スゴロクガンダム戦記(旧潜水艦)   作:ハトメヒト(ヒットマン)

17 / 46
風邪ひいて書いたので考えがまとまらず書きましたことをお詫び申し上げます。


第15話 特殊病院の激闘

 目の前に敵が現れた。ここまでは良いとしよう……しかしこれはひどい、ひどすぎるよ。――ザクⅠが5機にザクⅡが7機にマゼラ・アタックが3つなんて――これじゃ勝てる気がしない。

 

 「……この状況をどうにかしないと、ひとまず敵の攻撃を躱しつつ、特殊病院に引き返して屋上に置いてあるありったけの武装で蜂の巣にしてやれば良いんだろう……現実的じゃないけど今はこれに賭けるしかない」

 

 そう言っている間にも、敵がこっちに向かって攻撃を仕掛けてきている。俺は、何とかギリギリで躱しつつツインレーザーマシンガンで牽制しつつ特殊病院まで後退した。この間にマゼラ・アタックを3つザクⅠを一機破壊した。

 

 「クソッ! まぐれでも良いから全部当たってくれれば、楽になるんだけど――そうも言ってられない――このままじゃ確実に死ぬ」

 

 急いで屋上に向かってバーニアを吹かし、着地した後にHLVの中にある弾薬や爆薬をありったけ敵にぶつけた。ぶつけた部分は、砂煙が舞って敵は見えなくなったが、恐怖のあまりにありったけのハンドグレネードを敵に向かって投げた。しかし敵機が爆発したのか、それともハンドグレネードの爆発なのか、砂煙が舞っていた為に俺には分からなかった。

 

 「どうなった!? 敵は生きているのか! コマンドガンダム答えてくれ!」

 

 そんな風に叫んでいても、コマンドガンダムは答えない。

 砂煙を見てみると、モノアイが2つ光っていた……そうまだ敵は生きていたのだ。俺は一瞬恐怖した。俺は手元にあったハンドグレネードを敵に向かって投げ込むのと同時に、敵は屋上に向かってザクマシンガンは放った。

 

 しかしザクマシンガンの弾幕は屋上から少し下の方向に当たった。当たった部分から崩落が始まり、特殊病院は少しだけ崩れ去りコマンドガンダムが足を掬われるには十分だった。

 ザクマシンガンが発射されるのと同時に敵に向かって投げたハンドグレネードは、敵に当たり爆発した。一方で崩落して建物内部に、はまったコマンドガンダムは、バーニアを吹かし脱出した。

 

「出られたか……良かった」

 

 そう考えて安心していると上の方でHLVは爆発したが機体にダメージは無かった。ジオンが執拗に狙ったこの特殊病院には、何が有るのか分からなかった。

 

 ぐずぐずしていると敵の増援が来る事も予想出来た為に、急いでコマンドガンダムを使い瓦礫をどかして見ると、地下へと続くシェルターを発見した。爆発の衝撃で半開きになっていた為。中に入るのには苦労しなかった。

 

「何があるんだ一体?」

 

 辺りは真っ暗だったが、懐中電灯をつけて電源を探した。

 

「あったこれかな」

 

 電源と思わしき物をつけてみると、人が一人ぐらい入るカプセルと、見たこともない機体が置かれていた。

 ここから予想出来る事は、この特殊病院は連邦軍の特殊実験施設なんじゃ……? そう考えれば、ジオン軍がここを襲うのも無理はないが、じゃあ何故自分がこの病院に入院していたのか疑問だ。

 そんな事を考えつつ、周りを見渡していると……培養液に入っている胎児を見つけた。

 

 「ここって一体何なんだよ! 無数の胎児やら子供の死体があるって普通じゃない――一体何なんだよ俺はッ! こんな所に入院していたのか胎児やら子供を弄ぶ病院に……」

 

 そんな憤りを感じていたが、コマンドガンダムに乗り込むと機体とカプセルを後に取りに来ることに決めて、港へと進んだ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。