グラ・バルカス帝国 対日懲罰連合艦隊旗艦 戦艦グレードアトラスター
「司令!艦長!報告します!」
通信参謀だ
「後続の空母98隻が攻撃を受けました。被害は甚大で・・空母が・・・・」
「早く言え!」
カイザルは答えを急がせた。
「は・・はい、空母が全艦大破しました。数分以内に沈没いたします。現在駆逐艦、補給艦が救助に当たっていますが
突然のことでパニック状態になってます。」
カイザルとラクスタルは呆然とした。
そんなことはありえない ありえない ありえないと
だが現実に起きた、起こってしまった。
すぐ意識を切り替えたラクスタルはカイザルに指示を求めた。
「司令!全艦に警戒を!対空対水上対潜警戒を急がす指示を!
高確率で日本軍からの攻撃です。情報部の報告にあった誘導弾というものでしょう。情報部の情報どおりであれば
1機ないし1艦に搭載できる誘導弾の数は限られてます。
おそらくアルタラス王国に日本軍は部隊を展開しているかと。ただし次の攻撃まで時間はあるでしょうから
我々が全力で向かい反撃をすべきです。
まさか誘導弾なる長射程の爆弾をロケットに搭載して発射するにしても、空母を撃破できる威力とは想定外です。」
カイザルはラクスタルからの進言で意識を取り戻し歴戦の勇士として復活した。
「確かに、慢心してたわけじゃない。常に警戒もしてたが日本国は艦隊がイシュタム隊を無傷で撃破したんだったな。
悔しいが性能面では日本国側が上なのかもしれない。
だが!
空母が98隻落ちたところで、まだ900隻以上の艦が健在だ。
リーム王国の飛び地にも航空部隊は展開している。飛び地の航空部隊に支援要請を行え。
補給艦隊は後から付いてくればいい。旗艦を含めた戦闘艦は全速力でアルタラス王国へ向かえ
報復だ!空母艦隊の乗組員の弔い合戦も含める。
王都ル・ブリアスに対して全力艦砲射撃を行う。
これをもって日本に味方する国家に対して懲罰を行うというアピールにもなる。」
「「了解」」
カイザルは歴戦の勇士、軍神と謳われるが同時に帝国軍人に対しては厳しくもあり優しいのである。
突然の攻撃、旗艦ではなく空母を先に潰すということは日本側は空からの攻撃を警戒してることでもある。
だが、それは自分達の手札を明かしてるようなものだぞ?
そこに勝機がある!
カイザルは日本の攻撃に対してどう対処するか考え始めた・・・・
だが遅い、遅すぎる
地球時代の2010年代は数分で戦いの決着が付く時代
考える時間というのは究極の無駄であり、その時点で敗北になるということをカイザルは知らない。
その場の一瞬での判断が必須な時代
ゆっくり考えるのは自殺志願者だけだ。
だからこそ旗艦グレードアトラスターの周辺に平行して走行していた
タウルス級重巡洋艦20隻
キャニス・ミナー級駆逐艦約100隻
これらに誘導弾が当たった・・。