていい。貴国からの要請がない限り何も行わない。

一応だ、近くにいるパル・キマイラにも情報共有の許可をもらえないか?不幸なことを避けるためにもだ。」

 

我ながら苦しい言い訳だなと思った。

 

「わかりました。(この映像と情報は防衛省と官邸にほうにも配信されている、何かあれば指示はあるでしょう・・)」

 

そしてライドルカの崩壊が始まって言い訳を言い終えた後のパル・キマイラの攻撃にシュミールパオは

ただただ呆然とするしかなかった。

 

 

○○○

 

 

アルタラス王国 補給艦隊 後方20km パルキマイラ二番機

 

 

「メテオス様。我々の怨敵であるグレードアトラスター含めた艦隊の戦闘艦が日本国の化学式誘導魔光弾で全滅しました。

残ってるのは補給艦隊のもようです。」

 

「なっ!?」

 

皇帝陛下に結果を出し生きて戻ると宣言してしまってる手前、まさかまさかグレードアトラスターが撃破されるとは想定外であった。

ジビルの使用で確実に2番艦で撃破を行い日本国に魔帝兵器の強さを見せ付けることによって優位性を得ることができなくなった。

そして、このまま帝国へ戻れば無駄足を踏み結果を出せなかった愚かな二番艦と揶揄されるであろうと想像してメテオスは憤慨をした。

通信担当の職員が更に報告を行った。

 

「メテオス様、追加報告で日本国が補給艦隊に降伏を要請してるとのことです。」

 

メテオスは焦った。このままでは結果を出せずに終わってしまうと。

だが周囲は気づかない。なぜなら皆マスクを被ってるからだ。

そして一つの解がメテオスの中で出た。

 

「そうだね・・補給艦隊は全滅させたまえ」

 

「よろしいのでしょうか?仮に補給艦隊が降伏を受け入れた後に攻撃してしまえば帝国の威信に傷が付く可能性が・・」

 

「君は馬鹿かね?いいかい?仮に補給艦隊が降伏をしたとしても、飽くまでも日本国に対してだよ。我が帝国じゃない。

帝国はグラ・バルカス帝国と未だ交戦状態であり別に問題にならない。

だがこのまんま砲撃で潰すのは惜しいな。そうだな・・・あの真ん中の補給艦に対してジビルを使いなさい。

最近調子にのってる日本国にはちょうどいい牽制になるでしょ。」

 

「ははっ!」

 

・・

 

「全システム異常ありません」

 

 

「戦闘モード起動開始します」

 

 

「魔力回路出力上昇」

 

「艦長、補給艦隊降伏しました。」

 

「こちらに降伏ではない。無視だ。攻撃開始!」

 

15cm三連装魔導砲が補給艦隊の方向動き、多少の時間のズレをもって連続して3発が発射された。

そのうち2発が1隻の補給艦に当たり、1発が別補給艦に当たった。

その2隻は簡単に沈んだ。

 

「艦長、日本国側から通信が入ってます。」

 

日本は我々に感謝の意を述べるのだな。良いことだ。

 

「こちらは対魔帝対策省古代兵器分析戦術運用部のパルキマイラ二番機艦長のメテオスだ。感謝の言葉を言いたいのだな。だが不要だ。帝国と日本国の共通の敵であるグラ・バルカス帝国だ。それを攻撃して潰すのは至極当然だから気にしなくていい。」

 

「・・・・・、こちら日本国大艦隊対応本部の司令だ。降伏した非武装の相手に対しての攻撃はジュネーブ諸条約違反に当たる。貴艦は直ちに攻撃の停止を行いミリシアル帝国への帰還を求む。」

 

「こちらメテオス。ジュネーブ諸条約とは何かはわからないが

我が帝国はグラ・バルカス帝国と交戦状態であり問題はない。それに補給艦隊が降伏したのは日本国であって我が帝国ではない。ゆえに問題はないと判断している引き続き攻撃を行い、こちらは補給艦隊を全滅させるよ。」

 

「なっ!? それではただの虐殺だ!今すぐ攻撃を停止せよ。繰り返す攻撃を停止せよ!」

 

「これより、攻撃を開始する攻撃の間通信に乱れが生じて通じない場合があるが許してくれよ?」

 

「こちら日本国大艦隊対応本部の司令。繰り返す、その行いはジュネーブ諸条約に違反する。ただちに攻撃停止せよ!」

 

「・・・・・・・」

 

そしてパルキマイラは15cm砲で1隻の補給艦を除き砲撃を行い沈め

最後の1隻は日本に対して友好的な象徴を示すためにジビルを使用して沈めた。

まさにオーバーキル

 

悪いことに、RF-4EJがそれを撮影しており

大艦隊対応本部ディスプレイに映し出され、様々な方が虐殺風景を視聴していたという事実であった。




後1話くらいで終わりになる予定で
これにて大艦隊殲滅は完了になります。
よろしくお願いします。

感想もありがとうございます、落ち着いたら返事したいと思います。
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