スゴロクガンダム戦記(旧潜水艦)   作:ハトメヒト(ヒットマン)

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第3章 ささやかな日常
第21話 久しぶりの潜水艦 (作:鷹(タカ)さん)


「ゴホッ、ゴホッ、何を・・・聞きたい・・・、ゴホッ、ゴホッ」

 

くそっ、殴られてばかりで、うまく話せない。

 

「貴様ら連邦軍について知ってることを話せばすぐにでも楽にしてやる。はやく話した方が身のためだと思うけどな」

 

んなこと言われても、憑依してこの世界にきた俺が、連邦軍のことなんか知ってるわけないだろ!と言ったところで聞く耳を持たない。そんなことを考えている間にもジオン軍の奴らは容赦なく殴ってくる。俺をサンドバックみたいにして。どうやら、俺には殴られ続けることしかできないみたいだ。

 

どれくらい殴られ続けただろうか。30分は殴られたかな。ジオン軍のやつらも根負けして出て行ったみたいだ。

 

「ぐわぁッーーー、アーー、アー」

 

突然、いままで感じたことのないような激痛が、どこからきてるのかもわからないくらいの激痛が走る。

 

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

気づくとそこはジムのコクピットの中で、ラックスが操縦をしていた。

 

「大佐殿、大丈夫ですか?息遣いが荒いですけど。悪い夢でも見てたんですか?」

 

「まあ……そんなところだ」

 

そいえば、何か視界が狭いと思ったら、左目を失っていたんだ。

 

「やはり、私の助けが遅かったばかりに嫌な思いさせてしまい、申し訳ありません」

 

「気にするな……それより、左目の視力が奪われてしまったみたいなんだ。かっこいい眼帯でも用意しておいてくれないか?」

 

「えー、左目が見えないんですか!」

「うん、まあ」

 

「そうですか。では、眼帯の方は準備しておきます」

 

「それと、出来れば独眼りゅ……いやなんでもない」

 

ラックスが政宗なんか知ってるわけないよな。独眼竜政宗みたいな眼帯と言ってもわかるはずがない。

 

「今、なにか言いかけたようですけど、私にできることならなんでもしますから、遠慮なく仰ってください、大佐殿!」

 

「ありがとう。だが、なんでもない。それより、操縦に集中しろ」

 

「はい。分かりました」

 

10分後、俺たちはようやく潜水艦に戻った。最初に出迎えてくれたのは副官のザバスだった。

 

「艦長、副艦長、お帰りなさい!」

 

「またしても、迷惑をかけたな」

 

「大佐殿、まだお疲れでしょうから休んだ方がよろしいのでは?」

 

「そうだな。それでは少し休んでくるとするか」

 

「はい、潜水艦はその間お任せください!」

 

「頼んだ」

 

ラックスとザバスの敬礼をうけ、自分も敬礼をして、艦長室に戻ることにした。

 

「ふぅー、久しぶりに艦長用の椅子に座った」

 

正直、何日潜水艦を離れていたのかよく覚えていない。それくらいにいろいろあり過ぎた日々、激動の日々だった。そして、左目と右足を失った。だが、こっちのほうが風格はあるだろうから、まあ良しとしよう。それにしても、艦長用の椅子はこんなにも座り心地が悪かったのか?・・・どうでもいいか!

それから、ジムを呼び出すコントローラを3回出現することができたよな。

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