スゴロクガンダム戦記(旧潜水艦) 作:ハトメヒト(ヒットマン)
起き上がって机の方を見てみるとトムがすごろくをイジっていた。
「何してるの?」
「あ、起きたんですか艦長~!!」
「それより何で、すごろくイジっているの?」
不思議に思って聞いてみることにした。
「暇だったからですよ・・・・・・それより何で、すごろくのコマ動かせないんでしょうね?」
「知らないよ・・・・・・というか、勝手にすごろくイジるなよ!! まぁそれより何しに来たの?」
「あ、そうでしたそうでした。アデン基地が近いんで作戦でも聞いておこうかと思いましてね。何か良い案でもありますかね?」
(アデン基地か、困ったな作戦なんて分からないよバーニィ!!)
俺はどうすれば良いのか分からなかった為、適当に思いついた作戦で行くことにした。
思いついた作戦と言ってもアデン基地襲撃となるとモビルスーツ鹵獲作戦ぐらいしか思いつかないが。
ん?鹵獲作戦・・・・そうだMSイグルーに出てきたセモベンテ隊だ
フェデリコ・ツァリアーノ中佐が率いる地球連邦軍のコマンド部隊の1つでジオンの鹵獲機体を使ってジオンの第128物資集積所襲撃および第67物資集積所襲撃して成功したはずだ。
しかしジオン公国軍試作モビルタンク「ヒルドルブ」と遭遇し、激戦の末に相討ちという形で全滅したんだっけな・・・・・・。
すごろくは、後半日経たないと使えないからな、やっぱりかく乱するという意味では敵モビルスーツを鹵獲して暴れさせるのも手かと考えていた。
「艦長聞いてますか? もしもし見えてますかおーい返事してくださいよ」
「聞こえてるよ・・・・うるさいな!! それより鹵獲したモビルスーツ動かす事なら可能か?」
「まぁ出来ると思いますけどって、艦長もしかして敵のモビルスーツ鹵獲して来いだなんて言うんじゃないでしょうね? やめてくださいよ。」
「えーっ! 無理なの!!」
「もしかして、俺にやらせる気だったんですか!! 準備も無く、敵の基地に忍び込むなんてそんなの死にに行くもんですよ。当たり前ですけど、ジオンの制服なんて持って無いんですし、俺が死んだらアクアジムは、誰が操縦して指揮するんですか? 艦長やってくれるんですか!? それならやりますけどね。」
そうだったと俺は、今頃になって気がついた。
考えればそうだ敵の目を欺いて安全に潜り込むには、敵の制服や協力者も必要だ。
現にソロモンの悪夢と呼ばれたアナベル・ガトーは、デラーズのスパイでもありアナハイム社員のニック・オービルから大尉の制服をもらって、基地に潜入。核弾頭搭載のガンダム試作2号機を強奪していた。
「な、ならトムどうしたら良いと思う?」
「そんな事聞かないでくださいよ。むしろこっちが聞きたいぐらいなんですよ!! アクアジム3機と、この潜水艦だけでアデン基地を襲撃して生き残るか! クルー全体の命は艦長の采配にかかっているんですよ。しっかりして下さいよ」
いきなり不真面目で怒らないトムが真面目に怒った事に驚いていた。
そんなに怒られたのは、副艦長の件以来だった。
そんな時、警報が鳴り響いた。
「チッ! お説教は後にしますよ艦長!!」
「分かったよ」
艦長室を出ると俺はすぐさまブリッジに向かいトムは、モビルスーツデッキに向かっていった。
「どうした!? 何かあったか!!」
俺はブリッジに戻ると副艦長のラックスが言った。
「大佐殿、敵潜水艦が3隻こちらに向かって来ています!」
「ここで一戦交えたくないんだけどな、ヤレヤレやっこさんも待ってもらえないか・・・・・・」
アデンが近いから敵が出てくるのは、当たり前だけど少ない戦力ぐらいは温存したい。
すごろくはあと半日しないと使えないし
俺は困ってしまっていた。
この状況をどう切り抜ければ良いのかを・・・・・・果たしてまた生き残れるのか
やっぱりK-15さんではない別の人が書いてると思ってるの?
なら本人に聞いてみるがよかろう。