アルタラス王国 ルバイル基地 大艦隊対応本部
視聴してる全ての人が呆然としていた。
パル・キマイラと呼ばれる魔帝が使っていた兵器で
先のバルチスタ沖大海戦において2機が参加をして、1機がグレードアトラスター型戦艦の砲撃で沈んだと
すでに周知の事実であった。
その生き残った1機であろうディスプレイの中で映し出されてる存在は
よりにもよって降伏した戦闘能力のない補給艦隊に対して攻撃を行い全滅させてしまったのだ。
日本国の司令が必死に攻撃停止要請したのを無視してだ。
今回の観戦武官、高官達で神聖ミリシアル帝国以外は全員冷ややかな目で当時国の方々を見ていた
一人は壊れていて、
一人は研究者
最後の一人が酷く怯えていた。
本部司令が必死になって攻撃停止の要請したのを完全に無視した攻撃であり
まるで蛮行・・蛮族・・・
異世界の国家の偉い方がよく言う単語で
今回のパル・キマイラの行動はまさにそれに該当するのでは?が一部除く総意であった。
「E-2Cよりヘッドクォーター、パル・キマイラ後退していく。対応を求める。」
「ヘッドクォーターよりE-2C、アルタラス王国のEEZ超えるまで監視。超えた後は帰島してかまわない。」
「E-2C了解」
E-2C後方で空中指令所として稼動していたE-767を含めた部隊は戦艦殲滅後に帰投している。
「シュミールパオ殿、我々は国家の暴力装置です。
これからの対応は外務省そして政治家の管轄であり我々に何かを言う必要はありません。
ですが、これは私個人の意見だが
非常に残念であり、貴国がこの世界において主導的な国家という他国に対して理想国家の見本となるべき国家であると考えていたが
今回の件ではそれは間違っていたとわかった。残念でなりません。」
そしてシュミールパオ達は無言のまま本部から退出していった。
ジュネーブ条約だと!?
情報部から捕虜に関しての国際条約について報告書は見た覚えがある。
だが捕虜とは金がかかるものだ。そんな酷く出費することを条約を作ってまで守ることはないだろうと軽んじていた。
実際には違い、日本は捕虜に対しても保護する規定を忠実に守ろうとしていた。
我々と根本的に価値感が違う。以前フィアームと日本国に関しての情報交換という名目で食事をしたが
価値感などありとあらゆることが違いすぎて、同僚上司他部署から理解を得られなかったと嘆いていたが。
これから皇帝陛下にどう報告したらいいかと悩むシュミールパオであった。
そして今回の各国の観戦武官、高官達は日本に対して非常に良い印象を得ることができて
武力に対しては畏怖をした。
これは日本側が狙ってた本来の結末であり、ミリシアル帝国との外交的対立になることは予想外であったが・・・
そして今回の当時国の一国であるアルタラス王国では
この戦いでの印象が良く、ルミエス以外に王族貴族はパーパルディアによって一掃されており
婚約相手が見つからないんじゃないか?と危惧してる部分があったため
日本国の優秀な男性を婿養子でルミエス様とご婚約してみては!?という空気が出来上がり始めて
ルミエスはまんざらでもなかったことは、また別のお話・・・
○○○
リーム王国 飛び地 海岸東100km
日本国からの要請で、弾薬燃料食料を日本から支援の元
異世界最強の空母を中心とした最強の攻撃力が展開していた。
第七艦隊、その中心となる原子力空母ロナルド・レーガン
そして守護をする最強の巡洋艦と駆逐艦
タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦
アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦
異世界の国家が見たらこう思うだろう、日本国の戦闘艦みたいと
確かに、日本の護衛艦はアメリカの艦をベースに作られてる。
だが、本場アメリカの艦は違う。
艦対地攻撃機能を持つトマホークを搭載して運用可能ができるかどうかが決定的に違う。
日本は使えないのだ。
あくまでも守るための存在であり、アメリカのように遠征して喧嘩をするための存在ではないためだ。
そんな恐ろしい集団が今まさに攻撃を始めようとしていた。
タイコンデロガ級とアーレイ・バーク級数隻から合計150発近くのトマホークが発射された。
飛び地だけでなく、リーム王国本国に展開しているグラ・バルカス帝国派遣部隊の基地施設に向かって
それが正確に着弾した事を確認したところで、ロナルド・レーガンから大量のF/A-18E/F 愛称スーパーホーネットが大量にカタパルトから発艦して、更なるMk82無誘導爆弾を大量に飛び地と本国の軍事施設に投下を行い
完全にグラ・バルカス帝国派遣部隊の運用を止める狙いであった。
見事作戦は成功して、日本に対してのリーム王国からの脅威はこれをもって完全に去った。
第七艦隊といえば主役の一つである原子力潜水艦が参加していなかった。
母港がグアムということで担当してる第7潜水戦隊のうち
一緒に転移してきたのは2隻のみ
ただし確認されて今回の派遣に随伴してきたのは1隻になる
ロサンゼルス級原子力潜水艦の62番艦シャイアンである。
たまたま長崎県佐世保市付近の海中に展開していたところ一緒に転移した。
そのジャイアンは何をしていたのか?というと
飛び地から逃げるように稼動していたシータス級潜水艦の後方の後を追い
第三文明圏内での秘密基地の場所に招待してもらい、Mk48長魚雷をプレゼントしたのであった。
そして秘密基地から第三文明圏内のグラ・バルカス帝国の各基地情報を得ることができたため
リーム王国、飛び地の戦力殲滅と情報収集を同時に成功したのであった。
それからリーム王国がどうなったかは、またいずれ・・
おまけ
パルキマイラ二番機
「やはりパルキマイラは優秀だ。先の大海戦の敗北はあの男が勝手に暴走して攻撃を受けて沈んだ自滅でしかない。」
私はそう思った。
だが、私の行動は
グラ・バルカス帝国の艦隊の殲滅
ジビルの威力を見せ付けることによる外交的優位というものと
私は間違ってなかったという確証
素晴らしい、外交の真似事もできるとはなんと良いことでしょう
グレードアトラスターをこの手で沈めることができなかったのは残念ですが、
日本国はジュネーブ条約なる良く分からない条約をもとに攻撃停止とは愚か過ぎる。
目の前に敵がいて攻撃しない馬鹿はいないでしょうに。
日本国は憲法9条なる法律で自分達を縛っていると誰かが言ってたが
縛られることでお馬鹿な方になってしまったのだな
可哀そうに・・・
これで皇帝陛下に喜ばしい報告ができて
我々に対して予算を更に回してもらい
来るべき魔帝対応のために研究をしなければ・・・・・
すごく駆け足になってしまいましたが
以上で完結です。
つたない二次創作を読んでいただきありがとうございました。
本編はどういう展開になるのか楽しみであります
わくわくしながら待ってみようと思います。